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ベンゼンに置換しているアミノ基二つをBoc基で保護した場合に、Nと結合しているHの4か所がBoc基に変わり、それぞれNBoc2ができます。その脱保護で、ジクロロメタン溶媒で4eqのTFAを使い、0℃、4時間反応かけた場合、それぞれNBocに脱保護されるスキームを見ているのですが、なぜ、アミノ基のBoc基がそれぞれ、一つずつ落ち、片方のBoc基だけ二つ落ちないのでしょうか?また、なぜ全部のBoc基が落ちないのでしょうか???

A 回答 (1件)

もし、専門の方がいればそちらの意見を優先してください。



全合成などでよく見られますが、
こういった保護、脱保護では、半端に保護、脱保護される現象がよく起こります。

一つ脱保護された段階で構造が変わりますので、当然、酸に対する安定度は変わってきます。
この半端に落ちた状態が、はじめより酸に安定であれば2つ目は落ちにくくなります。

0℃4時間と、比較的温和な条件で反応させているのは、
1つ目は落ちるけど、2つ目は落ちない程度の条件だったのだと思います。


電子吸引性置換気が減ることで、アンモニウムイオンの不安定化効果(=活性)が弱まり
続く分解反応が進みにくくなったのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

安定度の違いでそのようになっていると理解できました。

ただ、「電子吸引性置換気が減ることで、アンモニウムイオンの不安定化効果(=活性)が弱まり続く分解反応が進みにくくなったのではないでしょうか。」の部分はちょっとわかりませんでしたm(_ _)m

お礼日時:2011/01/23 23:20

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