【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

私はもうすぐ中学2年生です。
私は韓国が好きなので、韓国と日本の間の国際問題がはやく解決して欲しいと思っています。
でも、人に説明できるほど問題の詳細や事実を知らないので、苦手だけど歴史を学ぼうと思いました。
でも、学校では(たぶん)日本の歴史がほとんどだと思うので、本を読み個人で勉強しようと考えています。

●独島(=竹島)問題
●歴史の教科書問題
●慰安婦問題

などが書いてある本を探しています。古いものでも構いません。著者が日本人でも韓国人でも、その他、外国人でも構いません。
その本を読んだ感想もできれば教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

・韓洪九著 『韓洪九の韓国現代史』 平凡社


        副題: 韓国とはどういう国か

 著者は韓国の歴史学の大学教授です。ハンギョレという、親北朝鮮(北朝鮮をひいきする)・反日・民族主義として有名な左派新聞があるのですが、その新聞に連載していた歴史コラムを本にまとめたもので韓国でもベストセラーになった本だそうです。
 著者は今もハンギョレ新聞に文を書き、紙上討論に参加するなどして韓国左派の中で有名な知識人です。
 歴史学者として、韓国国旗の真実、中国の明(みん)が朝鮮に与えた大被害、韓国軍がベトナムで行なった民間人虐殺など、さまざまなことを書いています。
 書いてある全部に拍手を送ることは出来ませんが、反日・民族主義色が強い新聞で活躍している人だからこそ、内容に重みがあります。本当の学者はやはり、慎重に事実に近づこうとします。しっかりした根拠に基づかないで希望的推測で「説」を発表する大学教授が多い韓国ですが、この人はちょっと違うようです。

・竹島については、島根県がインターネットに作っている Web竹島研究所 という所をお薦めしたいです。
 インターネット上では日本の立場で作られているサイトより、韓国の立場で作られているサイトの方が数が多いようです。こちらの主張、それについての反証、あちらの主張、・・・・・
 本としては、 下條(しもじょう)氏の単行本がかなり売れたようです。検索さなったら出て来ると思います。

・工藤美代子著 『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』 産経新聞出版

 これも、是非手に取ってみてください。
 関東大震災のさなかに、実際に朝鮮の人達が組織的に犯罪を行なっていた事。
 「虐殺」の人数とされている数が、実は根拠の無い数値が独り歩きして、教科書にまで載る「定説」になっている事。
 証明されていない写真が、「虐殺の証拠」として岩波書店など各有名出版社の歴史書に載せられている事。
 ・・・・・・などが書かれています。
 印象に残っているのは、 千葉県との境にある東京の川の橋の橋げたに引っ掛かっている死体を、有名出版社の本で「橋げたにくくりつけられて虐殺された朝鮮人女性」として紹介されていることについて。震災当時大火災が発生しましたので東京の川は火から逃れて亡くなった人々の死体でいっぱいでした。その死体でいっぱいの川へ危ないのにわざわざ降りて行って人を橋げたにくくりつけて暴力を振るって殺したとは極めて不自然だ、その死体の女性が朝鮮人であることがわかることはその写真からは無く、くくりつけられたとしているヒモは細くて着物の襦袢(じゅばん)などに使うヒモのような見える、また足袋(たび)が見えるので日本人女性のように見える、死んだ日本人が流されて着物がはだけて襦袢のヒモが橋に引っ掛かった状態なのではないか? という所です。
 写真1枚でも、解釈によって全然違った説明文が付けられる可能性があるということを教えてくれてます。

・ご参考に、有名新聞である朝鮮日報という新聞が1920年代に出した記事を紹介します。
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/0 …
 朝鮮日報では1924年に「人肉市場探訪記」という連載をやったそうです。婦女子を物のようにお金で売り買いする婦女子人身売買を「人肉市場」と名付けてルポした物だそうです。
 日本統治時代の昔の自社新聞記事を紹介するページで、最近朝鮮日報で始まった「朝鮮日報に映ったモダン朝鮮」の第8回「「ご飯代だけ投資すれば数十倍の暴利」人身売買」、今月3月10日に朝鮮日報に載ったものです。
 これによると、洪水や日照りが一度来るたびに餓えに苦しむ農村では婦女子を遊郭(※性売買業所 と注釈を付けてます)へ、料理屋へと売っていた。
 1924年10月23日付けの記事によると、「飢饉に追われた田舎の女たちが悪魔のような魔手に華かって、この呪わしい人肉市場を繁盛させている。」
 1924年9月24日の記事には、「朝鮮女性数十名を中国へ売っていた魔窟があばかれた」事が書いてあるそうです。
 同年9月26日の記事、「このように国際的人身売買が盛況なのは、「ご飯代数十ウォンと紹介料だけのはした金(がね)で、連れて行きさえすれば千ウォン以上で売れる暴利の為であった。」そうです。
 また、自分の子や姉妹を売り飛ばす「売喫」も多かったそうで(1921年6月13日付記事)、「本妻を売り飛ばした」(1921年6月24日付)、・・・
 1938年10月11日は、高利貸しが債務者の娘・妻を遊郭に売った話。
 日本人は全然出て来ません。
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この回答へのお礼

