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★東シナ海のガス田なんていらん!

中国が尖閣諸島付近でガス田開発を開始した時に、日本政府はこれに対抗するため日本も尖閣諸島でのガス田掘削をしようと国内民間石油企業に開発を打診しました。が、この要請に応じる民間企業はありませんでした。埋蔵量から判断して採算が取れないからです。要するに、東南アジアや中東から買ったほうが安いので、掘っても売れない、ということです。これではガス田ではなくカス田ですな。

中国は国策としてエネルギーの囲い込みを行なっています。採算が取れようが取れまいが、ガス田だろうがカス田だろうがお構いなし、なりふり構わず世界中からエネルギーを買いあさっています。
このような相手にガス田共同開発を持ちかけたところで無視されて当然ではないでしょうか。相手は日本が単独では掘削できないと足元を見透かしているので、交渉に応じるそぶりは見せても時間稼ぎをするだけで共同開発に応じることはまずないと思います。

日本政府もその辺は十分承知なので、ガス田をめぐる日中交渉も諦めムードが漂っている感がありますが、

みなさんは、日本として東シナ海ガス田問題に対しどのような対応をとることが望ましいと思いますか?

A 回答 (5件)

 東シナ海ガス田について、事実関係をはっきり知らないでコメントする人が多すぎます。



1、この海域のEEZは、日本と中国双方が重複して設定しています。

―日本と中国のEEZが重複することになった経緯―

 EEZなどがなかった時代、日本は近海の漁業資源が減少したため、近代的な大型漁船を使って大西洋のアフリカ沿岸も含めて、世界中の海で漁業を行いました。(日本以外にもノルウェーなど、伝統的漁業国は世界各国の近海で操業していました。) その結果、世界的に特に当時の発展途上国は、自国近海の海産資源を守るためや、盛んになりだした海底油田の採掘権を主張して、200カイリ経済水域や大陸棚の領有権を打ち出し始めました。
 
 中国は、東シナ海に大きな大陸棚を持っており、世界の動きに合わせて、この大陸棚にEEZを設定しました。

 そのような世界の動きに、日本は最後まで抵抗し、基本的にEEZの設定を認めませんでした。

 しかし、世界中の国の大勢がEEZ設置を認める方向となり、成文法の国際法として「国連海洋法」が成立するのが避けられない状況となってしまいました。
 やむを得ず国内法で、200カイリのEEZ設定を行い、中国が先に主張していた東シナ海の大陸棚部分に、重複して日本の権利を設定した後、国連海洋法を批准して、「日本と中国の紛争地」となりました。

2、尖閣諸島周辺の石油開発・東シナ海のガス田開発は、日本単独では経済的に採算に乗りません。

 グーグルアースで見ていただければ分かりますが、沖縄との間には深い海があります。中国本土に向かっては浅い海で、パイプライン敷設が可能です。
 中国との共同開発であれば、洋上には採掘施設のみの建設で済み、採算に乗りますが、日本単独では洋上に貯蔵施設も造らなければならず、採算に乗りません。


3、急速に経済が成長している中国にとって、今現在のエネルギーの確保は最優先課題ですが、低成長・デフレ経済下の日本は、化石燃料を将来活用できる資産として保存するほうが得と考えています。

 ですから、日本の貿易相手国第一位となった中国相手に、理不尽なまでの引き延ばし工作をするのは得策とは言えず、中国側の「今すぐにでも開発したい」という立場を踏まえて、理の通る範囲での引き延ばしを図りつつ、中国側から好条件を引き出したい日本と、引き延ばしを図るなら、「単独開発」も辞さない態度をちらつかせる中国との、実務交渉の真っ最中です。

 交渉が伸びている現状は、単独開発できない日本側の優位です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2010/07/03 12:36

東シナ海に眠る天然ガスは2000億m3、原油は1000億バレル以上といわれていますが、それでも少ないんですか?


ちなみに世界第2位の産油国であるイラクの原油の推定埋蔵量は1125億バレル。

一番の問題は、この海域が両国の排他的経済水域の主張が重なっていること。
そしてそこに近づけば、中国の軍艦が威嚇をし、日本側としては何もできないこと。
もし本当に1000億バレルの原油が眠っていた時、この水域での中国軍の活動を放置していれば、
そのまま中国の排他的経済水域の主張が事実上通ってしまい、全て取られてしまう。
つまり竹島と同じ運命をたどるわけだ。

また日中交渉の諦めムードは鳩山のせいだろ。五分五分で交渉し大枠を決めた故中川氏の功績を無にし、
簡単に安売りしたのはあのアホウじゃないか。これで持ち株会社を作っても資本比率はたった3分の1。
諦めムードはそれが原因だろ。
国際社会で意見を通すには、軍事力で脅迫するか、外交努力で主張を通すか、どちらかしかない。
経済性だけで国益が左右されるような簡単な問題ではない。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2010/07/03 12:37

>日本として東シナ海ガス田問題に対しどのような対応をとることが望ましいと思いますか?



北方領土も気長に交渉を続けること自体が大事ですね。

私はロシアが日本に返すわけは無いと思います。

でも絶対に諦めない姿勢こそが大事なのです。


中国だってガスが大して埋蔵されていない事は承知でしょう。

欲しいのは領土です。

日本がガス田問題を放置したままにしておけば沖縄近くまで迫って来るのは間違いありません。

とにかく執拗に食い下がる事が必要です。
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実際にガス田に価値があるかないかではなく、領海侵犯の問題だと思います。



中国としてはガス田用に何か立ててしまえば勝ち! 国際法上どうであろうと、ここは中国の領土だった言うでしょう。 そして未来永劫二度と返ってきません。 竹島問題は相手が韓国に変わっただけで同様です。 

日本の対応は弱腰過ぎます。 日本が逆に中国の土地に同じことをしたら、軍艦くらいは出てくるでしょうし、メディアと通じて国内外痛烈に批判するでしょう。 日本が謝ったら賠償請求ももちろんしてくるでしょう。

戦争をしろとはいいませんが、相手は歴史上国際法を無視しまくってきている中国です。本来威嚇は必要でしょう。 話し合いなんて通じません。 

使わないお金でも、自分の財布から他人にお金をあげるようなお金は1円でもないはずです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2010/07/03 12:36

海上自衛隊を出動させて、中国の油田を木っ端微塵にしてやるべきです。


中国を追い払ってから、日本側で油田開発したらいいと思います。
領土問題は、譲ってはいけません。
竹島しかり、北方領土しかり。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2010/07/03 12:36

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