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イオン交換樹脂の中和滴定の問題です。 解き方を教えてください;;
アルキルアンモニウム型の官能基をもった陰イオン交換樹脂を
水酸化ナトリウム水溶液で処理を行ったあとに、塩化ナトリウム水溶液15.0mlを通し、その流出液を集めた。 次に、この樹脂をイオンが出なくなるまで十分水洗し、その洗液と先の流出液を合わせた。
この合わせた溶液を0.150mol/Lシュウ酸水溶液で中和滴定してところ、
中和点までに21.5mlが必要であった。
初めに流した塩化ナトリウム水溶液のモル濃度を求めよ。
ただし、このイオン交換樹脂はイオンを十分交換する量があるものとする。
答え:0.43mol/L

あと、できたら
「水酸化ナトリウム水溶液で処理」をする理由も教えてもらえたら嬉しいです;

A 回答 (1件)

アルキルアンモニウムというのはアルキル基のい電子供与性によって、


N+の陽イオンの安定性が良くなったもので、陰イオンを吸着する
性質があります。これを表面に含むように形成したものがが
陰イオン交換樹脂です。

ここに、水酸化ナトリウムをかなり濃いめの濃度で流すと、
表面にOH-が吸着します。その後、NaCl水溶液を流すと、
OH-とCl-が交換されます。
NaCl + (樹脂+)OH- → NaOH + (樹脂+)Cl-

従って、理論的にはNaClは同じ濃度のNaOHに変換されます。
NaOHの濃度をχ(mol/L)とすると、
1×χ×15/1000=2×0.15×21.5/1000
15χ=6.45
χ=0.43
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます!!
試験間近なのに、さっぱりだったのでとっても助かりました*
ホントにありがとうございました**

お礼日時:2011/01/30 12:51

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