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ある場所にて6.6KVの水力発電所から電源ケーブルにて配線して、第1柱より架線にて引き出してありますがその第1柱に
DGR(方向性気中開閉器)が取り付けてありまして、その(電源側、負荷側)の向きがケーブル側が(つまり1次側)が負荷側に
なるようにせっちされています。この場合にZCTのK,Lの向きが反対となり、L側が電源側となりますが継電器(リレー)は正常に動作するのでしょうか。DGRの電源側と負荷側を判定にして設置した状態です。
もちろん発電機の送り出し盤には、SGRとOCRが設置されていますので、地絡および過電流は保護されています。
どのような動作となるのか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

私は以下のように考えます。


1、DGR(地絡方向継電器)はGR(地絡継電器)と異なり、正常な設置であれば、自分の取れつけてある線路(フィーダー)の地  絡のみ検出し働きます。つまり方向性気中開閉器(方向性PAS)を開放させ、フィーダーの地絡による感電事故等を防ぎま 
  す。
2、この場合、方向性PASが電源側と負荷側が逆に設置されていますので、もし二次側(フィーダー側)で地絡が発生してもPAS  内部の零相電流(Io)検出のZCTと零相電圧(Vo)検出のZPCが自分のPASの一次側(通常の正しい設置の場合)として判
  定するので、地絡方向継電器は働かずPASもトリップしません。
3、もう一つの問題は、通常PAS内部のZCTは高圧主回路の可動開閉接点の電源側に設置していますので、経年劣化等により
  PAS内部の絶縁劣化が起こった場合、PASが逆設置だとZCTは最も負荷側に設置したのと同じことになり、PAS内部地絡
  を検出できず、(その場合、発電所内のDGRが働いてそのフィーダーを開放するとは思いますが)非常に危険です。
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この回答へのお礼

大変よくわかりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2011/04/04 16:14

だから設置が反対ではない、それでいいのだろうと言っているのです、反対にはなっていないと言ってるの。

電気は電子の流れで、発電所でも受電所でも、交流では行った電気が必ず帰ってきている、毎秒50回か60回であり、水の位置エネルギーを電気エネルギーとして運んで、末端で回転エネルギーとして動力を回して電子は帰って来ている。一方的に送り出されているだけではない。だから、地絡の検知に発電所も受電所も原理は同じことと言ってるのです。多分これで納得してもらえないでしょうから、保安協会のHPにでも聞いてみればいいのではないでしょうか?
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発電所のDGRがKが構外側でLが構内側ならそれでいいのではないでしょうか?


DGRは構内の高圧ケーブル等の地絡を検知してSOG動作するのだから、それが発電所であろうと、高圧受電需要家であろうとも、構内の高圧地絡を保護するための装置ですので問題ないと思うのです。

この回答への補足

質問の意味があまり伝わりませんでした。発電所にて発電して送り出す電源ケーブルの負荷側(2次側)の柱上に設置してあるDGRの向きのことでして、KとLが
反対になっていた時のDGRの動作はどうなるのでしょうかという質問です。
よろしくお願いします。

補足日時:2011/03/31 11:30
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