一回も披露したことのない豆知識

高校一年生です。
将来は弁護士になろうと強く思っているのですが、
この際、早くから法律の考え方を身につけたいと思い、
法律の勉強を始めたいのです。
その前にしっかりした大学に入らないと元も子もないし、
進路に法科大学院も考えているので、
高校生である間はあくまで「趣味」としてやっていきたいのですが、
具体的にどんな勉強方法があるのでしょうか?
アドバイスをお願いいたします。
また、お薦めの書籍などがあれば教えてください。

A 回答 (7件)

私は他の方の考えと逆で、今から勉強させることには疑問を感じます。

法律の勉強を早い段階から詰め込ませることで、質問者の方の性格が歪んでしまう可能性が高いからです。

法律を学ぶということは他人を批判する能力を学ぶということであり、世の中の常識といったもの全てを疑うという作業でもありますが、それを高校生のうちから学んでしまうと、あなたの社会生活上不利益を被るのではないだろうかと思うのです。ご存知の通り、個性が大事であると昨今言われながらも、入社試験などでは人の言うことをよく聞く学生が今でも採用されますし、このルールを守れと言われているのに、「この法律には合理性がなく憲法違反だ、私は守らない」と生半可の法律知識を盾に突っぱねようものなら、あなたは社会から疎外されてしまうだろうと思うのです。

もし、あなたが社会から疎外されてもいい、サラリーマンになれなくても良いというのならば、今から法律の勉強を始められても構いませんが、そうでないのならば今は社会常識をしっかりと学ばれて、友達からも近所の人からも一目置かれる高校生になることを目指された方が良いと思います。法律の勉強はそれからでも間に合います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ご存知の通り、個性が大事であると昨今言われながらも、……
>……あなたは社会から疎外されてしまうだろうと思うのです。

こうなってしまうとDoubleJJさんの仰るとおり、
不利益を被ってしまうかもしれませんね。
口に出さずとも、身近な集団の規則一つ一つに
疑心を抱く人間になってしまうと周りから人間性自体を疑われかねません。

ご忠告を頂いて感謝しておりますが、
JAZZLIFEさんの教えてくださった予備校にも一度アドバイスを頂こうかと思っています。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/21 23:21

「趣味」として、片手間に法律の勉強をすると言うのは、


世の中を馬鹿にしています。
貴殿の場合、強い意志を感じますので、アドバイスしています。
一度、大平光代さんの「だからあなたも生き抜いて」を、
読む必要がありそうです。弁護士で社会に貢献している人は、相当な自己犠牲がともなうと思います。
弁護士になる人は、なにかきっかけがないと、続けることが困難だと感じているからです。弁護士は、やくざを相手にすることもあります。覚悟はありますか?
ないというなら、「趣味」でいいと思います。
ロースクールが存在するようになった理由は、
地方などの弁護士が足りないことを危惧してのことであり、また、社会人の気持ちのわからない世間知らずの勉強だけできる人間に弁護士になってほしくないからです。
だから、回答をしている皆さんは、真剣に、人間性を高めることを勧めています。
私は、先手を打つことが社会で勝つことだと前回申し上げましたが、単に、最短で弁護士になることを勧めているわけではありません。早いうちから、どんな弁護士になり、
どのように人を助けていくかを考えたほうが良いから勧めております。
そういった意味で、貴殿が今すべきことは、ビジョンを決めることです。それが、モチベーションとなり、弁護士としてのアイデェンティティを確立していくから、早く取り組んでほしいと考えるわけです。
そういった意味で、今回、お勧めする書籍は、是非、ご一読願いたいと思います。
弁護士として仕事をすると、いやな仕事を引き受けざる終えないことが、必ずあると思います。
しかし、早いうちから、やってはいけないこと、やるべきことを考える習慣を養えば、きっと立派な弁護士になると思います。
私が考える立派な弁護士は、相手の立場にたつことができる弁護士です。これは、一度、サラリーマンなどを経験しないと分からないことなのですが、早くから問題意識をもつことがきっと役に立つと思います。
そういう意味では、イメルダ婦人の弁護を引き受けた弁護士の本を読むことをお勧めします。下記URLに載せます。
弁護士の使命が理解できると思います。

