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(アバスティン注入術)網膜剥離によるアバスティン注入術に詳しいかた。教えてください、 糖尿病による視力低下で身内が今度、この治療を受ける事になりました、どんなものかさっぱりわからないので教えてください。

A 回答 (1件)

糖尿病性網膜症で両目を手術したことがあります。



網膜剥離の治療そのものとアバスチンの使用は「直接的には」関係ありません。混乱されている様子がうかがえるので、身内の方の事ならこんなところで聞かないでお医者さんにしっかり質問してください。

書かれている内容から判断する限り、あなたの身内の方は糖尿病性網膜症が進展して網膜の上に増殖膜が発生している状態だと思われます。そして増殖膜が網膜を牽引したために剥離を起こした(もしくは起こしそう)状態なので手術をする必要があるという状況に見受けられます。あるいは硝子体出血まで起こしているかもしれません。

糖尿病性網膜症の場合、網膜の毛細血管が閉塞していまいますので、それを補うために新生血管があちこちから生えてくるようになりますが、非常にひ弱でよく出血します。また、増殖膜を形成します。そこで、こうした血管の活動を抑えるためにアバスチンやルセンティスといった血管の増殖を抑える薬を投与する治療が最近は多くなってきています。アバスチンはもともとがんの治療薬ですが、血管の発生を邪魔して腫瘍の増殖を抑える効用があります。これを眼内に投与することで血管の増殖を抑え、網膜剥離や増殖膜除去の手術を行う際に大出血を起こす危険性を下げる効果を期待するわけです。
ただし、抗がん剤としてではないアバスチンの投与は、まだ保険の適用がありませんので治験扱いになります。

ただ、手術前にアバスチンを打つ余裕があるなら網膜は剥離の段階にまではなっていないのでしょうか?
いずれにしても、書かれている情報が不足していますのでこうした場ではなく、きちんと医師の説明を「あなたも」受けてください。手術に際しては同意書が必要であり、予定される治療についての説明もあるはずです。
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