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アモキサンとドグマチール(スルピリド)について質問です。

こんにちは。はじめまして。
今現在私は働きながら、精神科に通院しています。
診断名は社会不安障害、適応障害、不眠症です。

昨日、主治医のもとに診断を受けに行ったのですが、
私の調子がいまいちよくないということで
アモキサンを増量するか先生も悩まれたうえ、ドグマチール(スルピリド)が追加されました。
(ドグマチールは過去にも服用していたことはあります)

今飲んでいる抗うつ薬は
ルボックス50mg、アモキサン25mg、ドグマチール200mgです。

ここで質問なんですが、アモキサンもドグマチールもドーパミンに作用するお薬ですよね。
ドグマチールは低用量ではドーパミンを増加させ、高容量ではドーパミンを遮断する
作用があると聞きます。

私の処方の200mgはどの程度の量なのでしょうか?(低、中、高容量)
また、主治医の先生はどのような作用を狙ってドグマチールを追加されたと思われますか?

ドーパミンが遮断されるとアモキサンの効果と矛盾する気がするのですが・・・

どなたか教えて頂けますか。

A 回答 (4件)

補足ありがとうございました。


>エビリファイではなく、ドグマチールも同じ働きをすると主治医から説明を受けました。

:随分,変な事を言う主治医ですね。
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10014784464.html
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10017041594.html
ドグマチールは,ほぼ純粋にD2受容体を選択的に遮断する薬です。
フランスで開発され,日本で1973年に発売されたけど,この当時部分的アゴニストとか部分的アンタゴニストなどを作る技術はなくてエビリファイが最初の物です。
アメリカでは認可されないけど,日本の精神科医がやたらと好きです。

>ルボックス、アモキサン、ドグマチールはどれくらいの比がよろしいと思われますか?
当方中程度の社会不安です。しかしながら、最近主治医は適応障害による変調が大きいと診断しています。

:完全に治療反応性を予測するのは,難しいけど社会不安障害(SAD)に保険適応が通っている,ルボックスを150mgまで増やしてはどうでしょう。
もし4-6週間使用して,ルボックスが効かなかったら,それを諦めて漸減・中止し,アモキサンを150mgぐらいまで増やしたら良いと思います。
ドグマチールは,あまりかっていないので,漸減中止でも良いと思います。
もちろん,ルボックスでダメなら,パキシルやジェイゾロフト,SNRIのトレドミンやサインバルタ(新薬),NaSSAのレメロンを試す考えもあるでしょう。
でも,新規抗うつ薬に当たるより,三環系から探す方が確実と思います。
適応障害と言う病名だと,ちゃんとした治療ガイドラインがないので困ります。ふつうにSADとうつ病でないのと言う気になります。

ただ,ルボックスとアモキサンとドグマチールを変なカクテルのように,配合するのは気が進まないです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

おかげで解決いたしました。

お礼日時:2010/05/13 10:20

アモキサンの主作用は,ノルアドレナリン再取り込み阻害作用>>セロトニン再取り込み阻害作用ですが,ドーパミンD2受容体遮断作用を持っています。


一方,ドグマチールは,少量では抗うつ薬,大量では抗精神病薬なのですが,その薬理作用は,ドーパミンD2受容体遮断作用です。

ルボックスは150mg近くまで増やさないと効かない可能性があります。
アモキサン25mgも最少量で75-150mgくらいにしないと効かないかもしれません。

ドグマチールは150-600mgで抗うつ作用 なのですけど,150mgを使う先生が大多数です。一応使用範囲には入っていますが,これだけ大目です。

>ドグマチールは低用量ではドーパミンを増加させ、高容量ではドーパミンを遮断する
作用があると聞きます。

:これは,エビリファイの話を間違えて聞いたのでしょう。
エビリファイは体内のド-パミンが少ない時は,ドーパミンの代わりに働き,ドーパミンが多い時はそれを抑制するように働くのです。

「具体的には、ドパミン作動性神経伝達が過剰活動状態の場合には、ドパミンD2受容体のアンタゴニスト(拮抗薬)として作用し、ドパミン作動性神経伝達が低下している場合には、ドパミンD2受容体のアゴニスト(作動薬)として作用する。このような薬剤を、部分アゴニスト(パーシャルアゴニスト)と呼ぶ。その結果、脳内でドパミンが大量に放出されているときには抑制的に働き、ドパミンが少量しか放出されていないときには刺激する方向で作用することになる。このようにドパミン作動性神経伝達を安定化する働きをすることから、本薬は「ドパミン・システム・スタビライザ―」(DSS)と称されているのである。」

従って,ドグマチールとアモキサンは同じドーパミンD2受容体遮断作用ですから矛盾しません。
ドグマチールは,ルボックス,アモキサンに比べてやや多めです。

この回答への補足

詳しいご回答ありがとうございます。

エビリファイではなく、ドグマチールも同じ働きをすると主治医から説明を受けました。

ルボックス、アモキサン、ドグマチールはどれくらいの比がよろしいと思われますか?

