アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日露戦争 新聞で作った絵巻ーどこに寄付すべき?

昔、祖先の誰かが作ったという以下のような巻物が実家にあります。段ボールにいれてしまってある状態が勿体ないのでできるならどこかに寄付したい、と(両親が)考え中です。
ネットで見るとこのような資料がある図書館、資料館など複数見られるため、どういったところが一番良いのか(一番有効に使ってもらえそうか)ご存じでしたら教えていただけませんか?

なお、できれば資料が日の目を見るところ(喜んで貰ってもらえそうなところ)希望です。(日露戦争に関して一番有名な資料館でも、同様の資料が沢山あって倉庫につまれるだけよりも、という意味です)

あまり歴史に詳しくなく、そもそもどの程度の価値があるのか、等わかりませんが、せっかくご先祖様がきれいに作成して今まで代々残してきたものなので、もっと誰かの役に立つ形で保管できたら、と思っています。


物は:
段ボール1箱分(10本ほど?)の絵巻ー日露戦争の頃の新聞切り抜きをきれいに絵巻上にしたもの
(絵巻1本は約30cm×数m
時代とともに紙の色が黄色く変色したりしていますが、その他状態は良い
昔、地元(京都)の大丸などの催事に貸し出したことがあるらしく、2通ほどの筆でかかれた感謝状が
同じ段ボールに入っていました

A 回答 (8件)

こんにちは。


私は、15年余り「市立博物館建設委員」をしてきました。
展示資料の分析や展示方法についても議論を交わした一人です。

>>できれば資料が日の目を見るところ(喜んで貰ってもらえそうなところ)希望です。

まず、あなたの思い入れは十分分かります。
ただし、次の点に注意してください。

(1)「新聞の切り抜き」という点から見て、通常に「常設展示」では、資料が「色あせて」しまいます。
現存する資料は、ダンボール箱に入っているので、状態は良いのかもしれませんが、新聞紙のように長時間陽の目に当てると、変色したりするものは、「常設展示」はできません。

(2)書画骨董でも、常設展示には、それ相応の「温度」「湿度」「ライトの加減」等が加味されて、常設展示に耐えられるかどうかが調査されます。

(3)あなたのおっしゃる資料も「変色」が進んでいると言われていますが、「変色」などとなると、個人の所有で個人的に「変色」した場合は、個人に責任がありますが、博物館などで所有しての「変色」などが起きると資料としての「価値」が落ちますし、博物館などの責任にもなります。従って、「変色」を少なくするためには、博物館などの「温度」「湿度」などが一定に保たれた「収蔵庫」で保管をせざるを得ません。

(4)また、多くの方が、博物館に寄贈される場合がありますが、その人々も常に「常設展示」をして欲しいと願って持ち込まれるケースがほとんどです。

(5)しかし、先にも述べた通り、管理が難しい場合は「企画展」で、いわゆる、期間限定で皆さんに見ていただくしかありません。

以上の点から考えますと、大変厳しいようですが、新聞紙の切り貼りでは「変色」が著しく、いずれは、文字も読めなくなってしまう可能性が「大」ですので「常設展示」には向きません。
さらに、昨今の新聞紙と違い、明治時代などの紙質になると、常設展示では、もっと、「変色」の速度は速まる可能性があります。
ただし、「企画展」などで一時的に皆さんに紹介できる可能性はあります。

寄贈先としては、次のサイトなどに連絡してみてはいかがでしょうか。

http://www.wayo.ac.jp/guide/museum/exhibition/la …

http://www.nichiro.org/hp/090523/top/index.shtml

後は、博物館や資料館ですが、その内容にもよります。
ある特定の地域に重点を置いて書かれた記事を収集してものであれば、地域の博物館や資料館。
あるいは、県立博物館や県立資料館などへ。

通常の全国版であれば、上記サイトなどに当たってみてはいかがでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詳しくまた、ご経験に基づいたご意見ありがとうございました。
大変参考になります。

