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どうして味噌汁のことを「御御御付」というのか知りたいのですが。
また、日本語には「御」をつけて丁寧になっていることばがたくさんありますが、そうするようになった時期、またそうすることに関する日本人の性質・精神のことが書いてある書籍、ホームページをご存知でしたら教えてください。

私はこの手の研究のことは何も知らないのですが、この丁寧ことばはアニミズムのような精神(八百万の神とか)から発生したのではないか、と考えたのですが、それに関する意見もお待ちしてます。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

「おつけ」に「み」と「お」がついたというのは聞いた事がありますけど、詳しくは知りません。


ご参考になさって下さい。

尊敬語
http://www.alc.co.jp/jpn/com/nndm/q0231.html

御御御付
http://homepage2.nifty.com/osiete/seito170.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございました。色々な説があるんですね。

お礼日時:2003/09/08 00:09

最初の部分だけですが。



「おみおつけ」は最初「つけ」で、丁寧語は「おつけ」でした。
そのうち、慣れて丁寧語でなくなってしまって「みおつけ」、
また慣れて最後は「おみおつけ」になってしまいました。

丁寧語や尊敬語が普通語(や目下を指す語)に変わったものとして
「貴様」や「お前」「貴方、貴女」が有名です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。逆バージョンもあるんですねー。気がつきませんでした~

お礼日時:2003/09/08 00:11

はじめまして。



御御御付は「おみおつけ」。
最初は「付け」だったのがていねいに「御付け」になって、その「おつけ」が名詞になってしまい、もひとつていねいになって「御御付」。この「みおつけ」がまたまた名詞になってしまい、それをていねいに言ったのが「御御御付」。
そもそも「付け」とはご「飯に付けて出す」ものを指すだけに、ご飯と味噌汁は切り離せません。
味噌汁の起源は奈良時代に中国から伝わったという説が有力です。その栄養価の高さから当時は貴重なものだったのでしょう。
「御御御付」は尊敬語の1つの丁寧語です。時代を経るに従がって丁寧さが増していったわけです。
同じような例に「御御輿(おみこし)」「御御籤(おみくじ)」があります。
尊敬語の起源は、タブーに対する忌み言葉だといわれています。

>この丁寧ことばはアニミズムのような精神(八百万の神とか)から発生したのではないか、と考えたのですが、

 これはユニークな考えですね。アニミズムの時代に尊敬語があったかどうかは不明ですが、自然に対する畏怖の精神はありました。それが敬語につながったという考え方は自然なものだと思われます。
 尊敬語と日本人の精神との関連ですが、やはり自然や人知を超えたものに対する畏怖の精神から発しているものと考えるられますね。


 直接は関係ありませんが、下記の書籍を紹介します。楽しく読める本ですよ。

『日本語にはどうして敬語が多いの?』
(浅田秀子著 アリス館)
 「敬語ってなあに?」「敬語にはどんな役割があるの?」など、ジュニアにもわかりやすく敬語の起源と意義を解説した楽しい本。

参考URL:http://homepage3.nifty.com/nihongo-cosmos/subpag …
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございました。紹介していただいた本、読んでみようと思います。短い論文のようなものを書かねばならず、困ってましたので。
アニミズムの時代というか、日本人が丁寧ことばを使うのはその精神が根強く残っているのではないか、という視点を強調して書きたいので、更に関連することがありましたらぜひお教えください。

お礼日時:2003/09/08 01:00

#3のものです。


論文ですか?たいへんですね。

アニミズムとは、全ての事物や存在物に霊魂・神霊・精霊などが宿っているとの考えかたですね。
これは古代神道の考え方に通じるものがありますね。
当然の結果というべきか、八百万の神という考え方が登場しました。

ここでもキーワードは「霊魂」になりそうです。
霊魂を感じる心→霊魂を敬う心→尊敬語の発達、こういう流れは十分説得力があります。
尊敬すべき「霊魂」=神、先祖ですね。
逆に、神や先祖のルーツをたどればアニミズムに近づくと思います。

柳田国男は「先祖の話」の中で、お盆の風習はアニミズムと深い関係あるのではないかという説をたてています。そして尊敬語との関係にも言及しています。
心にしみるような論文になっていますので、一読してみてください。
URL参考にしてください。

論文がんばってください。

参考URL:http://deva.aleph.to/documents02/event09.html
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