政治家の方たちの頭の中と尖閣ビデオ公開のタイミング

Question

最近一段と内閣支持率が下がってきていますよね。その原因は多々あるにしても、尖閣問題への対応が、国民にとって理解し難いものだったということがあると思います。
私はいつもニュースを見ていて、「なぜこんなに国民に嫌われるようなことばかりするんだろう」「支持率とか民意とかどうでもいいのかな」とばかり思っています。
国内でデモまで起こっているのに、まさか「国民がどう思っているか知らない」「きっと支持してくれている」だなんて思っているはずありませんよね。
しかし政治家の方たちは、一生懸命勉強して立派な大学を出ていますよね。きっと私みたいな凡人には思いつかないような考えをもっていることと思います。
そこで、みなさんはこのような方たちの頭の中はどうなっていると思いますか？
どうして国民に嫌われるようなことばかりするのだと思いますか？

バカげた質問ですが、もし暇があれば教えてください。

それから尖閣ビデオ流出事件についてですが、ここのサイトでいろいろな方たちの意見を読んでいると、「タイミングが悪い」「切り札だったのに」と考えている方が多くいることを知りました。
しかし私には、尖閣ビデオを公開する"良いタイミング"というものがよく分かりません。また、政府が今後このビデオをどうするつもりだったのかも分かりません。よければ教えてください。

SPROCKETER · Accepted Answer

尖閣ビデオ流失問題は政府が外交交渉に不慣れだったと言うしかないでしょう。中国との交渉をおこなう時に対外世論と国内世論の使い分けが下手だったと言うべきか、そういう手段を使うべきではなかった問題です。

尖閣ビデオを政府が機密扱いすると決めた時に、ビデオの内容に関して詳細な報道をし、中国にも抗議して置けば、ビデオを流失させてまで事実を訴えようと海上保安庁の職員が考えるはずがなかったのですが、都合が悪い情報を隠蔽して都合が良い情報だけしか流そうとしない官僚気質が続いている政府には、世間一般の常識的なモラルが理解出来なかったのでしょう。

情報社会の現在、巡視船が撮影したビデオを隠して出さないという行為は、国民の多くを失望させるものです。殺害現場の映像のようなショッキングなものを除いて、通常の映像は原則公開であるべきで、北朝鮮工作船と巡視船との銃撃戦の映像が公開されているのに、中国漁船と巡視船との衝突事件が隠されるという理不尽な対応が批判され、それに便乗する形でビデオ映像が流失したのは、情報社会の進歩に政治が追いついていない日本の現状を良く現しているように思います。

ビデオ映像を隠した結果、中国との和解が進展するどころか、逆にビデオ映像を使って中国を揺するのではないかと曲解され、レアアースの輸出停止に限らず、同盟関係にあるロシアまで使って外交関係を悪化させる結果を招いたのは、外交上の失策と呼んで間違いないでしょう。

インターネットという国際的な情報網が政治を動かす大きな存在になっているという認識が政府に欠落しているのだと思います。

こういう前近代的な行為を政府がおこなうのは、同時多発テロ事件などでも隠されている真実があるという告発が多いのを考えても、現政権に限らず、ずっと以前から、いくつも前科があるのだろうと思いますが、隠せば隠すほど憶測が広がり、逆に情報漏洩が多くなるという政治的体質があるのを忘れていた事件だったように思います。

sudacyu · Answer

＜参考＞
　どんな政策を行っても、反対者は必ずいます。

国内でデモが起こっている程度では、政府は動きません。
　経団連（財界の意思統一機関＝日本の大企業の意思。トヨタ自動車＝年間売上高２０兆円を筆頭に、１兆円を超える売上高を持つ企業、１００社以上を含む大企業が１６００社以上も加入しています。）は、速やかに中国との和解が成立することを望んでいます。

経団連は、自民党政権時代には、大手銀行への公的資金導入や、リーマンショック対策のエコポイント・補助金の決定、民主党政権になってからは、法人税減税・ＴＰＰ参加へと、政府に圧力をかけています。

