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車両ボディの材質は普通、高張力鋼版と回答をみましたが、一部特殊なものもあるようです。
各メーカのサイトに載っている車両が高張力鋼版かそれ以外の材質か、
鋼板の厚みなどはどのように調べればわかるものなのでしょうか。

また、エンジンや、オイルタンクの材質、フロントガラスの厚みなども調べたいと考えています。
タイヤのように何か記号がありそこから読み解くのか、
それとも各メーカに問い合わせないとわからないものなのでしょうか。

ご教授お願いします。

A 回答 (5件)

 クルマの研究で食ってる者です。

ずっと研究畑で、量産車の設計の経験は4車型ぐらいしかないのですが・・・とりあえず全ての疑問に回答しましょう。

>各メーカのサイトに載っている車両が高張力鋼版かそれ以外の材質か、
鋼板の厚みなどはどのように調べればわかるものなのでしょうか。

※材質は機密に属する情報で、自動車メーカに問い合わせても回答は得られません。
 また例えば、一口に『高張力鋼板』と言っても沢山の種類があり、更に自動車メーカでは製鉄会社と直に取引している為、JISで規格されていない特殊な鋼板を使ってるケースもあります。
 こうなると、もうとんでもない機密情報になりますが、案外製鉄会社に『自動車用鋼板の材質を教えて』と聞くと、概要だけはアッサリ教えてくれるかもしれません(詳細な成分や熱処理条件までは、まず教えてくれないでしょう)。

※自動車メーカが材質を把握していない、という事は断じてありません。車体のプレスは自動車メーカ、若しくは傘下の車体メーカが製造しており、単なる下請け・外注ではありません。また材質を指定するのは車体の設計者であって、製造者ではありません。製造会社や製造部署は設計者の指示に従い材料をチョイスするだけです。

※高張力鋼板も溶融亜鉛メッキ鋼板もSP材もSS材も、全て鉄に炭素等の混ぜ物を入れた合金鋼に過ぎません。故にクルマを1台買ってバラした程度では材質を特定出来ません。サンプルを切り取って化学分析に出すか、或いはディスクサンダーを当てて火花を見るだけでもおおよその材質は特定出来ます。(←冗談やシャレや都市伝説でなく、ホントにこういう材質チェックの方法があります。鉄工所勤務の方には常識でしょう。)

※鋼板の厚みも同様に機密事項ですが、これはクルマを買ってバラせば容易に測定出来ます。(自動車メーカでは、ライバル社のクルマを購入して車体を輪切りにし、鋼板の厚みや部分的な積層構造を調査する事もあります。)

>エンジンや、オイルタンクの材質、フロントガラスの厚みなども調べたいと考えています。

※材質に関する情報は、全て機密事項です。特に強度(壊れ難さ)と剛性(粘り強さ)の両方が要求されるエンジン本体(ブロックやヘッド)は、非常に特殊な合金が使用されています(としか、ここでは言えません。)

※ガラスの仕様は・・・やはり自動車メーカではまず教えてくれませんが、実はガラスは、自動車メーカ単独では研究も開発も内製も出来ない部品の一つです。
 自動車用ガラスは、日本ではほんの一握りのガラスメーカでのみ製造されていますが、これらのガラスメーカに問い合わせれば、意外に材質や厚みなどを正確に教えてくれるかもしれません。(などと言いつつ、一応自動車メーカ側から見ますとガラスの仕様も機密事項なので、自動車メーカ側にいる自分には、ここでガラスメーカの名を上げるワケにはいきません。御自身で調べてみてください。)
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メーカーの企業秘密情報ですので、部外者が知ることは出来ません。


どうしても知りたいとするならば、自分で1台をバラバラにするしかないですが、
(自動車メーカーはライバル車を購入して行っています)
乗用車の場合、一番厚い部分の鉄板でも0.7mmを越えないことが解るくらいだと思います。
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ちょっと昔(6年ほど前)の経験になりますが、


某メーカーの場合、フルモデルチェンジ時に発行していた「新型車解説書」「整備解説書」「整備解説書ボディー編(板金修理用)」を揃えて探すと、高張力鋼板・防錆鋼板・普通鋼板の使用箇所(厚さはさすがに載っていません)、全ガラスの厚みと透過光率などは判りましたよ。
また参考資料として運輸省に届出の主要諸元・明細諸元も掲載されていますので燃料タンクの材質くらいは載っていたはずです。
ただし、その3種類を揃えるのには数万円掛かったはずですが、現在も一部はCD化されてはいるかもしれませんが、基本的にはメーカーが発行しディーラーは購入しているはずですがね。
当時はメーカーに在庫があれば一般整備工場を含め一般人にも販売はしておりました。
ご参考まで。
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メーカーに問い合わせても絶対に教えてくれませんし


そもそもメーカーだってそんなこと知りませんよ。

部品は全て外注ですし
場合によっては組み立ても外注です。

高張力鋼版と言ってもそれは単に鉄板です。
その強度特性に性格を持たせているだけです。
引っ張り強度が強いだけです。

なすびに
賀茂ナス、長なす、小ナス
等があるのと同様です。

電車など、車対と呼ばれるモノは多く鉄で出来ていますが
それらは高張力鋼版を使用しています。

まさか飛行機のように超々ジュラルミンで作っていたのでは
とんでもないコストになります。

ただし、時には総アルミボディの車もあれば
カーボンを使用している車種もあります。

スポーツ系車種ではフェンダーやボンネットがアルミの場合が大半です。


>エンジンや、オイルタンクの材質、フロントガラスの厚みなども

エンジンの厚みって意味がわかりませんが
材質は多種多様なモノで出来ています。
タンクは鉄が多いですがアルミの車種もあります。
ガラスの厚みはご自分でお計り下さい。
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>>各メーカのサイトに載っている車両が高張力鋼版かそれ以外の材質か、


鋼板の厚みなどはどのように調べればわかるものなのでしょうか。

 一台の車は、何十枚もの鉄板を組み合わせて作られています。それぞれの場所に合わせて、板厚や引っ張り強度を使い分けています。ある意味重要なノウハウにも当たる部分をメーカーへ問い合わせても、懇切丁寧に教えてくれないでしょう。

 エンジンや、オイルタンクの材質、フロントガラスの厚み

 シリンダーブロックや、ヘッドは、磁石でくっつけば鋳鉄、くっつかなければアルミです。一口に鋳鉄、アルミと言ってもいろいろな種類が有りますが、それ以上は、メーカーも教えてくれないでしょう。
 オイルタンクが付いている車はほとんど有りません。

 あなたの頭の中で想像しているほど、単純な物ではありません。
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