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錯化していないEDTAのpH7での水溶液中のY4-濃度分率は10-3.3である。EDTAの全濃度が0.010M、Caの全濃度が10-3.0M,pH7であるような水溶液中のCa2+濃度はいくらか。Ca-EDTA錯体の安定度定数はlogK=10.7とする。という問題なのですがまったく手も足も出ないのでどなたか教えてください。お願いします。

A 回答 (1件)

安定度定数については、このカテゴリーの質問No.560353「安定度定数」(5月29日)に説明されているので、参照して下さい。

この質問のMg2+をCa2+に置き換えれば、hiro-5さんのご質問と同じになります。
EDTAには4個のカルボキシル基と2個のNがあって、これが上下前後左右から2価金属を取り囲む形になって、錯体を形成します。(↓のサイトを参照して下さい。)
EDTAから4個のカルボキシル基の水素H+をすべて除いた残りの部分をY4-で表わします。
さて、ご質問の場合の反応式は、

Ca2+ + Y4- ⇔ CaY2-

となって、この反応の安定度定数Kが
log K = 10.7 つまり K = 10~10.7

Kの定義から

K = [CaY2-]/{[Ca2+]*[Y4-]}

Ca全濃度 = [CaY2-]+[Ca2+] = 10^(-3.0)
EDTA全濃度 = [CaY2-]+[Y4-] = 0.010
Y4-の濃度分率から [Y4-] = 0.010*10^(-3.3)

与えられた条件を全部式で表わしたら、こうなると思います。
これを代入すれば[Ca2+]の値が出ないでしょうか?
もし間違っていたら、ごめんなさい。

参考URL:http://www.bj.wakwak.com/~discus/Taikou/science1 …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2003/07/12 16:33

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