変色を避けるために常時展示できないとの旨、納得いたしました。
最終的には頻度は少なくても企画展の中ででも日の目を見させていただけるところに。。と思っています。
せっかくご先祖さまが作られた結構きれいな(量的にもたくさんある)絵巻が1家族の部屋の片隅で段ボールに入れられているままは申し訳ない気がするので、
今までよりは世の中のお役に立てる状態・作り手本人も喜びそうなところに寄贈したいと考えています。


具体的にリンクまでありがとうございました。
大阪・京都付近の地元の博物館、資料館もあたってみたいと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/18 20:10

まず、変色など劣化は遅くともかならず進むので、


スキャンしてデジダルに保存することをお勧めします。
膨大というほどの手間ではないでしょう。

実物はテレビ東京の「なんでも鑑定団」に応募したらどうでしょうか。
テレビ的に面白みがあれば採用されるので可能性はかなりあります。
それで寄付先か買い手がみつかるかもしれません。
応募する際もスキャンデータが必要です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>「なんでも鑑定団」
売るつもりはなかったので、検討していなかったですが、ありがとうございます。

>スキャン
薄い新聞紙ですし、そうですね。。ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/24 14:20

#6です。



推測ですが、ご先祖さまが大事に切り抜きされていたと
いうのは、あるいは縁者に戦地へ向かわれたような方が
いらっしゃったのではないでしょうか。

新聞記事の一報一報が、日本のため尽力されたその方への
誇りを形に残したいという思いがあったのではないでしょうか。

資料価値というものは、客観的評価などできません。
ご当家にとっては、何物にも代えがたい宝であるはずです。


世の中のために使いたいという志も尊いと思います。
よい引き受け先がみつかると良いですね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>ご当家にとっては、何物にも代えがたい宝であるはずです。
ごもっともだと思います。
ただ、今回の場合は父親の実家で間違って捨てられそう無きがして父が引き取り、このまま段ボールに入れてマンションにしまっておいても仕方ないので、どこか探してくれないか?ということで
動いています。

ですので当初の投稿どおりどこかに寄贈する方向で検討したいと思います。

いずれにせよご回答ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/19 14:53

あてづっぽうでスミません。



今春から放送のはじまった『坂の上の雲』というテレビ番組をご存じでしょうか。
司馬遼太郎さんの原作をもとにした日露戦争前後のお話ですが、

主人公たちの郷里である松山市に「坂の上の雲ミュージアム」という博物館が
できています。 ご相談されてみてはいかがでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>「坂の上の雲ミュージアム」
ここは全く見ていませんでした。情報ありがとうございます!
他の方のご意見も参考に、順番を決めて問い合わせしていこうと思います。

お礼日時:2010/07/19 14:51

こんにちは。


bungetsuです。

申しわすれました。

後、重要なことは、「資料的価値」があるかが問題になってきます。

例えば、
(1)書画にしても、金粉を使って綺麗に出来上がっている・・・としても、無名の作家では、相手にされません。

(2)刀剣などにしても、我が家に代々伝わる・・・と言われても、無名の作であると、博物館などでは受け取りますが、展示されることはありません。

(3)あなたの日露戦争の新聞の切り抜きにしても、日露戦争の最中は、極端に言えば、毎日毎日、新聞全体が日露戦争の記事であった可能性があります。と、なると、その一部を切り抜いたからと言って、大変厳しい苦言ですが、「一個人の趣味」でしかなく、果たして「歴史的価値」があるかが問題です。

(4)ただ単に、「綺麗だから」とか「面白いから」だけでは、「資料的価値」は薄いかもしれません。

(5)博物館や資料館で展示される物は、その時代を象徴する「資料的、歴史的な価値」のあるものに限られます。

(6)新聞などですと、新聞社はもちろんのこと、図書館などでも、その当時の新聞は見ることができます。つまり、発行された新聞は、全部保管されていますので、いつでも自由に見ることができます。

さて、あなたの切り抜きは「資料的価値」があるのでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>重要なことは、「資料的価値」があるかが問題になってきます。
ごもっともなことだと思います。