とても丁寧な回答ありがとうございます。
書いていただいたものをすべて参考にさせていただきます。
インターネットという手もありますよね。でもネットだけに間違った情報もあると思うので、気をつけておきます。

お礼日時:2011/03/25 09:21

 下記でご紹介致しましたページが、アドレスが変わっていました。


http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/0 …
 見出しの文字はハングル文字と漢字が混ざった書き方ですね。
 本文はここに載っている限りでは、ハングル文字ばっかりです。
 朝鮮日報は、朝鮮の人がお金を出して作った新聞で、社長も記者も朝鮮の人たちで、記事もこのようにハングル文字と漢字を両方使っていました。
 日本の歴史本では教科書でさえも、「日本統治時代は朝鮮語の使用が禁止された」とよく書いてありますがそれは事実と異なります。
 朝鮮日報紙も、1944年夏に日本から休刊命令を出されて新聞が出せなくなるまでは、このようにハングル文字で新聞を作って出していました。ハングルの新聞が出せなかったのはちょうど1年間だけでした。
 ラジオも京城放送局という、資金も資材も人材もほとんどが日本人が出した放送局が設立されていましたが、日本語放送だけでなく、朝鮮語放送チャンネルもちゃんとあり、これはずっと1945年8月15日まで途切れることなく電波が流されました。
 「日本統治時代は朝鮮語の使用が禁止された」というのは拡大表現です。
 映画も朝鮮人の監督で、朝鮮人の俳優さんが出演した映画が作られました。手元の本(韓国で出版された本)によると、終戦直前1944年にも朝鮮の人が朝鮮語による映画を作っています。朝鮮語セリフの映画の中には日本人にもわかるように日本語字幕を付けて上映されたものもありました。
 学校でも、朝鮮の生徒は朝鮮語を話していました。でも多くの日本の本ではその事実は書いてありません。
 私が韓国語を習った先生は、1945年の6月になって初めて「学校で朝鮮語を話してはいけません。」と先生から言われたと言ってました。あと2ヶ月で終戦、という時です。
 「日本語の使用が禁止された」のはラジオについてはそのような事実は無く、その他については終戦直前の短期間のみでした。
 韓国朝鮮について日本で書かれている歴史本には拡大解釈、拡大表現が多く、それが事実を大きく歪(ゆが)めています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今、nogul2nさんの回答を読み、「朝鮮語を禁止していた」という嘘を知りました。とてもためになりました。春休み明けに先生に言ってみます。

お礼日時:2011/03/25 09:23

 歴史の本は他の方も書いていらっしゃるように、歴史観や立場によってかなり違った内容の本が世の中にたくさん出ています。

私も幅広くお読みになることを是非お薦め致します。
 韓国の中でさえも、歴史観の違いによってだいぶん違った内容の歴史本がたくさん出版されています。ある歴史観の人たちは違う内容の歴史の本を「とんでもないっ。発禁にしろ!」と非難し、非難した人たちの本も別の歴史観の人たちから「とんでもないっ。発禁にしろ!」と非難されています。
 韓国の教科書も1冊だけの国定教科書から、複数の出版社が教科書を作る検定教科書制度に変わりましたが、出版社によって内容に幅があります。検定を通った複数の教科書について、そのどれにも賛成しない人たちが「代案教科書」という独自の歴史教科書を作って出版したりもしています。
 北朝鮮の歴史本や、北朝鮮式の歴史観で歴史教育を行なっている日本内の朝鮮学校もまた、韓国の歴史とはかなり違う内容の歴史が「常識」や「定説」となっています。
 このように朝鮮半島の中でも違い、韓国国内でもさまざまな歴史解釈があるのに、韓国朝鮮の人達は日本が韓国や朝鮮と違う歴史観であるのが気に入りません。韓国人は官民あげて「韓国と同じ歴史認識にしろ」としょっちゅう求めて来ます。韓国内でも違う歴史認識がいろいろあるのに・・・・・・

 さて、私のお薦めは次です。
・李栄薫著 『大韓民国の物語』
        副題: 韓国の「国史」教科書を書き換えよ 文芸春秋刊

 経済史が専門の韓国の大学教授が書いた本です。経済史研究の過程で今韓国で常識とされている、日本が朝鮮半島の経済に与えた影響についての数値の出処や解釈が、根拠の無い物であることがよくあることに気付き、あらためて韓国の歴史について考えるようになった人です。
 後半の1945年以降についての所はお読みにならなくても、植民地と「従軍慰安婦」について書いてある所までをお読みになるのをお薦めしたいです。
 本の帯(おび)に書いてあることばをご紹介しましょう。
 第二部 (韓国で常識になっている、日本による「植民地収奪論」について)敢えて私は言います。これは事実ではありません。たとえば、米の半分が日本に輸出されたのは総督府が強制したからではなく、日本内地の米価が(朝鮮地域より)30%程度高かったからです。