当方中程度の社会不安です。しかしながら、最近主治医は適応障害による変調が大きいと診断しています。

よろしくお願いします。

補足日時:2010/05/07 21:53
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あなたの処方はウツの典型的な処方です。


しかし、ぶっちゃけ、ウツって個人個人みんな違うのです。
イミプラミンのように誰にでも効く薬はひどい副作用があります。
また、抗うつ剤としてスルピリドを処方する国は日本だけと言われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ウツですか・・・
主治医には鬱ではないと言われているんですがね。。
抑うつ症状なんだと思います。

お礼日時:2010/05/07 16:05

こんにちは



>診断名は社会不安障害、適応障害、不眠症です。
社会不安障害に付随する二次的障害として
抑うつ症状や睡眠障害が起こってるのでは?

>ルボックス50mg、アモキサン25mg、ドグマチール200mgです。
社会不安障害(SAD)の治療薬として
坑うつ剤の選択的セロトニン再取り込み阻止薬(SSRI)が
第一選択薬として用いられます。
http://www.sad-net.jp/#
ルボックスはそのSSRIです。
主に強迫障害の治療薬として用いられます。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179039 …
SADにはパキシル、ジェイゾロフトを用いる医師が多いと聞きます。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179041 …
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179046 …

>アモキサンもドグマチールもドーパミンに作用するお薬ですよね。
アモキサンは三環系の第二世代と呼ばれる坑うつ剤で
セロトニンとノルアドレナリンの再取り込み阻止作用で
ドパミンには作用にあまり関連していません。
通称アッパー系とも呼ばれています。
http://www.interq.or.jp/ox/dwm/se/se11/se1179001 …
余談ですが、坑うつ剤SSRIとは併用注意となっており
慎重に投与が求められています。
尚、ノルアドレナリンは意欲や気分を晴れやかにするよりも、興奮に関する作用が強いです。
各不安障害には、ノルアドレナリンが作用すると、症状が憎悪する事があるとされています。
http://www.sad-info.net/qa.html

>ドグマチールは低用量ではドーパミンを増加させ、高容量ではドーパミンを遮断する作用があると聞きます。
スルピリドは元々は胃潰瘍治療薬として開発されました。
その後、坑うつ効果や統合失調症の陽性作用に効果が有る事が判り
向精神薬として認められました。
働きは強力な抗ドパミン作用(特D2受容体)でドパミンが働くのを
抑制するのが主だと思います。
2. 統合失調症、うつ病・うつ状態
(1) 強力な抗ドパミン作用(ラット)を有し、他の生体アミン抑制作用(ラット)をほとんど示さない12)~14)。
(2) イミプラミンでみられるラットでの生体アミンの神経終末への取り込み抑制作用を示さないが、サルでのレセルピン拮抗作用及び嗅球除去ラットでのmuricide behavior(同一ケージ内に入れたマウスをかみ殺す行動)抑制作用を示す等、イミプラミンに類似した作用を示す15)~19)。
(3) クロルプロマジンやハロペリドールが強い作用を示すマウスでの麻酔遷延作用を全く示さず13)、眠気、脱力感等の自覚症状(ヒト)はみられない20)。

>私の処方の200mgはどの程度の量なのでしょうか?(低、中、高容量)
うつ病・うつ状態
「スルピリドとして、通常成人1日150~300mgを分割経口投与する。なお年齢、症状により適宜増減するが、1日600mgまで増量することができる。」とありますから多い部類にはいると思います。

>主治医の先生はどのような作用を狙ってドグマチールを追加されたと思われますか?
質問者さんの主訴に基づいて、処方してるとは思いますが
何を改善するのか判らない処方の印象を受けます。
社会不安障害の改善にはノルアドレナリンを強く作用させるのはマイナスだと感じますし
抑うつ障害の改善するのに、副作用が出ないのなら
1つのタイプの坑うつ剤の処方量を増量するのが
標準的な治療だと思います。
医師にの処方経験から、複数の坑うつ剤を処方する方いると聞きますが
次から次とタイプの違う坑うつ剤は如何な物かと。
その他に、坑不安剤や睡眠導入剤も処方されていると思いますはずですが・・・・

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

>社会不安障害に付随する二次的障害として
抑うつ症状や睡眠障害が起こってるのでは?

全くもってその通りだと思います。
主治医もそう判断されています。

>SADにはパキシル、ジェイゾロフトを用いる医師が多いと聞きます。

パキシルは離脱が怖いので出してもらっていません。

>質問者さんの主訴に基づいて、処方してるとは思いますが
何を改善するのか判らない処方の印象を受けます。

これはたぶん昨日食欲がないと主訴で訴えたからだと思います。

>社会不安障害の改善にはノルアドレナリンを強く作用させるのはマイナスだと感じますし

そうなんですか?うちの主治医からは全くそう聞かされていませんでした・・・
やる気が起きない。でも、不安感もある。なんか混合型なんですよね。

>抑うつ障害の改善するのに、副作用が出ないのなら
1つのタイプの坑うつ剤の処方量を増量するのが
標準的な治療だと思います。

そうしますとルボックス単剤でMAXまで処方してもらったほうがよろしいでしょうか?

>その他に、坑不安剤や睡眠導入剤も処方されていると思いますはずですが・・・・

安定剤としてレキソタン、不眠関係としてマイスリー、ハルシオン、ロヒプノール、メイラックス、ヒルナミンが出ています。
ぶっちゃけ朝が一番つらいです。これだけ飲んでも中途覚醒したり熟眠感が得られず毎朝鬱です。。
朝起きて会社に行けたらもうその日は半分クリアしているといっても過言ではありません。

補足日時:2010/05/07 16:17
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