高尾山薬王院の境内にあるお稲荷様について

高尾山の薬王院の境内のお稲荷様の脇の石碑に『王子眷属　報国稲荷大明神　来臨影向』と書いてありました。
社務所のほうに質問してみたのですが、奉納の狐の人形に関する質問と勘違いなされたようで疑問は解決しませんでした。
ぜひこの文の意味を教えてください。

No.1 回答者： pandaApple 回答日時： 2011/01/18 02:41

「王子の眷属（家来）である報国稲荷大明神が、この地にお出ましになったお姿」

ということだと思います。
そのお社に祀られているお稲荷さんは、“王子”から使わされて高尾山にお出ましになったのでしょう。そしてそのお姿をかたどって、そこに祀られることになった、という来歴を示す碑文だと思います。

ただ、その“王子”が何の王子を指しているのか分かりませんが、いずれにしろ、稲荷大明神より位の高い神もしくは仏でしょう。