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人間、一所にこだわっているうちは、まだまだだ。
どこにいても自分の故郷だと思えるようになったら、なかなかのものだ。
そしてどこにいても自分はよそ者だと感じるようになって初めて、悟ったといえる。
というような事を言った哲学者は誰だったでしょうか。
ギリシアの人だったと記憶しているのですが。

A 回答 (2件)

12世紀のキリスト教学者、サン・ヴィクトルのフーゴーですね。



「故郷を甘美に思う者は、まだくちばしの黄色い未熟者である。あらゆる場所を故郷と感じ得る者は、すでにかなりの力を蓄えたものである。しかし、全世界を異郷と思う者こそ完璧な人間である」

たまたま手元にメモがあったので(笑)正しい引用ではないかもしれませんが、内容的には間違っていないと思います。
フーゴーについては詳細はわかっていませが、ザクセンか、フランドルで生まれたのだろうと言われているようですね。
サン・ヴィクトル学派に属する哲学者であり、神学者で、フランスのサン・ヴィクトル修道院の修道士だったそうです。
この言葉は信仰について語ったものだと聞きますが、キリスト教徒ではない身にも深い示唆を与えてくれる言葉ですね。

出典を調べてみたら、『中世思想原典集成9ーサン・ヴィクトル学派』(平凡社)の中に収められているようです。
機会があったら是非、見つけてみてくださいね。
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この回答へのお礼

ギリシアではなかったのですね!
詳しく教えて頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/17 23:27

こんにちは。

  もしかして、ソクラテス?
「われはアテネ人にあらず、ギリシア人にあらずして世界市民なり。」
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この回答へのお礼

ソクラテスも、そのようなことを言ったのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/02/17 23:24

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