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品質と生産高、コスト削減の重要性

トップページにも出ていましたが日本製品の品質低下が問題になっています。
ここ10年と言われるとおり、品質問題と労働問題はそっくり時期が一致してしまうのは
数を上げるために現場忙殺や安全無視が背景にあるのでしょうか?

先を読まずに生産高優先を考え、事なかれ主義に逃げて内部留保に甘んじている証拠でしょうか?
研究所と生産技術の軋轢は製品そのもの、設備そのもの技術と生産工程の運転過程能力の技術との違いでしょうか?

A 回答 (7件)

人材育成と技術の伝承に問題があります。



多くの企業は『失敗を恐れないチャレンジ精神』を求めますが、
問うの企業自身が失敗を恐れていますし、失敗を受け容れる余裕が著しく狭くなっています。

現在50代以上から団塊世代あたりは、経済が右肩上がりの時期に自分を磨けました。
様々なことを試行錯誤によって、露骨に言えば失敗経験から学べました。

しかし現在は『試行』は奨励されても、それに伴う『錯誤』を受け容れる懐の深さが無くなりました。
また、会社や業界ではなく、社内での自分の立場での判断しかできない人も多く、
結果として、若者が失敗から学ぶ機会が極めて少なくなっているのです。

一方、上記の50代以上の世代は、経験を抽象化・体系化し、言葉で表現する訓練を積んでいないため、
知識を知恵にすること、知恵を言葉で表現する能力が、著しく低いです。
そのため、体系的に言葉で教えることが出来ず、
とりあえずやらせてダメなところを修正するというスタイルの指導しかできません。

これは極めて技術の伝承には効率が悪く、
また、失敗を受け容れられる範囲が狭いという状況と相性が悪いです。

それらが、技術の断絶を生んでいるように思われます。
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この回答へのお礼

仰るとおりだと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/08/02 20:48

ここ十数年で開発部門が廃止 或いは人員削減している企業の品質が最低以下になっている現状だ



?1設計者だった私の感じている? 一設計者は アメリカに決して存在しない単語

どこまで 精通し日本から融資出している?
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ここ10年に限らず、過去に比べて品質の落ちた製品って


何かあったかなぁ?と考えてみたんですが、
思い当たるものがありませんでした。


家電製品?新型は年々改良されていますよね。
パソコンなんて昔は起動時間で雑誌一冊読めてましたし。
食料品?過去に比べて消費者保護の為の規制が整備され、
昔のようなむちゃくちゃなものは売ってないですよね。
昔は絵の具で色をつけていたり、本当に酷かったですよ。
車は燃費が良くなり、ネットは画像一枚ダウンロードするのに
30分もかからない。建築物だって耐久性のみならず
断熱性やら耐震やら防音、エネルギー効率まで考慮されている。

では労働者の環境はどうでしょうか?
労働時間の変化や安全性、社会的立場の平等については
もちろん今でも格差はあります。そう、"今でも"。
実際には、法整備が無かった昔は"もっと酷かった"んです。



産業革命以降、一部の特権階級のみの所有物であった知識と
一部の既得権益者のみの所有物であった技術が習合され、
その理論と方法論は蓄積を続けています。
人間が経験によって学ぶことが出来る生き物である限りにおいて、
どの製品も制度も昔より改善されており、品質が落ちる
ということは無いわけです。



断言します。今の人間は、昔の人間より優れていると。


仮に社会が変化し、"評価が低くなる傾向"が出たとしても、
それを"人間の質の低下"が原因であるとは言えないのです。

確かに昨今の製品の評価は、以前に比べ低くなりました。
では、何が変わったのでしょうか。それは"要求される品質"では
ないでしょうか。同時にそれは昔の人間より、今の人間が
優れていることの証明でもあります。

もし、日本製品がその変化に対応できていないのだとすれば
それは劣っている過去を称揚する傾向があること、簡単に言えば
"昔のままだから"ではないでしょうか。
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<参考> 


 先日、母校の大学教授と話をしましたが、入学してくる学生のレベルが30年前と比べて格段に落ちているそうです。

 日本の出生数は、団塊の世代の頃と比べて半減しましたが、東大・京大をはじめ、国立大学や有力私立大学の定員は、そのころと同じままです。

 ですから、30~20年前は、東大や京大に行けず、国立大学・私大の有力校に行った知的レベルの高校生が東大や京大に進学できるようになり、他の国立大学・有力私大の学力低下が顕著です。

 一年間の出生数が200万人であった時代と、100万人である今と、同じように、トップから10万人の人間で技術開発や品質管理を行うと考えれば、人材の低下は顕著と言えます。

 また、優秀な人材が「生産」=2次産業から、マーケティングや金融・保険など3次産業にシフトしてきているのも、人材不足に拍車をかけています。
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利益を重視するあまり品質の悪い材料を使っているために最終的な商品の品質が下がっているところもあります。


ただ、これを日本の商品の品質といって良いのかは疑問ですね。
日本で組み立てているだけで中身は海外の製品じゃんとなりますから。

また、必要以上にマスコミが騒いでいるために、実際以上に品質が下がっているように感じる場合もあります。
他にも、日本の品質が下がってもまだ海外よりは高品質である。という面もあります。

日本は高品質が当たり前になりすぎて居るんですよね。
なので、海外のものも日本と同じくらいの品質があると勘違いして、価格設定したりしています。

まだまだ日本の製品の品質は高いですよ。
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カテゴリー職場で質問をご覧下さい。

若いひとたちが、職場でプライバシー
が守れない、飲み会に誘われるなど、とても悩んでいらっしゃいます。
単なるお金を稼ぐ場で、いつか自分に合った仕事をしてみたいという思い
が、現在の若い人たちの思いなのです。機械の音がおかしいからとか、
仲間の体調が悪そうだからなどと感じるより、個の生活・夢が大切なのです。
そういった人たちに、モノを丁寧に作るのは無理です。
与えられた仕事をまじめにするのは馬鹿のすることで、なにか創造的なこと
はできないか・・・そういう感性が今の日本のモノづくりの現場です。

ご参考になれば・・。
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1設計者だった私の感じている事です。



製品の品質低下はトヨタの事例からかと思いますが、個人的にはでっち上げと感じています。従って品質低下というより、iphoneの様な独創的な製品作りが出来なくなったと感じています。もしトヨタの件が品質低下であれば、それはあの企業の特有の幾つかの製造法で、自社の物理的効率化のみを追求し作業者/下請けは生かさず殺さずというやり方に問題があるかもしれませんね。


新しい物はやはり発想の柔軟性が必要で、それには無駄な時間も大切だと思います。それを派遣さんに仕事をさせるマニュアルやISOで、書類を書くのが仕事になっています。損益や成果主義の観点から、挑戦して失敗すれば低評価。大した事ではないが、安全な仕事をしていれば高評価。このような新しい製品を開発しようとする姿勢を、精神的にも肉体的にも難しくする環境が1因だと思います。
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