>(6)新聞などですと、新聞社はもちろんのこと、図書館などでも、その当時の新聞は見ることができます
図書館はわかりませんでしたが新聞社はそうかな。。とは思っていました。
詳しい経緯はわかりませんが、過去にデパート(京都の大丸)などの企画に貸し出ししたことがあるようなのでそういった形でもお役に立てれれば、と思ったのですが、
昔と違って今はネットで必要な資料にアクセスしやすいですし、なかなか人目に触れるところに展示してもらえる機会は少ないかもしれないですね。。

よく考えてみようと思います。
かさねがさね、ありがとうございます。

お礼日時:2010/07/19 14:48

 専門家に近い立場から言わせてもらえば、



複製品が普通にあるので、寄付するならば、学校レベルが妥当でしょう

 おそらく県立図書館レベルでは同じ品があるでしょうし、市町村レベルでも存在する資料。
ただし、小中学校レベルならば資料としては価値があるでしょうが・・・

でも、保存の適否からすれば、好事家の教師でもない限りは、引き取り手は居ないかもしれない。

いっそ、オークションでも出せば、好事家が購入するだろうから、それでもいいと思われ。

 日露戦争あたりの記事の切り抜きは好事家が収集している可能性もあるし、逆に好事家が保存していることも多いでしょう。

ちなみに下手すると寄付先から、修復代・裏打費用とか取られる可能性もあるので、寄付名目でお金取られないようにしたほうがいい。
 特に西日本の美術・骨董業界は、そういう詐欺師が横行してるらしい
    • good
    • 0
この回答へのお礼

詐欺の話、ありがとうございます。そういう発想はなかったので一応気をつけたいと思います。
学校。。。そうですね。他の方のご意見も参考に学校も視野にあたってみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2010/07/19 14:45

私は専門家ではありませんので実態は分りませが、貴方の情報によると似たようなものがあちこちの図書館や資料館にあって、倉庫に埋もれてしまいそうだと言うご心配は良く分かりす。



思い付きですが、一先ず貴方の町や隣町など、貴方の周りの図書館などに行ってその試料やその写真などを見せ、どこか興味を持ってくれるところを足で歩いて探してみてはどうですか。余り大きな図書館でなかったら、飾ってくれる可能性が高くなると思います。そして、その時に正直に事情を話して、この段階ではまだ預けるだけで、寄付は出来ない。そして、今後しばらく貴方自身も時間を掛けて、もっと多くの方が見て下さる図書館や資料館で、本当に飾って下さる可能性があるところを探していることもはっきり言う。また、一先ず始めの図書館で飾って頂ければ、他の図書館などに紹介する時の説得力になると思います。

また、そのように足を使って何件か尋ねて行くうちに、前もって考えても見なかった思わぬ解決法を何処かの町の図書館の方が教えてくれる可能性もあります。


そして、その努力にも拘らず、他でも飾って下さる可能性がある図書館などを探すことができなかったら、その段階で、始めの図書館に寄付しても良いのではないですか。また、確約は出来ないが、今後の状況によっては、将来それをその図書館に寄付する可能性もあると言っても良いのではないですか。少なくともそこに飾って頂けたら、既に多くの方に見てもらえるのですから。場合によっては、後になってその図書館の宝に成るかも知れません。

私だったら、断られるのが当たり前だと思いながら、足を使っていろいろ試して、こちらでも気が付かなかった意外な解決法があることを期待してみると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

足で探したら、とのアドバイス、ごもっともだと思います。普段2歳の子供をかかえてフルタイムで働いており、なかなか自由になる時間がないのでできればメールなどでコンタクトして(もちろん写真などもっと詳細をつけて、です)寄付先を探せれば、と考えていました。
他に良い案が思いつかなければ、足で頑張って探そうと思います。
ご丁寧なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2010/07/18 10:08

http://www.j.u-tokyo.ac.jp/lib/meiji/

ここはどうでしょう?
関西ですと
http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/user/tsuchiyr/japa …
この方がそのへんの研究者かな
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます!いろいろ載っているサイトのようなのでよく見てみます。

お礼日時:2010/07/18 10:09

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!