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代謝について
絶食などをすると、人間は血中・筋中のグルコースを使った後糖新生やケトン体の消費を行うようになるというと聞きます。
よくダイエット情報が『飢餓モード』などの名前で、摂取カロリーが少なすぎる場合に、上記のように体が代謝を落とすよう機能すると説明していますが、脳がこのような判断をするのは糖質が足りないからではないのでしょうか。
摂取カロリーが必要最低限を上回っていても、糖質をとっていなければ体は糖新生やケトン体生成を行うのではないか、その場合代謝は落ちるのか、ふと疑問に思ったので質問いたしました。

例えば、タンパク質や脂質ばかりとって炭水化物をとらない人は、脳が危機感を覚え代謝を落とすのでしょうか。

お暇な時にでもご解答いただけると嬉しいです。
(私が勉強不足ですので、糖、糖質、炭水化物など語の誤使用があるかと思います。ご容赦下さい。)

A 回答 (5件)

#2kaitara1ですが、タンパク質(アミノ酸)は特に子供の場合には筋肉から大量に動員されてエネルギー源になっているようです。

大人でも筋肉からのアミノ酸供給というのは効率が良い過程なのではないかと想像します。ダイエットの落とし穴の一つにも関係していると思います。この頃サルコぺニアという言葉が浸透してきているように思います。これは運動不足と関係して、成人病発病の素地になっているようです。
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#1,#3で回答した者です。



再度、ご質問がありましたのでお答えいたします。


> 脳が代謝機能をコントロールするのではなく、各臓器がその時の条件下で動くために…
私の下手な説明にもかかわらず、ご理解いただけて嬉しいです。
もちろん、脳が代謝をコントロールする場合もあります。
ただ、脳は全てにおいて司令塔のように考えられがちですが、それぞれの臓器も独自の機能を有しています。
それぞれの組織が連携をとり、上手く機能することで、人間(動物)という個体を維持しようとしているのです。
あまり詳しく言うと難しくなりますが、有機物はたくさん集まることで、結合とか連鎖反応とか様々な化学変化が起こり、いつしか連携し始めます。そのようなものの塊が生命です。
人間もたくさん集まると、組織を作り出し担当を決め、それぞれが連携し始めますね。
有機物の不思議な所です。

> では吸収した糖質が脳を使うのにギリギリの量(90~144gでしょうか?)であった場合、糖質が脳に優先的に…
すみません、脳に必要な糖質の量までは知りません。
「優先的に」というのは言いすぎです。
人間が生きていく為に必要な所に優先的に使われるでしょうね。
脳以外にも必要な所があるでしょうから、分け合うしかありませんね。
ということは、人間の生命活動が低下するのは間違いないですね。
転用は可能だけども、グルコースは脳用のエネルギー、脂肪は筋肉用のエネルギーと考えてください。

>全体の代謝は落ちるのでしょうか。
話の起源は「ダイエット」でしたね。話を戻します。
炭水化物(を摂らない)ダイエットというのがありますね。
糖分を摂らないということですから、代わりに脂肪を多く使い始めます。結果、痩せます。
これは「代謝量が落ちた」というよりも、逆に「脂肪の代謝量が増えた」と考えるべきですね。
ダイエットだけでなく、健康食品とか、私から見れば怪しげな科学的根拠を述べているものは、嘘交じりです。
分かりやすく説明する為に、なんだか凄そうに説明する為に、単に無知なために、用語を間違って使われています。
「代謝」とは物凄く広義です。生命を維持するために必要な化学反応の総称です。
今回の話のエネルギーの代謝もあれば、毒物の無毒化という代謝もあります。

確かに、食べ物を全く摂らなければ、エネルギー代謝は全体的に落ちるでしょう。
エネルギーを温存して、生き続けようとするからです。
でも、代替品があれば、その代謝は増えるでしょう。代謝が落ちるかどうかは、何の代謝を見るかによって違います。

ちなみに、本当に「あらゆる代謝が落ちた状態」になれば、頭がボーっとする、動きたくない、何のやる気も起きない、排泄量が減る、唾液も涙も出ない、髪の毛も爪も伸びにくくなる、成長が止まるなど、様々な症状が起きるでしょうね。まさに死に向かっています。


> また逆に糖質のみを摂っていた場合、代謝はどのような動きをしますか…?
脂肪は蓄積型のエネルギーで、皮下脂肪・内臓脂肪などとして蓄えられています。
ですから、かなりの日数は大丈夫かもしれません。
もし、それも枯渇してしまえば、運動に使うエネルギー源は脂肪ですから動けなくなり、死に至るでしょうね。

