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はじめまして。高校化学を学習している者です。

早速なのですが、模試で次のような問題がありました。

(   )の水溶液に水酸化ナトリウム水溶液を加えると白色沈殿が生じ、さらに水酸化ナトリウム水溶液を加えると、沈殿は溶けて再び無色透明の水溶液になった。

選択肢の問題で、答えはAl2(SO4)3。たまたま答えは合ったのですが。。。


で、ここからですが、解説を見ると、
「水酸化ナトリウム水溶液を加えると白色沈殿が生じ、さらに水酸化ナトリウム水溶液を加えると、沈殿は溶けることから、両性元素を含む。」とありました。

両性元素とは、酸の水溶液にも強塩基の水溶液にも反応して溶解するもののことですよね?(←私はこのように理解してました)この解説の意図する点が全く分かりません。「過剰に加える」ことは、酸の水溶液と同じ働きをするのですか?

訳が分かりません。どういうことなのでしょうか?どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

Al^3+ を含む酸性溶液を塩基性にしていくと


Al^3+ → Al(OH)3 → [Al(OH)4]^-
のような感じに変化していきます (途中にいろいろなものができるけど全部省略). ここで途中の Al(OH)3 は水に溶けないのですが, それ以外の Al^3+ や [Al(OH)4]^- は水に溶けます. そのため, この課程では途中で (Al(OH)3 の) 白色沈殿ができるものの, さらに NaOH を加えたことにより [Al(OH)4]^- となって溶けてしまいます.
「難溶性の沈殿を可溶性のものに変化させる」という点では「酸と同じ働きをする」といえなくもないですが, 実際の反応は全く違います.
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