参考URL:http://product.esbooks.co.jp/product/product/ser …
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この回答へのお礼

返事が遅れて申し訳ありません。

大平光代さんの本は昔図書館で読んだことがあります。
ヤクザ相手に仕事をすることも(映画からですが)知っていたので、
それだけの覚悟は持っているつもりです。

弁護士は直接人と関わる仕事なので、
人の立場や気持ちを深く理解することが大切になってきますね。

親身になって相談して下さり、とても感謝しています。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2003/09/26 00:21

いまのうちから法律に関心を持ったり、裁判の傍聴に行かれたりするのはよいことだと思います。

しかし、ご自身も言われているように、高校生の間はあくまで趣味にとどめるべきでしょう。将来法律家をめざすのであれば、現段階で身につけるべきは生半可な偏った知識や受験技術などではなく、論理的思考力、表現力(文章力)、幅広い豊かな教養です。希望する大学に入学して優れた教授の薫陶を受けるためにも、高校の勉強を最優先するのはもちろんですが、小説や評論等の「よい文章」にできる限り多く触れることをお勧めします。法律を専門に勉強するのは大学に入ってからで決して遅すぎることはありません。
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結論から言って、先手を打つことは大切です。


今から、趣味ではなく、勉強を始めたほうがいいです。

現在、高校生とのことですので、
司法試験一発合格という手段はなくなっていると思います。その頃、法律家になるための手段は、
ロースクールに進学し、最終試験に合格することです。
今までは、司法試験を何回でも受けることができましたが、ロースクールでは、試験を3回しか受けることができません。3回失敗したら、4回目は受験できません。
どうしても受験したい場合、再度、ロースクールに通い、
受験資格を得るという方法しかありません。
ロースクールの構想では、8割の合格者をだすと言っていましたが、実際の合格率は、3割程度になると分析されています。背景は、合格者が研修を受けるための場所が3000人程度しか受け入れることができないのにもかかわらず、ロースクール卒業者が、9000人程いるからです。つまり、ロースクールで学んだから、弁護士資格を得ることができると言うわけでは、ありません。
予備校では、この合格率を考慮して、早め、早めに勉強を始めることを推奨しています。

逃げ道として、現在の司法試験のようなものが残ることも検討されていますが、そういった道は、考えないほうが言いと思います。
貴殿の場合、「趣味」で勉強をとおっしゃっておりますが、強く弁護士になりたいという意思をおもちなので、
伊藤塾、辰巳法律研究所、LEC、早稲田セミナーなどの予備校の窓口に足を運び、アドバイスをもらい、自分なりのビジョンを作り上げることが大切だと思います。
弁護士になっても、どの分野でのスペシャリストになるのかと言うことを考えておかないと、後々、苦労すると思います。

ロースクールに入るためには、適正試験のみならず、
論文、英語(TOIEC,TOFEL)の勉強も必要です。
入学時の考査の対象になりますから。

本当に趣味で、ということであれば、カバチタレという
漫画がありますので、参考に読んでみてはいかがでしょうか?また、伊藤塾の入門書が販売されているので、読んでみるのもいいと思います。

参考書席については、下記URLで検討してみてください。

参考URL:http://campus.nikkei.co.jp/know_law/book.html
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この回答へのお礼

現在の事情を詳しく書いてくださり、本当に感謝しています。

>弁護士になっても、どの分野でのスペシャリストになるのかと言うことを
>考えておかないと、後々、苦労すると思います。

どういう風な弁護士になるかということは、
今まであまり意識して考えたことがありませんでした。
初心に帰って、「なぜ弁護士になりたいのか?」というところから、
もう一度考えてみようと思います。

>ロースクールに入るためには、適正試験のみならず、
>論文、英語(TOIEC,TOFEL)の勉強も必要です。
>入学時の考査の対象になりますから。

そうですね。法学一辺倒になってしまうと、
後々大変なことになりますからね。

ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/21 22:51

 将来は弁護士になろうと強く思っているのだったら、今からやる法律の勉強を「趣味」でやるなどという発想は捨てたほうがいいでしょう。



 将来の目標を決めたのなら、高校生の時期からでも真剣に勉強するべきです。

 それと、法科の大学院はどちらかといえば法律学者を目指す人間が行くところです。
 弁護士を目指すなら、司法試験に合格しないといけません。

 今、日本の法曹界は司法改革が進んでいます。ですから、freedomskyさんが本格的に進路を決定する頃には、今と状況が変わっているので何が有利というのは今の段階では助言しずらいです。
 きっと、新設されるロースクールに進むのが良いと思いますが、まだ何とも言えません。
 