糖と脂肪に限って見てきていますが、例えば筋肉を動かすためには他に、ナトリウムやカリウム、カルシウムが必要です。
カルシウムが足りないと、骨が溶けますね。
私達は雑食ですから、あらゆるものをバランス良く食べる。
それから運動。これに尽きます。

すみません、バラバラ書いたので読みにくいと思いますが、ご容赦下さい。
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#1です。



肉食動物の話が出ていますが、肉食動物は「肉食であるが故」の代謝機能を有すると考えるべきです。もちろん、草食動物・雑食動物にも同じことが言えます。
その動物が遺伝的に何を食べるように出来ているのか、です。

もちろん命に関わることなので、緊急時にそなえて代替となる手立ては準備されています。
ですが、最も効率の良い方法というのは、当然その代替方法ではありません。
例えば、マンションに設置してある避難用の螺旋階段のようなものです。
普段は使わないので安価に、簡易的に作られていますが、代わりに普通の階段より上り下りしにくかったり、地上が見えて怖かったりします、。

逆に、この世の中に「糖」という物質が激減すれば、人間も糖に頼らない生物に変わっていくでしょう(これは一世代での話ではありません)。

糖質やタンパク質が糖に負けないエネルギーかどうかというのは、その動物の種類によって決まります。人間の効率的な活動には糖が不可欠だということです。人間の組織には糖が摂取されることを前提に出来ているのです。糖が無くても、すぐ"死"につながるわけではないというだけです。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい解説をありがとうございます。

#1に関して、脳が代謝機能をコントロールするのではなく、各臓器がその時の条件下で動くために何を使うか・使えるか、ということですね。何でも"脳がやる"という素人考えが覆えされて、個人的に感動でした。人の体って、賢く複雑にできていますね。

>ケトン体は基本的には~
では吸収した糖質が脳を使うのにギリギリの量(90~144gでしょうか?)であった場合(※)、筋肉などはケトン体を消費し、糖質は脳が優先的に消費できるのでしょうか。それとも脳以外の運動にも満遍なく糖質が消費されるのでしょうか。
また※の場合、全体の代謝は落ちるのでしょうか。

また逆に糖質のみを摂っていた場合、代謝はどのような動きをしますか…?


質問ばかりで申し訳ありません。
とても興味深いお話を聞かせていただいて大変面白く、嬉しいです。

お暇なときに教えていただければ幸いです。

お礼日時:2010/10/13 05:46

肉食動物は糖質を摂取していないのではないでしょうか。

タンパクや脂質はエネルギー源として糖質に負けないと思います。ダイエットで筋肉の萎縮を脂肪の消費と錯覚することにも関係していると思います。むしろタンパクをエネルギー源に転用しない仕組みが存在することの方が本質的ではないかと思います。脳細胞もグルコースがないときはケトン体だけでかなり長い間正常に働いているのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ダイエット情報は単純に体重とカロリーを基準にしがちで、またその方がわかりやすくウリ文句にもなるので、何カロリーとったら代謝が落ちない、と簡単に説明するのだと思います。
鵜呑みにしてカロリーのみを調節して安心し、炭水化物などを抜いたバランスの悪い食事をとっても結局体は危機感を覚えるのでは…と思ったのが代謝に興味を持った発端です。

>タンパクをエネルギーに転用しない仕組みが~
そういえば、タンパク質は効率の悪いエネルギー源だと聞いたことがあります。普段体はタンパク質を積極的にエネルギーに転用しないのでしょうか。糖新生の際エネルギーロスが大きいのでしょうか…

また筋肉を分解して糖新生を行うのはどのような条件の時なのか気になります。

質問を重ねて申し訳ありません、よろしければご回答お願いいたします。

お礼日時:2010/10/13 06:06

代謝については専門ではありませんが。



「脳がこのような判断をする」という点は微妙ですね。
エネルギー代謝には肝臓などが関わりますが、脳が判断して調整しているというよりも、元々各器官に備わっている機能と申し上げた方がしっくりくるような気がします。

■摂取カロリーが必要最低限を上回っていても~
たしかに、そのカロリーの全てが「脂質」であり、糖でなければ、仰るとおりだと思います。

■脳のエネルギー源について
脳のエネルギーは、その80%をグルコースから得なければなりません。
ケトン体だけでは、脳の活動に必要なエネルギーの20%しか得られないと言われています。
だから糖を摂らないと、ボーっとするのです。
ケトン体は基本的には、筋肉などの強い動作に関わるエネルギーに使われます。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。まとめてのお礼で申し訳ないのですが、#3にてお礼と質問をさせていただきました。

お礼日時:2010/10/13 05:50

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