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兄が網膜はくり?になりました。医師より、手術をすすめられています。網膜はくりは目の中にガスを入れる方法、オイルを入れる方法、目をシリコンでしばる方法があると聞きました。それぞれどういう場合にどれが適応になるのですか?それは選べるのですか?

A 回答 (1件)

経験者です。



まず、術式を選ぶのはお医者さんであり、患者ではありません。
どのような方式があるのかを知っておくことは必要ですので回答します。

少し混乱されているようですが、網膜剥離の手術には、強膜バックリングと硝子体手術の2つがあります。参考URLをご覧下さい。目を縛るのは強膜バックリング、ガスやオイルを入れるのは硝子体手術と関係しますが、症状によっては両方することもあります。

どの手術が適応になるかは、剥離を起こした場所や剥離の程度によって決まります。ちなみに、硝子体手術になってガスを入れることになった場合、眼球内のガスが抜けるまでずっとうつぶせになる必要があります(手術箇所によっては、うつぶせでなく横向き可能な場合もあります)。また、オイルを入れる場合は、症状が安定した後でオイルを抜く手術が必要です。

一般的に、剥離の程度が軽ければバックリング手術、重ければ硝子体手術の場合が多いですが、剥離の場所が黄斑のように重要な箇所に影響する場合は硝子体手術が最初から選択される場合もあります。硝子体手術後の処置も、網膜の状態によって空気、ガス、シリコンオイルなど封入されるものは様々です。これは、剥離した部分を押さえつけるために必要なモノです。

いったん剥離したら時間の余裕はありませんので、主治医とご相談の上早めに処置なさって下さい。

参考URL:http://www.me-kaiteki.com/eye-trouble/retinal-di …
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