チョコミントアイス

車はエンジンを動力として動いているのはわかるのですが、なぜアクセルを踏めばスピードが出るのですか?
いまいち、アクセル踏んで→発進までの過程がわかりません。細かく仕組みなどを教えてください。専門用語は、使っても構いません。

A 回答 (7件)

簡単に言えば、アクセルを踏めばエンジン内部に燃料と空気が送られ、プラグに火花が着火され、爆発します。


その爆発力は燃料と空気が多くなれば強さをまします。
つまり、エンジンの回転数はドンドン上がります。
これはあくまでもエンジンだけの話であって、回転数が上がったり、下がったりするだけです。

エンジンからクラッチ(エンジンの回転動力を減速機へつないだり切ったりする機構)を介してミッショントランスファー(減速機=以下ミッションと呼ぶ)の機構へと伝達します。そこからデファレンシャルギヤ(最終減速機=以下デフと呼ぶ)へと動力を伝え、ドライブシャフトからタイヤに回転動力を伝えます。
車のミッションには1速から5速(或いは6速)までがあり、必ずデフを介して伝達されます。
車を静止状態から発進するためには、クラッチペダルを踏んで(この状態ではエンジンだけが回転している)、ミッションのギヤを1速に入れてからクラッチペダルを少しずつ戻す(半クラッチ状態)と、クラッチ内部にある摩擦板が滑らなくなります(完全にエンジンとミッション関係が伝達された状態)。すると車は少しずつ前へ進み始めます。
このとき、アクセルペダルを少し強く踏むと先ほどの原理でエンジンの回転数は上がり、速度も上がります。

>なぜアクセルを踏めばスピードが出るのですか?
→上記のように1速ではそれほどの速度にはならず発進用と考え、2速、3速というようにシフトアップして行くと回転数が低くなるため、更にアクセルペダルを踏んでエンジン回転数を上げ、140キロ、最後には5速(或いは6速)にシフトアップして200キロというように速度は上がります。

>アクセル踏んで→発進までの過程がわかりません。
→というのは、エンジン、クラッチ、ミッション、デフ、ドライブシャフト、タイヤという過程で車が動く、ということを知らなければなりません。
これらが伝達されて初めてタイヤが回転するのです。
車を前進・後退させるにもクラッチを介して行われます。

ここでの質問の答えは、クラッチを介してギヤを接続して進む、ということです。
そしてアクセルを踏んでクラッチを断続(入り切り)し、ギヤ比を変えながら(1速~5速または6速)進んで行く(速度が上がる)、ということです。

これで分かってもらえるとホッとしますが・・・。
いかがでしょうか?
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この回答へのお礼

はい。よーやくわかりました。
「アクセルを踏むとエンジン内部に燃料と空気が送られる」ということを知らなかったので、わかりませんでしたが、納得しました。
やっと、いままで勉強してきたいまいちわからない学問が今回教えて頂いた情報によって補足され車の一連の動作がわかりました。
どうも、ありがとうございました。

でも、デファレンシャルギアの原理がいまいちわかりません。デフを見ても、何故曲がるときドライブシャフトで繋がれたタイヤの左右の回転スピードが異なるかわかりません。できれば、デフの仕組みも教えていただけないでしょうか?

お礼日時:2003/10/16 22:51

過去に同様の質問があります。



http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=400046

を参照してみてください

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=400046
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この回答へのお礼

過去の遺物に目を通す余裕がありませんでした。
でも、わざわざURLを教えていただきありがとうございました。
参考にさせていただきます。

お礼日時:2003/10/16 22:34

 こんにつわ。

私の話は、なぜアクセルを踏むと回転が上がるのかを話します。
 ミニ四駆などのモーターを回して遊んだことは有りますか?モーターだけを電池につなぐとクィーンと高速に回転しますよね。
 クルマのエンジンも、なにも制限無しで空気と燃料を与えると最高の出力で回るものなんです。そのどちらかに制限をかける事で低速回転の状態を実現してるんです。そしてアクセル・ペダルは、踏み込むとその制限を無くするようになってるのです。

1.普通の古典的なエンジンは、空気の方を制限してます。具体的にはスロットル・バルブという空気の通りを邪魔する弁を使ってます。スロットルはノドです、プロレスのようにノドを絞めるんですね。そしてアクセルを踏むとその弁が邪魔しなくなって、エンジンは本来の高速回転に戻るわけです。

2.燃料直噴のエンジン(ディーゼルも含みます)は、空気でなく燃料の方を絞ります。いわば血管攻めですね。アクセルを踏むほど燃料が自由に流れる状態になり、本来の高速回転ができるようになります。

 間違ったイメージは、エンジンは普通は力が弱くノロマな回転しかしないもので、アクセルを踏むと覚醒剤を与えたような事になって張り切って回る、というイメージです。案外このイメージを持ってる人は多いですね。
 真実はその逆なんです。本来暴れる性質の猛獣を、押さ込んでるんです。ノドを絞めるとか、血管を絞めるとかで。
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この回答へのお礼

う~ん。
燃料パイプの弁を閉めることをプロレスで例え、わかりやすかったです。
なにか例え話があるとわかりやすいですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 22:38

