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いまさらですが、疑問に思って調べても分からなかったので
だれか知ってたら教えて下さい。

用言には語幹と活用語尾があるけど、
助動詞の活用表を見ると語幹が書いてありません。
これってカ行変格活用の「来」みたいに、
語幹でもあり活用語尾でもあるから??
あえてかかれてないのはどうしてですか?

A 回答 (1件)

良い疑問ですね。



でも答えは簡単です。

助動詞の活用表をご覧ください。

助動詞「る」「す」「ず」「む」「き」「つ」「ぬ」「り」のように、それが何形であっても、とにかくひらがな一字の活用形を持つものが多いですね。これらは語幹・語尾に分けることができません。

また、助動詞には、未然形が無いとか、連用形が無いとか、六活用形がすべてそろっているものは多くありません。たとえば助動詞「らむ」は未然形から順に、
  〇 〇 らむ らむ らめ 〇
と活用しますが、仮に「ら」を語幹として
  ら ∥ 〇 〇 む む め 〇
のような活用表を作ったとしたら、語幹と語尾が合わさって一語なのですから、未然形は「ら」ということになって事実に反することになります。これらも語幹・語尾の区別は無しとするしかありません。

このように考えれば、語幹と語尾に分けられそうな一般的な助動詞は「さす」「しむ」「「らる」の三つだけです。

用言(動詞・形容詞・形容動詞)の場合は、その総数のうち、語幹・語尾に分けられるものが圧倒的多数を占めますから、こちらを基準にして活用という現象を説明する方が合理的で、語幹・語尾の区別が無いものがむしろ特化されることになります。

助動詞の場合は逆に、語幹・語尾に分けられないものがほとんどです。いちいち語幹に〇を入れて、
  〇 ∥ 〇 〇 らむ らむ らめ 〇
なんてやるより、全ての助動詞を一括して、「語幹・語尾の区別がなく語全体が変化する」と説明する方が合理的というわけです。

私の回答は以上です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あまりふかく考えないで覚えちゃえばいいですよね。
がんばります

お礼日時:2011/06/21 19:28

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