人生最悪の忘れ物

数学や理科の問題に著作権はあるのでしょうか?

足し算などは例外ですが、よくできている問題というの
はよくありますよね。古代から受け継がれてきたもの
は別として、例えば、入試で出た問題などは、やはり
その学校に著作権が帰属するのでしょうか?

よく、入試問題集がありますが、あれは全ての学校
から許可を得てるのでしょうか?

例えば、教師が問題集にある問題をそのままコピーせず、
自分で書き写して生徒に配った場合、著作権の侵害と
なるのでしょうか? 少し数値を変えた場合はどうでしょうか?

A 回答 (1件)

著作権法第2条第1号では、「著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。

」と規定されています。
つまり、「創作的に表現」しなくてはならないわけです。
この例として、六法全書などの編集ものの例が分かりやすいでしょう。
個々の法律は、著作権の保護対象ではありません。しかし、掲載するのに適当な法律を選別し、目次をつけたり、索引をつけたりして六法全書を作りますよね。これを編集といいます。
で、編集されたものは、「創作」性があるということになり(見易さなどに工夫がなされている)、著作権の保護対象となります。
このように、創作性があるかどうかによって、著作権の保護対象となるかが決まるわけです。

ここで、理科や数学の問題についてですが、創作性はあるでしょうか?
「真理」には著作権の保護が及びません。したがって、

-- 問題 --
蛙は○○類である。
上の○○に適当な文字を答えなさい。
-- 問題終わり --

というのが一つあっても、著作権の保護は及ばないと考えられます。しかし、入学試験や中間・期末試験をまとめたものや、特に創作性のある特殊な設問は著作権の保護が及ぶと考えられます。
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この回答へのお礼

数学や理科にはいわゆる「良問」というのがありますよね。
そのような問題には独創的なアイデアが含まれますから、
著作権は保護されそうですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/16 11:32

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