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ケト‐エノール互変異性とNMRスペクトルについて

ある文献で1,3-ペンタンジオンの5位に酢酸基がついた構造のNMRスペクトルが出てくるのですが、重メタノール中ではエノール型、重クロロホルム中ではβジケトン型にほぼ完全にわかれます。

普通このようなケト‐エノール互変異性体は、エノールのOHと酢酸基のC=O部分とが水素結合をして、エノール型のみ存在すると思うのですが、重クロロホルム中でなぜβジケトン型のみ存在するのでしょうか。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

この様な互変異性(この場合はプロトトロピー)をnmrで観測する場合、あくまで混合物の時間平均が求まります。


ですから、身も蓋もないですが重クロ中ではβジケトン型が「安定なんだろうなー」と考えるしかありません。
「なぜか」の理由は、あなた自身が考えるのです。
一般的な常識と違う結果が得られたときが「研究」の始まりです。
一般則は「教科書」に書いてある事実でしかないのです。
常識と違う結果こそが大事なのです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

疑問が出たとき納得のいく理由を考られるようさらに精進したいと思います。

お礼日時:2010/06/27 10:45

そもそも「1,3-ペンタンジオンの5位に酢酸基がついた構造」というのが意味不明です。

酢酸基などというものはありませんから。
また、溶媒が変わればケトーエノールの割合は変化します。しかし、元の構造がわからなければ議論のしようがありません。

この回答への補足

すみません。CH3COOがついています。CH3COO-(マイナス)を酢酸イオンと呼ぶので酢酸基でいいと思っていました。せっかく閲覧していただいているのに間違った表現申し訳ありません。(><)

補足日時:2010/06/27 19:43
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