映画のエンドロール観る派?観ない派?

福島第一原発の事故に関連して放射線の線量がマスメディアをにぎわしています。

放射線量は時々刻々と変化しておりますので、その瞬間最大値も瞬間最小値も人体に対する影響を代表するわけでなく、一定時間の時間積分値が重要になると思います。

そこで、質問です。

新聞やテレビで、「○月○日の東京都新宿区の放射線量が0.01μSv/hです」と発表されていたとします。
この時、0.01μSv/hという測定結果は下記のどちらに近いのでしょうか?
A:測定器が一時間にわたって測定した放射線量。
B:測定器が(例えば)一秒間で測定した数値を3600倍して、Sv/hにした換算値。

放射線の線量が時々刻々変化している事実と、人体に対する害は累積の線量である事の2点から、上記のAとBでは全く意味が異なると思います。
しかし、数字としては同じ0.01μSv/hとなり、この数字が独り歩きしてしまうのではないでしょうか。

どうも放射線測定器は温度計の様に瞬時に(≒一秒ぐらいで)数値を示すのではないかと疑っています。
実験室ではなく、東京都新宿区など実地に放射線測定する場合の測定所要時間、換算ルールなどにお詳しい方がいらしたらご教示いただきたくお願いいたします。

A 回答 (5件)

No.1です。



お礼欄にあるようなことは、あり得ることです。
例えば放射性物質を含んだ風が吹いているような場合、風向きが変わると
放射線量も変わることがあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

瞬間値を取り上げて、数字を一人歩きさせて、無知な国民を不安に陥れ、政府や電力会社を追い詰めて、後から正しい数値を説明しようものなら、事実隠しだ、国民を欺いている、なんて自分は正義の味方みたいにふるまうけど、最初から科学的に有意な数字を発表してくれればあたふたしないと思うのですけどね。

昨日も、浄水場の水の放射性を210ベクレルと発表して、大騒ぎさせて、今日は79ベクレルだそうです。

大本営発表を拡散するだけの日本のマスコミは”こまったちゃん”ですね。

お礼日時:2011/03/25 18:44

> マスメディアに科学リテラシーを期待ちゃいけないのでしょうか。


私たち国民としてはマスメディアにそれこそを期待したいところですが、現実を見るとまったく情けないですね。
「今はまだ大丈夫」と政府発表を垂れ流すばかりで、私たちが一番知りたい情報、例えば「いつまで大丈夫なのか」といったことを、なかなか報じてくれません。
また、私たちが情勢を正しく判断する上で必要な「事実」を小出しにしか報じてくれません。
近頃はさすがに少なくなりましたが、被曝時間を無視してレントゲンやCTスキャンの放射線量数値と比較して影響度を小さく見せる報道や解説などは、「科学リテラシー」とは正反対の詭弁と言うべきでしょう。

マスコミが伝える政府報道を信じてそれに頼って安心していたい人は別として、自分の頭で考えて行きたいと思う人は、海外の信頼できる機関などから情報を探すしかないのが現状です。

下記をご覧になると、ANo.4のご回答の意味がよく解ることでしょう。

IRSN(フランス放射線防護原子力安全研究所)の日本語版資料(2011/3/22付)
「2011年3月12日より福島第一原子炉から放出された放射能雲大気中拡散シミュレーション」
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-simula …
その動画部分
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_disp …
(※映像では21日以降は放射性物質の発生が止まっていますが、これはシミュレーション計算の範囲が20日までであるためで、実際には出続けています)

「無防備状態(屋外)において1 歳児が受け得る対全身放射線量」
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dose …

http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/animation_dose …

全世界への拡散シミュレーション「日本から流れる放射能雲の移動」日本語版資料(2011/3/22付)
http://www.irsn.fr/EN/news/Documents/irsn-monito …
その動画
http://www.irsn.fr/FR/popup/Pages/irsn-meteo-fra …
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この回答へのお礼

情報とコメントありがとうございます。

大本営発表を拡大するだけのマスコミは70年前と変わっていませんね。

お礼日時:2011/03/25 18:47

これ読んで。


「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558 …

例えば放射性ヨウ素の測定時間は30秒です。
正確です。
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この回答へのお礼

URLありがとうございます。

ちょっとだけ読んでみましたが、こちらは放射能の量(ベクレル)の世界で、質問で挙げたのは環境放射線の強さ(シーベルト)ですが、、、、。

そもそも質問に至った背景も、被曝量が問題なのに、放射線の強さ(シーベルト)を発表しているマスメディア様の科学リテラシーに関する疑問なんですよ。

お礼日時:2011/03/23 17:25

私も、Bで間違いないと思います。



> 実地に放射線測定する場合の測定所要時間
実地には下記に示すような空間線量計(シンチレーションサーベイメータ)を使って測定していることでしょう。
お考えのように、これは設定した時定数(基準時間)内にカウントしたガンマ線の検出数から、1時間当たりの線量率(μSv/h)を計算して表示する構造になっているようです。

なお測定時間ですが、マニュアルによれば時定数の3倍(最大で90秒間)測定するよう推奨されています。

「サーベイメータの取り扱い方法」((財)原子力安全研究協会)
http://www.remnet.jp/lecture/seminar/H22kisoI03_ …
の9~11、12~14ページ参照のこと。

> 一定時間の時間積分値が重要になると思います。
私もそう思います。ですので連続した計測値が大事だと思います。
たとえば1日数回とかの測定の場合では、その時点での量は判りますが、仮に測定の合間に放射能汚染された塵を多く含む空気が通過していたとしても、見逃してしまうことになりかねません。

文科省のモニタリング(↓は新宿)は20分おきくらいに自動測定しているようですね。
これくらいの細かさならば、積分値の見当が付けられるのではないでしょうか。
 http://mextrad.blob.core.windows.net/page/13_Tok …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「Aさんは何とアルコール度数50のウオッカを飲んでいますが、健康はだいじょうぶでしょうか?一方のBさんはが飲んでいるのはアルコール度25の日本酒なのでアル中になる危険はないでしょう」
と言ってるようなマスメディア(笑)

マスメディアに科学リテラシーを期待ちゃいけないのでしょうか。

お礼日時:2011/03/23 17:30

Bです。


実際にはリアルタイムで表示されていますので、多少の変動はあります。
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この回答へのお礼

早速にありがとうございます。

「多少」というのはどの程度でしょうかね。

私は、
12:02に測定したら0.501μSv/h
12:59に測定したら0.012μSv/h
などという事があるのか、ないのかに関心があります。

お礼日時:2011/03/23 17:32

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