プロが教えるわが家の防犯対策術!

WW1でドイツが敗戦した理由について教えて下さい。
シュリーフェン作戦の失敗や、資源、人的資源の欠乏、同盟を結んでいた国の弱さ、Uボート作戦の失敗によって導かれたアメリカの参戦などが敗因としては挙げられますが、これらの敗因またはその他の敗因の中で大きなものはなんですか?これが敗因としては大きかったというものを三つほど解説していただけると嬉しいです。

A 回答 (2件)

まあ、漫談ですが半分本気です。



敗戦、する原因は、開戦、することですよね。開戦しなければ敗戦はありえないわけです。

で、ドイツはあの時点で戦争をするつもりはなかった「はず」なのですが、やってしまった。
オーストリア皇室のゴタゴタですむようなハナシにつきあって、気がついたときには

「どうやっておわらせたらいいのかわからないほどの大戦争」

になってしまっていたわけです。

シュリーフェン計画もそうですが、ドイツは本来、ロシア・フランスから挟撃される状況をいかにして防衛し、国体を護持するかが軍のドクトリンです。
それが、常に攻撃していなければならない戦争をはじめてしまい、しかも身近な仲間は足手まといのオーストリア、という。オスマン・トルコのほうが、まだスエズ運河攻撃と英仏の中東政策攻撃につかえるので、仲間としては上でしょう。

自分が考えていた

「ロシアとフランスから同時に攻撃されたけど、ベルギーを突っ切ってまずパリを陥落させてフランスと講和し、発達した鉄道システムで軍主力をすぐ東部戦線におくり、ロシア軍もぶったぎる」

ができなくなった時点で、もう終わりの始まりだったかとおもいます。

そして、このような机上の空論、つまり、駅から最前線まで歩いていった軍隊が、まともに戦争できるはずがない現実に気づかない参謀本部が軍を牛耳った時点で、アウトだとおもいます。そういった意味では、シュリーフェンが参謀総長になった時点が、ドイツ崩壊の始まりではないでしょうか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、シェリーフェン計画で重い弾薬、武器などの荷物を持って歩かされた兵士達が歩いてベルギーを突っ切ってフランスを打ち負かすなんてのは確かに無茶な話だと思います。
授業の課題でドイツの敗因についてのエッセイを書かなければいけなかったので助かりました。結局エッセイ内容はシェリーフェンプランと米国参戦、あとは・・・そうですね、貴族思考で本来戦争不向きだったオーストリアハンガリーと大戦開始直後に同盟を脱して協商側で中立国となってしまったイタリアの双方の国が同盟国だったからというこの三つで書こうかなと思ってます。ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/02 19:06

Uボートの無差別攻撃によって被害を受けたアメリカの参戦でしょう。


アメリカの参戦さえなければ屈辱的な講和でなく条件付きの講和を結べたと思います。屈辱的なベルサイユ条約によってナチス党の台頭を許してしまった。ベルサイユ条約は間違いでした。
その点、第二次大戦の戦勝国アメリカによる日本統治は寛大でした。だから日本はアメリカと仲良くなれました。たぶんアメリカは歴史に学んだのでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうですね、ヴェルサイユ条約の内容はボロボロにプライドを傷つけられたドイツを再び戦争を導いたんだとわたしも思います。
でも、ヴェルサイユ条約の内容が屈辱的なものになったのはたぶんアメリカ、というよりはヨーロッパ諸国(特にフランス)のせいでは?米国のウィルソン元大統領は、ヨーロッパ大国たちのドイツへの露骨な憎悪を窺わせるような条約内容にかなり辟易していた、というようなことが授業のテキストに載っていたのですが、どうなんでしょうかね・・・

お礼日時:2011/05/02 18:49

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