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化学II 九州大学(2011)入試問題
次の問題の解答方法が分かりません。
[6] 次の文章を読み,問1~問3に答えよ。(問1,2は割愛)
問3 五大栄養素に加えて,食物繊維として腸内環境を整えるはたらきのある炭水化物にセルロースがある。以下の問いに答えよ。
 (1) セルロース1.62gに希硫酸を加えて長時間加熱すると,1.80gの生成物Iが得られた。これは水によく溶け,1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてメチレンブルーよう液を青色から無色に変化させた。メチレンブルーとの反応後
の生成物Iの構造式を記せ。
 (2)セルロース1.62gに無水酢酸と硫酸触媒を加えて加熱すると,2.67gの生成物Jが得られた。生成物Jには,もとのセルロース中の水酸基が約何%残っているか,有効数字2桁で答えよ。
[答え(1)添付ファイル (2)17%]

「化学II 九州大学(2011)入試問題」の質問画像

A 回答 (1件)

(2)


セルロースは1.62gで生成物は2.67gなので、増えた量は1.05gです。
セルロースの繰り返し単位はC6H10O5(=162)で、ひとつの繰り返し単位には3つの水酸基があります。
よってはじめあった水酸基は3×0.01mol(繰り返し単位のmol数)=0.03mol個
無水酢酸と反応して1つの水酸基がアセチル化する際、HがCH3COになるわけですから、分子量は42増えます。
1.05÷42=0.025
0.03-0.025=0.005
0.005×100÷0.03=16.6666…
よって17%です。
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この回答へのお礼

遅くなってすいません。わかりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/03/28 21:25

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