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たとえば、手が汚れたり、衣服が汚れると、それは油性の汚れや水性の汚れ、そして、皮脂もあるでしょうし、汗や、食べ物のソースなどもあるでしょう。

せっけんの成分が何であり、かつ、どのようにして汚れが 手や衣服から
剥がれていくというメカニズムなのでしょうか。

A 回答 (3件)

簡単にいえば、せっけんや合成洗剤は油と水の橋渡しをし、油を水に分散させ混合できるようにする物質です。

構造中に油と馴染みやすい部分(親油性または疎水性:+-の電荷がほとんど無い=油と同じ)と水と馴染みやすい部分(親水性:+ーの電荷を持つ=水も同じ)を併せ持っています。親油性部分で小さな油滴を取り囲むと、その外側に親水性部分が来るので、油汚れを小さな油滴にして水に分散させることができるのです。したがって、油汚れ(皮脂も含む)を落とすのに大きな効果があります。水の表面張力を下げるので、布に水をしみこませやすくする効果もあります。水に容易に溶ける汚れ(食塩とか)ならば水で洗っただけでも落ちるので、無理にせっけん等を使わなくても良いと思います。
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石鹸(せっけん)の主成分は「脂肪酸とナトリウム」です。


脂肪酸は、金属磨き剤として知られる「ピカ一ル」などに用いられてますが、これに水酸化ナトリウムなどを混ぜて中性化(中和)すると「界面活性剤」が出来ます。
界面活性剤は、水にも油にも染み込むので油汚れに馴染んで水を弾かなくなり汚れが水に溶け出します。
中には、天ぷら油などの廃油を利用して、水酸化ナトリウムを混ぜて自家製石鹸を作る人もいるぐらい簡単に作れます。
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>せっけんの成分


脂肪酸とアルカリ(水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム)が、結合した脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムです。
古くは油脂にアルカリ成分を加えて、加熱して製造していましたが、現在では脂肪酸にアルカリを加えて中和する方法などが主流です。
http://www.kao.com/jp/qa_cate/soap_04_03.html
http://jsda.org/w/06_clage/4clean_197-4.html
http://jsda.org/w/06_clage/4clean_198-4.html

>メカニズム
石けん中には、油になじみやすい部分(親油基)と水になじみやすい部分(親水基)があります。
親油基は汚れや衣類と結びつき、親水基は水と結びついて、汚れや繊維のすき間に水がしみ込み、汚れを水の中へ取り出す働きをします。
http://jsda.org/w/03_shiki/a_kaimen02.html
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