 ただ、真面目にコツコツ勉強しないと弁護士になれないのは、いつの時代でも変わらないと思います。


 勉強の第一歩としては、実際の弁護士の仕事を自分の目で見るのが一番いいと思います。

 裁判は、一般人でも傍聴できますから、一度、傍聴してみるといいでしょう。
 世間で注目されている以外の裁判(要は、一般的な裁判)は、当日、裁判所に行けば傍聴できます。

 近くにある地方裁判所以上の上位裁判所を調べて、傍聴してみてください。
 初めて傍聴するなら、民事より被告と原告がはっきりしている刑事裁判を傍聴した方が理解しやすいと思います。

 参考URLに裁判所のHPを載せておくので、近くの裁判所の場所や交通手段などを参考にしてください。

 それでは、freedomskyさんが良い弁護士になれることを祈っております。

参考URL:http://www.courts.go.jp/index.htm

この回答への補足

「趣味」というのは、具体的には

『今は大学入試の勉強を優先して、空いた時間に少しずつ、
しっかりした勉強をしていこう。』

という意味合いで書いたものです。
不適切な表現についてお詫び申し上げます。

補足日時:2003/09/20 00:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
まだ裁判の傍聴はしたことがないので、
近い日に行ってよく観察しようと思います。
ご親切にURLまで載せて下さって、本当に感謝しております。

お礼日時:2003/09/20 01:15

 専門家ではないので、役不足かもしれませんが・・・



 まずは、概論と解釈から入ってはいかがでしょうか?
次に判例を読むための準備にもなりなりますし・・・

 とある地域に繋がっているたった1本の橋に
「この橋を馬は渡るべからず」をどう解釈しますか?
1.牛は渡って良い。
2.象は渡って良い。
3.人に連れられた馬は渡って良い。
4.戦車は渡って良い。

文面だけで見ると、
1.2.4.はOKです。

この決まりの由来について考えると、
・重量制限で馬がダメだとすると、全てダメです。
 (が、仔馬ならOK?)
・糞公害対策だとすると、生き物全てNG。
・犬が多い地域で、ほえた犬に驚き、暴れ馬(動物が制御不能)となるのを抑制する目的なら、
4.はOKです。
・そこは平和を願う地域。馬は戦争に使う(兵器になる)事もあるので、入ってはダメだとすると1.だけがOK。
他にも色々な考え(成り立ち)があると思います。

 トンチ問題ではないですが、そういった事を考えるチカラを養ってみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

わかりやすい例を挙げて下さって感謝しています。

この例のような抽象的な規則だと、
日常生活の中で探せばあちこちに転がっているかもしれませんね。
そうなれば、「これはOKなのか?」「あれではダメなのか?」と色々考えて、
あらゆる角度からモノを見ることができるようになれると思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/09/20 00:16

私は今年、法科大学院の適性試験を受験しました。


私も将来は法律家を目指しており、その立場からアドバイスをさせていただきます。

今現在、高校1年生でしたら、間違いなく法科大学院に進学してから司法試験を受験することになると思います。
法科大学院が求める人材は、「多様な知識を持つ人」だそうです。
つまり、法律の知識だけでなく、経済や国際感覚、医療など様々な知識をもった上で、法科大学院に進学することが理想だと思います。
なので、今は法律の勉強だけでなく、色々なことに興味を持つことが大切だと思います。

ただ、今から法律の勉強をしたいという熱意はすばらしいと思います。

的確なアドバイスかどうかは不安ですが、良かったら参考にして下さい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>法律の知識だけでなく、経済や国際感覚、医療など
>様々な知識をもった上で、法科大学院に進学することが理想だと思います。

そうですね。
現在の社会事情なども、積極的に取り込んでいこうと思います。

お礼日時:2003/09/20 00:02

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