・西岡力 『よくわかる慰安婦問題』 草思社刊

 うちは長いこと朝日新聞を購読していて、「従軍慰安婦問題」についても日本で常識となっていることを事実と思って来ました。常識となっている内容については、「常識」を元にした本がたくさん出版されていますので、そういうのを御覧になるのは容易でいらっしゃると思います。
 常識は、朝鮮で普通に生活していた女の人達をある日突然、日本軍人や日本人が日本刀を突き立てて脅してむりやり軍用トラックに乗せ、慰安所へ連れて行き性的奴隷にした、というものです。
 このような場面は韓国のテレビドラマでも再現され、多くの韓国人が視覚的にも「知っている」内容です。
 しかし私が数年前に韓国のハンギョレという有名な全国新聞を読んでいたら、今は日本に住んでいる元「従軍慰安婦」のおばあさんへのインタビューが載っていました。
 そのおばあさんは朝鮮の田舎の農家で生まれ育って結婚したんだけども、結婚1週間で家出した。家出の理由は載ってませんでした。駅へ行って、どうしようかと考えていたら、ちょうど幼なじみの女の人も家出して駅に来てた。二人でどうしようかと言ってたら、顔なじみの村の女の人(朝鮮人)が近づいて来て、「平壌に行けば、簡単な雑用をして住み込みで働ける所がある。紹介する。」と言われ、それは良いとついて行った。そしたらそこは芸者置屋(おきや)だった。そこで2年働いた頃、芸者置屋の経営者(朝鮮人男性)から、「中国へ行ったらもっと稼げる」と言われ、その経営者と一緒に北京へ行った。経営者のことは「お父さん(アボジ)」と呼んでいた(本当のお父さんじゃないんですけど)。北京で南の方へ行ったらもっと稼げるという話を聞いて南へ行った。そこで働いた置屋の近くに日本軍の駐屯地があった。
 という内容で、その後は日本政府相手に損害賠償裁判をしている話についてのインタビューでした。
 田舎から出て来た若い女性が芸者置屋で何をしますか? 芸のゲの字とも無縁で来て、琴を触ったこともないような人が何をして働いたのかはどこの国の誰にでもわかることです。
 日本人や日本軍人に全然強制されていません。性奴隷って、じゃ平壌で働いてた時は何なの?
 この人は映画にもなってます。
 
 私は難しいことはよくわかりませんが、今常識とされ日本の教科書にまで載っていることが、実際は事実とはかなり距離があることは確かです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても丁寧に説明していただきありがとうございます。借りれるだけ借りて良い本は買おうとおもいます。ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/24 14:24

質問者さんの望まれていない回答だとは思いますが、本当にその事について知りたいようであるならできるだけ数多くの本を読むべきだと思います。


例として手っ取り早い方法で言えば、図書館や本屋でその類の本をとにかく読んでみるなどを勧めます。(別にネットでも何処でも何でもいいんですけど)

こういうのは、俗に言う「右」や「左」や「真ん中」などの思想や解釈、評価などの影響を強く受けやすい分野なんです。
できれば、日韓だけなく、それ以外の国の問題(イギリス・アイルランド間とかその他諸々)も知っておいて損は無いでしょう。

質問文から見て質問者さんはその分野の知識があまり無いかと思われます。
ですのでこのような答え方になってしまったのですが、とりあえず多くの本の読む事を読んだ事を勧めたいたいです。
うまく言い表せる自信は無いのですが、歴史とはそういう分野なんです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これから春休みなので、時間はたっぷりあります。春休みの宿題が終わったらじっくり読むようにします。ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/24 14:22

とりあえず、↓でしょうか。



「嫌韓流」 山野車輪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3% …

この本については、事実を知られると都合の悪い方たちから、色々と言われていますが、代表的な問題は一通り扱っており、入門書としても、わかりやすくて良いと思います。
内容的には、歴史を知らないで韓国を好でいる人には、かなり過激な内容かもしれませんが、まず事実を知らない人間には真の友好を語る資格はありません。

また、日韓関係を調べていくと、戦争関係の知識も必要になりますので、↓も紹介しておきます。

「いわゆるA級戦犯」
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%82%8F%E3%82 …


これらで語られている内容は、恐らく質問者様が期待していたものとは、かなり違うと思います。そしてその結果、いままで韓国に持っていた好感度がそのままの強さで、嫌悪感に転換してしまう場合がありますので、注意して下さい。必要なのは嫌な事であっても、知った事実を生かすことであって、盲目的に憎悪することではありません。


これらから基本的な知識を得た上で、知りたい分野をより掘り下げていけば良いと思います。
出てきた疑問をネットで調べるだけでも、かなりの知識が得られます。


それらとは別に、↓では韓国の日々のニュースを見ることができます。

http://blog.livedoor.jp/newskorea/


ここの「社会」でも韓国関係の質問はよくありますので、それを閲覧するのも良いかもしれません。
「韓国と日本に関する歴史などのおすすめの本」の回答画像1
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
本屋や図書館などで調べてみます。読まないよりは読んだほうがいいですからね。ありがとうございます。

お礼日時:2011/03/24 14:21

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