３０００人のデモよりも、従業員３０００人の企業の倒産の方が、政府にとっては大きな問題です。

IGAGURI2010 · Answer

＞どうして国民に嫌われるようなことばかりするのだと思いますか？

それは民主党が売国政党だからです。日本人の為の政治をする事など考えてはいません。
全ては特亜中心の考え方で動いています。

sudacyu · Answer

＜参考＞
　政治を動かすようなデモとは、以下のようなものです。

・６０年安保
　衆議院で新条約案が強行採決されると、「民主主義の破壊である」として一般市民の間にも反対の運動が高まり、国会議事堂の周囲をデモ隊が連日取り囲み、闘争も次第に激化の一途をたどる。
　羽田空港で、アイゼンハワー大統領訪日の日程を協議するため来日した大統領報道官ジェイムズ・ハガティが空港周辺に詰め掛けたデモ隊に包囲され、アメリカ海兵隊のヘリコプターで救助されるという事件が発生、警官隊が国会議事堂正門前で大規模にデモ隊と衝突し、デモに参加していた東京大学学生の樺美智子が圧死するという事件が発生する。国会前でのデモ活動に参加した人は主催者発表で計３３万人、警視庁発表で約１３万人という規模にまで膨れ上がった。

このように激しい抗議運動が続く中、岸首相は、防衛庁長官赤城宗徳に対して陸上自衛隊の治安出動を要請した。東京近辺の各駐屯地では出動準備態勢が敷かれたが、国家公安委員長石原幹市郎が反対し、赤城も出動要請を拒否したため、「自衛隊初の治安維持出動」は回避された。

条約は参議院の議決がないまま、自然成立。またアイゼンハワーの来日は延期（実質上の中止）となった。岸内閣は混乱を収拾するため、責任をとる形で、新安保条約の批准書交換の日である６月２３日に総辞職した。岸は辞任直前に暴漢に襲撃され重傷を負った。

・韓国のＢＳＥ牛肉輸入反米デモ
　３か月以上、断続的にデモが行われ、内閣総辞職に至りました。
http://solidarity.blog.shinobi.jp/Entry/258/
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/korea_us_beef_import/
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc%2Fworld%2Fkorea_us_beef_import%2F#backToPagetop

これくらいのデモでないと、国民が反対しているというレベルになりません。

noname#152316 · Answer

☆「なぜこんなに国民に嫌われるようなことばかりするんだろう」
☆「支持率とか民意とかどうでもいいのかな」

バカげた質問とは、思いません。上記2点について述べさせてください。

菅さんは、ずっと野党で批判する側にいたので、親分になりきれないのだと思います。
何かと、言い訳ばかりです。
後援者に言い訳は効いても、中国など諸外国にはかえって利するばかりです。
国民にとっても同じです。

あの姿勢といい、言い訳といい、じれったくなります。
　　　　以前、ある大物政治家の後援会有力者が言いました。
　　　　　「悪いことができない政治家に何がいいことができる。」
　　　　　　「政治家は度胸だ！」というかのようでした。評価する人はいました。
　　　　　　　数億の金をピーナッツ粒のように数えていました。

管さんは、何も悪いことをしていません。！(していたかな？)

菅さんは、問題を起こさないが解決もしない、日本の国家公務員としては、特級だと思います。

風見鶏になって、方々の雄鶏の声を聞いてから時を告げるタイプなのでしょうね。

時を間違えてスープにされるより、長生きできそうです。

ちょい悪親父のほうが、まじめ一方よりもてますね。

政治家の方たちの頭の中と尖閣ビデオ公開のタイミング

＜参考＞

＞どうして国民に嫌われるようなことばかりするのだと思いますか？

＜参考＞

尖閣ビデオ流失問題は政府が外交交渉に不慣れだったと言うしかないでしょう。

☆「なぜこんなに国民に嫌われるようなことばかりするんだろう」

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