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市場に金が流れると何故インフレになる。個人に金が入るわけじゃなし。市場ってなに?

A 回答 (3件)

逆ですよ。


個人に金がはいってもインフレにはなりません。
市場は商売人の活動する状況です。
金にしても物にしても増えたら価値が下がるのです。
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市場(market)とは簡潔に言いますと、循環経済の過程で、財・用益の流れと貨幣の流れが出会う場のことです。

そこには売り手集団と買い手集団が存在します。

その流れの中で、貨幣の割合が増加しますとその一単位当たりの価値は低下します。単純化した例ですが、真珠と小石を比較すると分かり易いですね。真珠は数が少ないので価値があります。小石は数が多いので価値がありません。つまり、ある物の数量が増加すると価値は低下するのです。貨幣についても同じことが言えます。

そして、貨幣の価値が低下すると、同じ商品を購入するにしても価値が低下した分を補うだけの貨幣を支払わなければつり合いが取れなくなります。つまり価格が上昇してインフレが生じることになります。
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質問の文章が、ややアバウトなので正確な回答は難しいのですが、


質問は
(1)市場に金が流れると何故インフレになる?
(2)市場ってなに?

の2点ですよね。
先に(2)について、一般的に考えたとき。
市場=モノの取引・売買を、不特定多数の売り手と買い手が参加して行う取引方法、ないしその取引を行う場所をいいます。

築地市場や、各漁港で行われるサカナの競りなどは市場の一例です。
その他、小麦、果実などの農産物、街のフリーマーケット、
さらには、証券取引所で行われる株式や債券の取引、為替市場での通貨の取引、金融機関どうしが極めて短期の資金を貸し借りする短期金融市場などがあります。

次に(1)。市場におカネが流れる、なぜインフレになるのか。

●広義に考えれたとき・・・
市場では、売り手および売り手の商品が過剰で買い手が少ないと、価格は下落します。
反対に、売り手・売り手商品が不足し、買い手が増加すると、価格は上昇します。

サンマが不漁ならば価格は上昇し、豊漁ならば価格は下落します。キャベツなどの農産物も同様です。
株式市場でも同様です。

このように、野菜でも株式でも「市場に金が流れると価格は上昇」します。
モノの価格が上昇することを「インフレ」と呼ぶとき、「市場に金が流れるとインフレになる」ことになります。

●次に、「市場」をより狭義に考えたとき。

このときの市場は、銀行どうしが極めて短期の資金を貸し借りする「短期金融市場」が想定されます。
短期金融市場でも、メカニズムは同様で、市場に資金を供給する銀行が増え多くの資金が市場に供給されれば、価格すなわち金利は低下します。
反対に、資金の供給が減り、逆に資金を獲得しようする銀行が増えれば、金利は上昇します。

ここで、何らかの理由により、短期金融市場の金利をより低くしたい、今よりも低下させたいといった必要が生じたとします。(例えば円高を阻止したいといったとき)

金利を低下させるには、短期金融市場により多くの資金を供給させなければなりません。
しかし、個々の銀行の資金力には限界もあり、また個々の銀行の都合もそれぞれ異なります。

そのとき一般の銀行に代わって、市場に資金を供給する役目を負うのが日本銀行です。

日本銀行が短期金融市場に、大量の資金を供給します。その結果、市場金利は低下し、それが波及して銀行の企業に対する貸付金利や、個人向けの住宅ローン金利も低下します。経済活動が活発になり、その状態を長期間継続させると、いずれ景気は良くなりすぎて、モノ不足になり、物価が上昇、インフレになります。

金利の低下によって、株式市場への投資や、土地への投資なども過熱させ資産インフレを起こすこともあります。

こうして、「市場に金が流れるとインフレになる」ことになります。
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