人生のプチ美学を教えてください!!

私は専門学校を卒業し、現在大手建設会社のデザイナーとして働いております。
専門学校で「アート」としてのCGとデザインを勉強してきました。今はプロダクトデザインをするうえで、自分のデザインの表現手段として3DCGを作っています。
つまり、今まで専門学校で勉強してきたものがあまり発揮できていません。先日まで他人のデザイン案等をリアルなCG画像にするためオペレータのようなことをさせられる毎日でした。
他人のデザインを画像で表現するということを毎日やってきたのと、他分野への移行の違和感から、プロダクトデザイナーとしての知識や感性を磨く余裕がいままでありませんでした。
そんな状態にも関わらず、最近上司から「じゃあ君もアイデア出して」と言われます。上司の意図は「デザインの勉強のため」といった感じで、いきなりいいデザインをしろということではないようです。しかし、正直焦っています。と言うのも、アイデアがあまり出てきません。何かを考えても非現実的なものばかりで、製品にするには程遠いものばかりです。一方で現実的な用途や機能を念頭に入れて考えると、デザイナーとは思えないほどダサい形になってしまいます。
周りをみてもプロダクトデザインを勉強してきた人たちばかりで、自分だけ取り残されているような感覚に毎日襲われます。
そこで、教えて頂きたいんですが、プロダクトデザイナーとして良いアイデアを出すにはどんなことを勉強していけばいいんでしょうか?積極的にモノ作りの感性を磨くためにはどんなものを見てどんなことをしていけばいいでしょうか?また、語弊があるかもしれませんが、カッコいい形を生み出すための目や頭を養う方法はありませんか?
ただ自分に才能が無いだけかもしれませんが、他人のデザインを画像にしろと言われ続けていたあの頃に戻るのはもう嫌です。
是非アドバイスを頂きたいと思います。よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

私は、趣味で中学生の時からプロダクトデザインをやっています。

最近では3DCGも使っています。

>カッコいい形を生み出すための目や頭を養う方法はありませんか?

すごく難しい質問ですね^^。
結論としては、その人の人生経験で無意識のうちに培われた感性だから無理と言ってしまえばそれまでなんですが。。。。。

まず、あなたは紙に自分の手で絵がかけますか?つまりデッサンは上手ですか?
まず、基本はデッサンがうまく描けることが第一条件ですよね。
徹底的に練習しましょう。

次に、街中に出て、自分がカッコよいと思うもの(大物から小物まで)を片っ端からスケッチしましょう。
そして、そのスケッチを見て、そのものの機能は何かを考察してみてください。なぜそのようなデザインになったのか?
そのものの機能に対して、そのデザインはどう機能しているのか?構造的に矛盾しているところはないか?
理解しようとしましょう。

それと面白いのは生物ですね。いろいろな形(いわゆる生きていく上で必要な機能がデザインされている)の生物がいますね。よーく観察してスケッチしてみましょう。

CGではダメですよ。あくまでも自分の手で描くことが必要だと思います。

>プロダクトデザイナーとして良いアイデアを出すにはどんなことを勉強していけばいいんでしょうか?

これも難しい質問ですね。
仕方が無いので人のアイデアをパクっちゃいましょう。他人のデザインを見て「これはカッコ悪い。なんでこんなものが世の中で製品になっているんだ?もう少しここをこう変えればすごくカッコいいのになぁ~。」って思うものって沢山ありますよね。
ですから、そのカッコ悪いと思うものをパクって自分なりにカッコよく修正しちゃいましょう(笑)。

それから、人間の勉強も必要でしょうね。人体の構造、骨格、比率、動き、などなど。

とまあ、以上、私見でした^^。
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この回答へのお礼

>まず、あなたは紙に自分の手で絵がかけますか?つまりデ>ッサンは上手ですか?
>まず、基本はデッサンがうまく描けることが第一条件です>よね。
>徹底的に練習しましょう。
手で書くこともCGと同じ位好きです。学校にいた頃もデッサンは得意でした。でも、徹底的にとは言えませんでした…。

>次に、街中に出て、自分がカッコよいと思うもの(大物か>ら小物まで)を片っ端からスケッチしましょう。
>そして、そのスケッチを見て、そのものの機能は何かを考>察してみてください。なぜそのようなデザインになったの>か?
>そのものの機能に対して、そのデザインはどう機能してい>るのか?構造的に矛盾しているところはないか?
>理解しようとしましょう。
機能に関してはよく街中のものを見て考えました。しかし、デッサンまではしませんでした。そのため実際のディティールを把握できなかったり、深く考えてはいなかったように思います。

もっと自分の手を鍛えていこうと思います。手を鍛えることが頭を鍛えることにつながると信じて。
生き物を描くのは好きなので、並行してやっていこうと思います。
あと、やはりみんな最初は真似から入るんでしょうか?

いろいろとありがとうございました!!

お礼日時:2003/10/12 18:49

プロダクト・デザイナーを15年ほどしています。



わたしも学校出てすぐは使い物にならないデザイナーでしたが、会社で鍛えられました。だれでもいきなりプロにはなれません。建設会社をやめて、プロダクトデザインをちゃんとやれるところを探すことをお勧めします。

「形・アイデア・感性」を磨くには、良いものを見るのが大切と思います。すでにすばらしいデザインのものが、山ほどあり、一生かけても勉強しきれないくらいあります。

あと、どの仕事でも同じかもしれませんが、デザインでは特に「コンセプトを作る力」「コミュニケーションできる力」が大切です。プロダクトデザインはいろんな人が関係=「コミュニケーション」しますし、ものの本質=「コンセプト」がわからないことには、できません。
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この回答へのお礼

>建設会社をやめて、プロダクトデザインをちゃんとやれる>ところを探すことをお勧めします。
建設会社といっても、幅広くやっているところで、ありとあらゆる住宅製品を商品として開発しています。大企業でもあると思います。大企業で1から勉強していくのは無謀でしょうか?できれば今の会社でデザイナーとして自分を鍛えたいのですが…。

>プロダクトデザインはいろんな人が関係=「コミュニケー>ション」します
非常に同感です。デザイナー以外の人が多く関わっていることは、自分だけの作品を作っていた学生時代(アートの分野)と大きく異なる点です。

コンセプトについては学生時代から強く言われていたことでした。しかし、私はコンセプトを決めることが「不自由」に感じられ、あまりこだわっていませんでした。
これからは観察したもののコンセプトを理解し、自分のデザインにも反映させていきたいです。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/13 12:54

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