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例えば今日、誰かが面白がって黒曜石を割って打製石器のような形にして土に埋めておいたとします。それを後日考古学者が発見した場合、どうして石器時代のものではないと分かるのでしょうか。

A 回答 (3件)

黒曜石を使った石器の場合、黒曜石水和法(黒曜石は劈開面が露出して水和が始まり、この水和速度で年代を判定する)で直接年代測定が可能です。

同様の原理で他の鉱物で構成された石器への適用方法が考案される可能性はありますが、今のところは、黒曜石だけです。
http://ao.jpn.org/kuroshio/kenkyudoko.htm

黒曜石以外の打製石器、磨製石器に対しては有効な年代測定法がありません(おそらく今後も無理でしょう)。これらの年代を推定する場合、通常は出土した層の地質学的年代、または、同時に発掘された土器や人骨、獣骨、貝殻などを考古学的年代測定法(C14や熱ルミネッセンスなど)で得られた年代を適用します。

なお、C14法は生物起源のものにしか使えませんから、石器には適用不可能です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
おおお、そうだったのですね。黒曜石水和法という測定の仕方があるのですね。他の石器については測定方法がないというのは衝撃でした。勉強させてもらいました。

お礼日時:2010/05/15 12:39

はじめまして。



自分は日本史が得意だったのでよく覚えていますが、

現在、発掘されている発掘物は科学的に何年前のモノ
と決定しているって書かれていました。

その方法は炭素測定法というものだったと思います。

詳しくはインターネットで検索するか日本史の教科書の最初の
ページを見ればすぐにわかると思います。

だから、旧石器時代と思われる地層にそれらしき石のかけらを
埋めておいたとしても、

それが旧石器時代のものじゃないことは少し調べれば分かるみたいですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/05/15 12:39

その石器のある地層によって判断することになるでしょう。


で、もしも後から埋めた場合、その痕跡が残りますから、石器時代のものではない、と判断は可能です。
また、今作ったものと古いものは石器でも見分けることは断面の変化などで可能でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。なるほど、断片の変化を科学的に調査して大体の年数が分かるものなんですね。

お礼日時:2010/05/15 12:35

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