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真珠湾攻撃 戦闘機隊の訓練

 真珠湾攻撃に向けて、鹿児島湾を真珠湾に見立てて訓練を行ったというのは有名な話ですが、それを調べてゆくと、「艦攻隊の雷撃」の話を扱った書籍やウェブサイトばかりで戦闘機隊や艦爆隊がどこで訓練をしたのか、どのような訓練をしたのかという資料がなかなか見つかりません。特に戦闘機隊について訓練場所・訓練内容等の詳しい事が分かれば教えてください。

A 回答 (2件)

 雷撃隊の鹿児島湾での訓練が有名なのは、ご存知の通り浅海面での雷撃ってのが前代未聞の攻撃法であったため、侵入方法や魚雷投下タイミングなど、真珠湾に似ている地形でのシミュレーションが必要不可欠だったからですよね。

要はこのときの雷撃は非常に特殊性があったと。
 それに対して戦闘機隊や爆撃隊は基本的に地形なんぞは関係ありませんので、極めて普通の訓練で事足りたはずです。燃料のことを考えれば自分の基地の上空が一番いいわけですので、そのあたりでやっていたようですね。また戦闘機の訓練については航法・発着艦・戦闘が中心だと思いますが、戦闘については模擬空戦が盛んに行われていたようですよ。
 訓練場所がどうのこうのってのは、民間機が頻繁に飛び交う時代の影響だと思います。ましてや当時は軍に優先権がありましたので、訓練空域なんかは比較的自由だったみたいですね。
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この回答へのお礼

 ご教授ありがとうございます。やはり空戦や爆撃などは日華事変で十分経験済みで、さらなる技能向上と、新人訓練で特に真新しいものはなかったのかもしれませんね。

お礼日時:2010/04/06 12:59

漫談ですが、



戦闘機は、中国大陸で実戦を経験しています。急降下爆撃機も同様です。急降下爆撃機は、アメリカの砲艦を撃沈したこともあります(パナイ号事件)。この時は日本側がアメリカ側に謝罪し、賠償をしています。
ただ、単座の零戦は航法に困難があったので、クルシー式無線帰投方位測定器を使って、目的地にたどりつくための訓練を、部隊でしたそうです。

雷撃機だけは、経験がなかったはずです。なので、鹿児島湾で訓練をした話が、後の大成功も手伝って、よく知られているのでしょう。
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この回答へのお礼

 有名なパナイ号事件ですね。血飛沫の跡が残る写真が脳裏に焼き付いております。確かにパナイ号事件など調べると、真珠湾構想以前に海軍航空隊は相当の技倆を持っていたようですね。

お礼日時:2010/04/06 13:01

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