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エアコンが冷えない原因追求で悩んでいます。

2年ぶりに和室のエアコンを使用したら
生ぬるい風しか出てきませんでした。

冷媒の抜けを考え室外機カバーを外してみたら
送り(高圧)側の配管は冷たくなって結露していました。

冷媒は十分に冷やされているのでエアコンのフィンを触ると
全然冷たくなく熱交換がされていませんでした。

この間の配管詰まりを考え、高圧側を閉じて運転して
冷媒が室外機に戻るか確認しました。

10分程度運転して低圧側も閉じてエアコンガスチャージの箇所を一瞬突付くと
シュっと音がしたので、やっぱり配管が詰まって戻っていないのかと思い
高圧側を再度開くとシューと配管内にガスが充填される音がしました。

ガスの量が少ないのかと冷房18度、風量を強にして30分程度動かしましたが
高圧側配管の凍結も無く、配管は冷たく結露はしていました。

その後、高圧側、低圧側を開けたり閉めたりして冷媒の詰まりを確認しましたが
詰まっている感じではありませんでした。

しばらく使っていないのでガスの循環が悪いのかなと1時間程度運転しましたが
冷たい風は出ませんでした。

やはり送り側の配管が冷たくなっているのにエアコンフィンが冷たくないのを考えると
配管の詰まりを考えてしまうのですが
3年前に購入と比較的新しいエアコンなので配管詰まりを疑ってしまいます。
どのような症例が考えられるのでしょうか?

補足ですが
送り側の配管が冷たくなっているのを確認したのは室外機を出たすぐのスイベル部分です

今回のエアコンは3年前に購入、
自分でもエアコンの取付が出来ますが
取付工事込み価格だったので
業者で取付けを行い1年目は普通に使えていました。

他の部屋は以前使用していたエアコンを自分で取付しています


少しマニアックな質問ですが知恵をお貸しください。
またプロに頼めば・・・等、一言程度のコメントはご遠慮下さい。

よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

説明が言葉足らずだったようですみません。

私は冷凍機は扱わないので空調との違いがあるのだと思いますが、私が理解している空調機の動きを記したいと思います。

空調の場合、室外機から冷たい冷媒を送り出してそれで室内の空気を冷やすと言うより、冷媒が気化する時に周囲の物(空気)から熱をたくさん奪うという原理を使っています。15℃程度の温度でも冷媒が液体から気体に変わる時には多くの気化熱を奪います。それは冷たい水を熱交換器に通してファンで空気を送るときよりも多くの熱を奪います。ですから室外機から出る冷媒は液体で適度な温度と圧力のもとにあればいい訳で特に冷たくなくてもいいということになります。

そしてエアコンの冷媒は液体の状態にあるとき圧力と温度には相関関係があります。つまり圧力が高ければ高温、低ければ低温になります。室外機から出た冷媒は室内機を通ってまた室外機に戻るにつれ、圧縮機により強く吸入されるので圧力は下がり、温度も下がります。液管よりガス管の方が冷たいと言うのはガス管の方がより低圧でかつ完全に気化しておらず一部は液体のまま戻ってきているという状態を表しています。

冷媒量が正常なら熱交換器で冷媒の気化が起きるのですが、ガス漏れや詰まりで十分の液体冷媒が回らないと気化するポイントが冷媒回路上で前にずれてきます。液管に霜が付いているような場合はそこで気化してしまい熱交換器ではすでに気化してしまった冷媒が通るだけなので空気の熱を奪うことはできず、生温い風しか出てこなくなります。そしてエアコンの場合冷媒が完全に気化せずに一部液体で戻ってくると言うのは大切で、特別な冷却機構を持たないコンプレッサの温度を下げる役目があります。ガス漏れや詰まりで冷媒が完全に気化して戻ってくるような場合(つまり液管よりガス管の温度が高い)コンプレッサの温度はどんどん上昇して、過昇保護機能が働いて停止してしまいます。

取り留めの無い文章になってしまいましたが、前の回答より幾らかましにはなったでしょうか。ちなみに私は空調機の修理を仕事にしているので上に書いたことは、仕事上学んだ幾らかの知識と経験に基づいています。空調に関係する原理や物質の状態遷移を専門的に学校で学んだわけではありませんので、その程度のものだと考えてくだされば幸いです。
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高圧側の配管(通常液管と呼びます。

)が冷たくなっているとのことですが、実際温度はどれぐらいでしょうか?正常に動作しているエアコンの場合、もちろん気温などによって違いますが、液管(送り側)は15,6℃、対してガス管(戻り側)が5から10℃ぐらいで、戻り側配管の方が冷たくなくてはいけないのです。ですから液管に水滴が付いているから冷媒が十分冷やされていると結論するのは違っています。
いずれにしても十分の冷媒が回っていないことは確かで、原因としてはガス不足か、膨張弁の詰まりもしくは開度不足が考えられるのですが、サービスポートでガスの圧力と配管温度を測定すればどちらなのか分かります。圧力ゲージの目盛から、測定した圧力に対応するSH(スーパーヒート)の読み取り方を知っていれば判定は容易です。

また詰まりの可能性を考えられているようですが、冷媒系の詰まりというのは通常室外機の膨張弁で起きるものなので、ストップバルブの開け閉めで室内機へのガスを遮断して改善するケースはあまりありません。逆に本当に内外機間の配管が詰まっているとすれば工事の際相当大きな異物が入ったということですので穏やかではないですね。詰まりが生じている部分の前後では配管に大きな温度差が出ます(ある部分で突然霜が付くとか・・・)。推測ですがフレア加工部からのガス漏れではないでしょうか。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
大変参考になりました。
ガス不足が怪しいですか。
1つ教えて頂きたいのですが
送り側は10度程度で
戻り側の温度が低くなるというのは
通常熱交換して熱を奪われているのでしょうか?
仕事で使う冷凍機は冷媒が熱交換して温度が上がって戻ってきて
冷媒を冷やして送り出すというイメージが頭の中で固定概念となっています。

よろしければ回答お願いします。

補足日時:2011/06/28 01:56
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室内機との配管の部分の弁と、冷暖房できる機種では四方弁というのもあります。

(私は専門家ではなく業者から聞きかじった程度の知識しかありませんので、どの弁が悪いのかまではわかりません。)
http://www.eakon.jp/structure/decomposition/exte …
http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gi …
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この回答へのお礼

参考になる資料をありがとうございました。

お礼日時:2011/06/28 02:02

膨張弁の異常ではないでしょうか。



1.膨張弁自体が壊れてしまった。(膨張弁が開かない)
2.製造時又は設置時に配管内に異物が混入し膨張弁に詰まった。
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こういうのは大体が弁の故障ではないでしょうか。

弁だとすると溶接が必要になり修理専門業者でないと無理ということになると思います。
もっとも冷媒回路は通常5年保証ですので、素直に修理依頼したほうがいいでしょう。

ちなみに以前うちにあった某社のエアコン、取り付け業者は違うのですが2台中2台とも弁の故障で修理となったことがあります。(保証期間内だったので無料)
でも修理後も数年で同じような症状(2台とも)となったので結局別メーカーのエアコンに買い換えました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
教えて頂きたいのですが
弁はどこに付いているものなのですか?
溶接が必要という事は室外機の中でしょうか?

お礼日時:2011/06/27 09:17

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