>>なぜアクセルを踏めばスピードが出るのですか


エンジン内の爆発力を回転力に変換して車は動きます。
アクセルを踏むと、燃料と空気が多く供給されるため、爆発力が強くなり、回転力も大きくなり、車のスピードが出ます。

>>アクセル踏んで→発進までの過程がわかりません

車を押してみるとわかりますが、物を動かす場合止まっているときが一番大きな力を必要とします。

アクセルを踏まない状態では、最低限の燃料と空気の状態になっています。
この状態で、エンジンの爆発力を回転力に変換すると、爆発力が弱いため車は動かず、エンジンが止まってしまいます。
このため、エンジンとタイヤの動力伝達系は切っておいて、エンジンは動いていてもタイヤは回らないようにしています。

アクセルを踏んで、車を動かすに必要な爆発力を得てから、エンジンとタイヤの動力系を繋ぎます。
ただし、スイッチONのようにして繋ぐと、タイヤの回転数とエンジンの爆発タイミングが合わずにエンジンが止まるか、エンジンの爆発力が勝っていれば急発進となってしまいます。

このため、マニュアル車では半クラッチと言う方法で、クラッチを滑らせながら、エンジンの動力を徐々にタイヤに伝えて行きます。

オートマチック車では、自動的に半クラッチをメカがやってくれます。
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この回答へのお礼

車とは、うまい具合にできてますね。
産業革命以来の奇跡の賜物ですね。ジェームス・ワットさんに感謝といったところです。

やはり、回答してくれた方々の回答を何度も見ると理解が非常にし易いです。読んでいくうちに「では、AT車はどのように半クラをやってくれているのだろう?」と思ったのですが、一番最後に補足みたいな形で『オートマチック車では、自動的に半クラッチをメカがやってくれます』っていうふうに答えて頂き、なんとも言えないベストタイミングな回答になっています。非常にわかりやすかったです。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 23:01

エンジンは燃料を燃やすことによって回転力を得ています この回転力は燃やす燃料に比例して大きくなっていきます(概略としてですが)


車を動かそうとすると必ず抵抗となるものが発生します
車を進めるにはこの抵抗力に打ち勝たなくてはいけません 
アイドリング程度の回転数ではこの抵抗に打ち勝つことは難しく(実際にはゆっくりと動きますが)燃料を多く燃やすことにより進む力を多く得ることが出来ます

速度が上がっていくと今度は空気の抵抗を受けることになります アクセルをさらに踏むとより多くの燃料を燃やし強力な回転力を得るのですが
抵抗の総和と回転力のバランスがつりあったところで
速度上昇は止まります これが最高速度という事になります


では実際にアクセルはナニを動かしているかというと
エンジンに供給される空気の流量を調整しているのです
現在のガソリンエンジン車のほとんどは電子制御で燃料の量を調整しています
エンジンに供給される空気の量に見合ったガソリンを供給する事によって効率のいい燃焼を得ようとしています
実際の電子制御についてはより複雑な制御をしていますので
ここでは省略します
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この回答へのお礼

詳細に書いて頂きありがとうございました。
宿題(電子制御で燃料の量を調整する制御の仕組みに関して調べる
)を出して頂きありがとうございます。

除除にわかってきました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 23:08

ガソリンは、キャブレターで空気と混合して気化されエンジン内のシリンダーに送られ、そこでスパークプラグの火花によって爆発・燃焼し、ピストンを動かして駆動力を得ます。


このキャブレターへ送るガソリンの量を加減することで爆発力に差が出てピストンの運動を速くしたり遅くしたりするのですが、このガソリンの量を加減するものがアクセルであると考えればいいと思います。

現在の自動車では、アクセルで機械的にガソリンの量を調節するキャブレターに換えて、電気的に燃料噴射量を調節するようになっています。EFIやEGIなどと呼ばれていましたね。
ですから、アクセルはいわばラジオやテレビのボリュームスイッチと考えればいいでしょうか。
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この回答へのお礼

たとえがうまいですね。
だいぶ理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/16 23:12

アクセルは車の加速を調節するものです。


(減速の調節はブレーキです)
車は(例外を除いて)燃料を燃やして、加速します。
アクセルはその加速量、簡単に言えば燃料の消費量を調節するためのものです。
アクセルを踏むと,燃料がエンジンに送られます。エンジンはそれを燃やして、動力に変えています。
つまり、アクセルを踏めばその分の燃料がエンジンで燃焼するので,燃えた分のエネルギーが動力に変わって、車が加速していくんですね。

簡単に説明すると,こんなところでしょうか。
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この回答へのお礼

そうですね。簡単に説明していただくとそのようになりますね。根本的な、「アクセルを踏めばなぜ発進する?」ということがわかっていなかったので、わからなかったですが、ようやく納得いきました。ありがとうございました。
燃えた分のエネルギーが動力に変るのでなく、燃えて完全にはエネルギーには替えれず何十%かは、熱として放出され残りの何十%程度かのエネルギーが動力として伝わるのでしたか?

お礼日時:2003/10/16 23:20

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