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初歩的な質問ですが、東洋は線・平面、西洋は面・立体という捉え方をしているのですが、何故こんなにも違いが生まれたのでしょうか?
極端に言えば、ユーラシア大陸は大陸続きであまり違いは生まれないような気もするのですが、明らかに東洋と西洋というものが生まれているので、凄いと思う反面、不思議です。
また、東洋もあるがそれ以上に西洋には彫刻も盛んなのは、地質とか気候・宗教なども関係あるのでしょうか?
同じ地球上で、同じ人類であっても、見方等で、それぞれの文明・美術が発展しているのは本当に凄いものを感じます。

今現代は変わってるとは思いますが、以前の考え方では、主に東洋は自然との共生、西洋は自然を支配と聞いたことがあり、西洋で進化論について否定的な意見が多い等、お互いの美術観点の違いは、そのような面も影響あるのでしょうか?

皆さんの考え等、ご指摘頂きたいです。

A 回答 (2件)

ご質問にちゃんとお答えするには


多分文化人類学、心理学、民俗学、歴史、気象学、解剖学
さらに地政学、地学・・・・等さまざまな視点からの
考察、分析、実験が必要になり、書けばきっと
一冊の分厚い本になってしまうのではないでしょうか。
しかもそれを過不足なく書ききれる人は
まずいないでしょうし、
もしいたとして、それを書いても
それが果たして真実かは誰も確認できないことでもありましょう。

私は美術大学では日本画学科に籍があったせいで
まったく同様のことについても
一生懸命考えていたこともありました。

実際私が絵を描く場合にも
やはり西欧絵画との空間意識の違いを
日々身体で感じ直面していましたので
実に切実な問題でもあったのです。

それでいろいろ私なりに「こんな感じ」、
というものは考えているのですが
それもちょっとこのスペースでは
全く書ききれるものではありません。

しかし、それがわかったからといって
自分を変えることはできません。
それにまたどちらの空間意識が優れているというものでもない。
どちらの民族もこの空間にまったく同様に存在し
生き生活しているのです。

浮世絵などは
全くちょっと見は実に平面的で
形も写真的な意味ではまるでトンチンカンのようではありますが
そのリアリティー、迫真性には驚嘆すべきものであるのは
ご存知のとおりです。

その浮世絵がヨーロッパに渡り
圧倒的に美術や意識に影響を与えたのも
周知の事実となっています。
私はヨーロッパ人は浮世絵を見たことで
絵画は見たままを描けばいいというのではなく
すべては人の意識をとおして
「表現されるもの」なのであることに
はじめて気付いたといっても言いすぎではないように思います。

浮世絵こそそういう意味で
モダンアート、さては現代美術の父といえるように
思うのです。
それよりさらに過去の日本美術もまた
浮世絵に劣るものではありません。

となると、パッと見空間意識は違うようにも見えますが
それはただたとえば人種によって
肌の色が違う程度のものである
ように思うのですが。

長々とかきましたが
結局ご質問の直接的答えにはまったくなりませんでした。
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地震や変化の激しい四季に対する日本の技術と文化と、地震も少なく気候の変化も少ないヨーロッパということでも培われていく技術も文化も違ってきそうですよね。

降数量も高くある種自然豊かな日本における食料事情と、平坦である種痩せた土地であるよローッパにおける食料事情、食料は命に関わりますから食文化だけでなく文化、思想、政治と密接に関わってきますし。
石の構築的な建築文化は科学の構築性とも繋がりヨーロッパの科学文明を急速に進めたとも言えますね。
しかし、アジアといっても中国語の文法は日本語より英語に近いなど、単純な比較はできませんね。島国の日本と、島国のイギリスで妙な共通点も見ることもできるかもしれませんし(いまだ皇室が存在する、お伽噺(マザーグースとか)、ブラックジョーク好きとか)。また、ユーラシアと言う観点では中東や中央アジアの比較も必要かもしれません。
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