
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
再度回答します。
分子量分布が2.5といわれていますが、実際の生成ポリマーの数平均分子量はどのぐらいか?や重合モノマーが不明なので何んとも回答し難いですね。でも通常のラジカル重合では1.5以下にはならないのでは?あくまで個人的な感覚ですが・・。
また捕捉ですが、分子量はGPC測定でしょうか?ポリマーが極性モノマーを重合または共重合した場合、通常のカラムではカラム内でポリマーの吸着が生じ、正確な測定ができないことがあるので注意してください。
重合熱がかなり生じるということは、モノマーはすべて反応系に投入し一括で重合しているということですか?
あまりにも反応熱が高い場合は、モノマーを滴下して重合すると良いです。
また、溶剤で反応系の濃度を低下させる(希釈)のも良いと思います。溶剤の選定は注意してください。極性溶剤は連鎖移動反応を生じやすいです。
No.1
- 回答日時:
開始剤のみで重合した場合でも連鎖移動反応は生じます。
例えば、使用している溶剤、モノマー同士でも連鎖移動反応が生じます。連鎖移動剤を使用しない場合は比較的、重合開始剤の濃度に依存します。重合モノマーや重合方法にも依りますが、高分子量化するほど、分子量分布は大きくなります。当然、反応液の粘土も高くなる傾向にあります。したがって、回答としては分子量分布は狭くなる傾向になる、粘度は低くなるということになります。
分子量分布を狭くしたいのであれば、重合方法(リビングラジカル重合など)を適用すべきと思います。
温度制御については、質問の意味が判りかねるのでコメントは遠慮します。(重合熱の制御ということですかね)
この回答への補足
ご回答ありがとうございます。
連鎖移動剤により分子量分布が狭くなること、よくわかりました。
イメージとしてはMw/Mnが連鎖移動剤なしで2.5程度であれば、どのくらい下がるイメージでしょうか?(曖昧な質問で恐縮ですが)
また温度制御につきましては、ご指摘のように重合熱の制御という意味です。重合熱を外部ジャケットだけでは除熱しきれなくて困っています。
よろしくお願いします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
VACの乳化重合中の薄青蛍光発色...
-
高分子の合成の収率の求め方に...
-
スチレンの洗浄
-
アルドール縮合について
-
Mw/Mnについて
-
重合方法の違いで分子量分布に...
-
ラジカル重合の再結合と不均化...
-
Poly N-isoproplyacrylamideの...
-
Diels-Alder / retro Diels-Ald...
-
エチレンからポリエチレンが出...
-
1ーメチルー1、4シクロヘキサ...
-
重合反応と分子量
-
ラジカル重合の連鎖移動剤について
-
数平均重合度はなぜ、(反応前の...
-
ポリ酢酸ビニルの懸濁重合で少...
-
高分子化合物の計算の問題
-
ホルムアルデヒドによる重合が...
-
化学について質問です。 ポリエ...
-
開始剤、促進剤について
-
酢酸エチルの活性化エネルギー...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報