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こんにちは。「戦略」という概念をよく理解したくて質問しました。「戦略」Strategyとう言葉を創り出した人はどのような偉人でしょうか。たぶん、哲学からきているのではないかと想像しているのですが。辞書を引くと「計画」Planという意味があるようです。そういえばヨーロッパの友人がStrategyを気軽に使うので、あれは「計画」という意味なのかもしれません。でも中国の友人が面白いことを教えてくれました。「戦略」は文字通り「戦いを略す」ということで「楽に勝つ」「戦わなくても勝つ」ための方策だそうです。どなたか「戦略」についての源をご存知ないでしょうか。

A 回答 (2件)

「戦略」という用語そのものは紀元前から使用されています。

これを初めて使ったのはギリシャのクセノフォン(BC4 世紀)だと伝えられています。
つまり英語の戦略"strategy"の語源は古代ギリシャ語のstrategiaで、将軍の地位、職務を示しているとされます。しかし今日的な意味で使われだしたのは多分クラウゼビッツの「戦争論」からでしょう。
日本語の「戦略」という言葉が日本で初めて使われたのは17 世紀の山鹿素行の軍学書ですが、それは当時の漢籍からの借用であったと思われます。
漢語での戦略の語源は残念ながら知りません。多分孫子あたりではないかと想像しますが。
近代用語としての「戦略」はストラテジーの訳語として明治14年刊の『五国対照兵語字書』(参謀本部編)に最初に掲載されています。俗説では森鴎外が訳したとも言われていますが年代があいません。
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この回答へのお礼

なるほど!おかげさまですっきり理解できました。ほんとうにありがとうございました!

お礼日時:2003/10/17 10:14

その中国の友人が仰ってる「戦わなくても勝つ」というのは孫子の兵法そのまんまですよ。



これが西洋に伝わったのは18世紀の後半ごろで、ナポレオンの愛読書だったというエピソードもあります。
ということで近代軍事戦略論の始祖でもあるクラウゼビッツにも多大な影響は与えたんじゃないんですかね。
※とは言っても外交論も交えてたクラウゼビッツと経済論が交ざってた孫子では方向性に違いもありますが。

但しヨーロッパにも源流の戦略論は1番さんの仰るように元々あったでしょうから、どっちが先かというものでもないでしょうね。
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この回答へのお礼

そうですか!孫子の教えそのものですか!自分の学のなさに恥ずかしい思いもありますが、とても参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/17 10:16

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