【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

日本が右傾化しているというのは本当なんでしょうか?

A 回答 (6件)

右傾化した人々が増えているのは事実です。



喉元過ぎればなんとやらで、戦争の記憶が薄れてきていることと、先の戦争を美化して捉える考え(修正主義史観)が台頭してきた為であるといえます。
価値観は時代と共に変わる物であるので、記憶が薄れて新しい考えが台頭すること自体は自然な流れといえます。が、問題はその「中身」です。

いうまでも無く、既存の歴史認識を修正してゆくという事は並大抵の努力では出来ません。既存の歴史認識を裏付ける史実が揃っている中で修正してゆくには、新しい史実を発見して新たな認識を造る以外に方法はありません。
しかしながら、実際の修正主義史観(自衛戦争論、大虐殺まぼろし論、米による真珠湾陰謀説などなど)は都合の悪い史実は無視したり、ひどい場合には史実を捏造するなどして新たな認識を作り出そうとしているものばかりで、私自身まともな論には出会った事がありません。

というように修正主義史観の内容は非常にお粗末な物ばかりなのですが、その割にここまで台頭している理由は、受け入れる側に問題があるといえます。
修正主義の考えを抵抗も無く受け入れてしまう人々は、マンガ、アニメ、ゲーム、映画などの影響を受けて育った世代に多いようです。こういったフィクションの世界では戦争を美化して描くのが普通であるため、戦争を美化する修正主義の考えを受け入れやすいという土壌があるためだといえます。
また、彼らの多くは修正される前の歴史さえ十分認識していないため、その論を簡単に否定してしまうような有名な史実があることさえ知らずに受け入れてしまうのだともいえます。

そこここの掲示板などを眺めていると、こういった「歪んだ歴史認識」に基づく「歪んだ愛国心」をもつ人々が増えてきていることを実感します。
また、彼らはよく再軍備化論や核武装論など威勢のよい事を好んで論じますが、それに伴う諸問題の解決策は何も示せません。論として破綻しながらも決して論を捨てようとしない、というのも特徴の一つです。恐らく彼らは、自分がマンガか映画の主人公になって「戦争ごっこ」がしてみたいだけに過ぎず、そのことに本人も気付いていないのではないでしょうか。

こういった「歪んだ愛国心」を持つ人々は、施政者側にとってはいざという時に最も躍らせやすい人種であり、また、彼らも踊らされて自らに与えられた国民の権利を放棄しかねません。
つまり一般国民にとっては非常に危うい存在であるといえます。
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この回答へのお礼

真っ当な回答をありがとうございました。

>そこここの掲示板などを眺めていると、こういった「歪んだ歴史認識」に基づく
>「歪んだ愛国心」をもつ人々が増えてきていることを実感します。

そんな人達はようするに、
勉強が足りない。
歪んだメデイア・歪んだ知識人の垂れ流す情報を鵜呑みにしている。
ということなんでしょうね。

お礼日時:2003/07/15 12:00

法的・倫理的・道徳的に右傾化することは当然であって良い事だと思っております。


マクロ経済的にはアメリカン・グローバリズムの意味があって個人としてはマズイですね。 もっともマルクスの予言がこの後に、どういう実現の仕方をするものなのか興味深いものがあります。 予言は単なる幻想であると考える人もいるようですが。
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この回答へのお礼

ありがと。

お礼日時:2003/07/15 12:27

 確かに右傾化していると思います。

最近、国が個人の生活に介入する度合いや、国民の国家意識が高まりつつあることを感じます。また、美しい日本語論を筆頭に、国粋主義的な不気味な空気も強まりつつあります。言葉は、常に時代とともに変化するものです。この美しい日本語、という言葉の影には、実は標準語を基礎としていて、実質的に特殊な文法を用いる各地方の方言を排斥するという側面を持っています(方言によっては、標準語と異なる文法を用います。たとえば、ら抜き言葉ですが、あれは一部地方の方言では元々そういう使い方をします。つまり、文法上の誤りではないのです)。つまり、方言の排斥と更なる文化の均質性をもたらすだけで、地方分権を目指す時代の流れに完全に逆行しています。薄気味悪い限りです。
 結局、他の方達と同じような回答になりますが、日本では健全な中道勢力が育たなかったために現在のような状態になってしまったと思います。今、日本で中道を称している勢力のほとんどは、実態は保守派です。自民党と袂を分かった人達が中道といっているに過ぎません。残念ながら、彼らでは自民党との対抗勢力になることは難しいでしょう。そもそも、明確な違いがないわけですし。
 更に言いますと、国民皆保険制度も、年金制度も、本来、左翼的な制度であるにもかかわらず、ほとんどの人達はその事実すら知らないという現実があります。自分達の生活が左よりの政策に支えられているからこそ、快適に過ごせているという実感がない。これが問題です。
 小泉政権が改革を進め、国民皆保険制度をはじめとした左翼的な制度が次々と消失し、自分達の生活が苦しい状態に追い込まれない限り、今の右傾化の嵐は続くと思います。
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この回答へのお礼

真っ当な回答をありがとうございました。

お礼日時:2003/07/15 11:54

左翼の大元締めであったソ連が崩壊したから、当然の結果ですね。



もう一つは政権与党を批判するばかりで、何一つプラスの
結果を残せなかった左翼(旧社会党(現社民党)、共産党)
の無能さが原因です。

自分たちの勢力が衰退しているから、右傾化といって事態を
誤魔化そうとしています。
そんなヒマがあったら、もっと現実思考に立ち返って、まとも
な政策を掲げればいいのです。

実現性のない理想論ばかりを唱えていてきた、当然の結果
かと言えます。
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この回答へのお礼

ありがとう。

お礼日時:2003/07/15 12:27

これは日本だけのことではありません。

戦後というよりも、ロシア革命後、世界を共産イデオロギーというものが席巻しました。枢軸対連合の対立やデタントなどの紆余曲折があるものの、世界が共産イデオロギーに取り憑かれていたことは事実です。

これが冷戦崩壊による共産圏の崩壊によって、その支柱を失ったわけです。これにより共産イデオロギーは急速に影を潜めました。

するとそこには民族対立や宗教対立などといったものが見えてきたのです。これは見えてきたのであって、新たに起こったのではありません。

いわば共産イデオロギーを支持するも、敵対視するも、その構図に捕らわれて本来の姿が見えていなかったというわけです。

つまり世界がまともになったということですね。
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この回答へのお礼

ありがとう。

お礼日時:2003/07/15 12:26

ある意味ではその通りだと思います。


逆に戦後の日本は大戦でアジア諸国に迷惑をかけた
という贖罪感を持つことが良い事とされ、とりわけ
中国、韓国(北朝鮮)との外交において相手が
優位に立つために強要されてきました。現在に至るまで、
国内でもマスコミ言論人が積極的にこれを支持するため
教科書問題とか、首相の靖国神社参拝を殊更隣国に報告し
問題化することを良しとするマスコミ風潮があります。

昨年の北朝鮮拉致問題が明るみに出たことも誘引し
国民が何かおかしいんじゃないかと気付き始めたのです。

前の状態が左傾化していたので対比として右傾化と表現
されるようになりましたが、
普通の独立国に成り始めたという事だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとう。

お礼日時:2003/07/15 12:26

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