プロが教えるわが家の防犯対策術!

VOCを扱って実験を行っています。
エタノールガスやアセトンガスを窒素で希釈して濃度1000ppmのガスを作製したいのですが計算方法がわかりません。
温度が変化すると飽和蒸気圧も関わってくるのでしょうか?簡単な例で構いませんのでどなたか教えていただけないでしょうか?
ちなみにパソコン上での計算では60℃で1000ppm、100sccmの気体を作製するのに0.2sccmのエタノールと100sccmの窒素が必要だという計算結果でした。この数値の算出するための計算方法がわからなくて困っています。

A 回答 (3件)

どのくらいいるのか,とかで作り方も変わりますが.


たとえば,1000ppm のエタノールを含む窒素を10Lとかなら,テドラ-バッグあたりを使うのが定石でしょう.
フローメータは必要ですが,窒素を10L,テドラーバッグに取ります.
1000ppmならここに気体として10mL分のエタノールを入れればいいわけですが,状態方程式から,そのときの温度,1気圧条件での物質量を計算します.たとえば20℃だったら,(10×10^-3) × 1/(0.082×293) = 4.2×10^-5 mol ですから,分子量46より 1.9×10^-3 g ,比重を0.79とすれば,2.4 μL の液体のエタノールをバッグに入れて気化させればいいのです.このくらいならマイクロシリンジである精度で取れます.
この手の方法が,少量の混合気体を作る時の定番です.
    • good
    • 0

VOCは気化性有機物を指していると思いますが、 パソコンでの計算で、どのようにエタノールの量を計算したのか不明ですが、何で60℃で計算しているのだろうか? 完全にガス化しない温度と思うので、疑問。


本当に実験するなら、エタノールを気化させる装置、マスフローコントローラーが必要と考える。
ガスの温度により、体積も変るし。 同じく アセトンも気化装置が必要と考えます。

机上の計算では、誤差が出ると思うので、心配なら、ガスクロで、濃度計算をしたほうが良いと考えるが???

貴方の考え方を知りたいですね。

一例を挙げるなら、 窒素とアルゴンでは、同じ流量計で測定しては、誤差が出ます。 それぞれ専用の流量計が必要。
普通は、検定付きのものを使用。 マスフローコントローラーもガス別になります。
    • good
    • 0

済みません一応専門家なんですが、


「100sccm」のsccmって何???

この回答への補足

早々の回答ありがとうございます。

100ccmの誤りでした。
ccmは流量の単位で1分間に1ccのガスが流れるという意味であると認識しています。

実際には流量自体はどれくらいでも良いのですが、
窒素と有機ガス(エタノールやメシチレンなど)を混合しながら流して1000ppmのガスが流出するようにしたいです。
それぞれ何ccずつ混合させたらいいのか。その算出方法について教えていただけると幸いです。
宜しくお願いします。

補足日時:2011/02/04 14:31
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!