
文章の解釈によって意味が揺らぎそうですがごく普通に考えて、例えば地球から1000光年離れた星の姿を地球から見た時、それは遠い過去の姿で、実際にはもうその星は存在していないということもありうるのではと、素人考えでは思うのですが、あるサイトで
「今見てる星は昔の姿だから今はもうその星は無いかもしれないってことはありえない。
光速は不変なので例え星が爆発しても、その事実すら光の速さ以上には伝わらないんだ。
重力やなんやら含めて。」
との文章があり、私には意味がまったく分からないんですが、どなたか易しく解説していただけませんでしょうか。お願いいたします。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
その文章を書いた人の心情は置いておいて、認識は質問者さんの考え方でOKです。
1000光年離れているのなら、今地球に到達している光は
ちょうど「1000年前」に発せられた光なのですから、過去の光でしかありません。
例ですが、オリオン座(この時期はほとんど見えませんが)の左肩に当たる星、
赤いベテルギウスという星は、8000万光年だったかな、離れています。
当然今見えるのは 過去 の光で、現在この瞬間に、ベテルギウスという星は
もうないのではないか? 超新星爆発して消えているのではないか?
というのは、常にある疑問です。
ハッブル望遠鏡か何かで、まだ1000年くらいは爆発しないとか言っていたような気がしますが。
星空はいいです。今のちっぽけな喧騒なんて忘れさせてくれますから^^;
(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
そうですよね。
当たり前なのかもしれませんが過去の姿が今見えているというのは不思議な気がします。
>現在この瞬間に、ベテルギウスという星は
>もうないのではないか? 超新星爆発して消えているのではないか?
>というのは、常にある疑問です。
やっぱりそうなんですね。ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
この問題は、よく勘違いされるので、気をつけねばなりません。
「今見てる」の意味によって違うのです。『肉眼で見ている、星座の星ぼし』の意味なら「モウ無くなっているかも」は”間違い”デス!!!星座を形作っている星は、せいぜい遠くても3000光年のオーダーです。一方、星には「事故死」「病死」は有りませんので、決められた一生を全うします。これらを踏まえて考えましょう。3000光年の距離にある星が既に無くなっているとしたら、それは現在~3000年前の間のいつか、にですよね?即ち、今まさに見ている姿は「高々無くなる3000年前の姿」ということです。一方で、恒星が終焉を迎え、あと3000年で無くなるくらいなら、もう、その兆候は見えます(解ります)。したがって、今、元気に輝いて見える、星座の星たちは、実際にも元気に輝いています!!!
この、唯一(というか唯二(笑))の例外がオリオン座のベテルギウスとさそり座のアンタレスです。この2つは既に終焉を迎えつつあり非常に不安定になっているのが観測されています。このように『既に無くなっているかもしれない』ということが”非常に珍しい”からこそ、ベテルギウスでその兆候が見つかったとき、大ニュースになったのです。
勿論、(大きな)天体望遠鏡を使って見える非常に遠くの星の中には、無くなっているものもあるかもしれません。それは非常に遠く=非常に過去の姿、だからです。この点を考慮しないで、安易に「今見ている星は(過去の姿だから)もう無くなっているかもしれないんだよ」と言ったりとか、「今見ている星が無くなっているのは有り得ないは嘘だ」と批判したりとか、してはいけません。どちらも立場によっては間違い(で、立場によっては正しい)です。
nananotanuさん、閉め切るのが早過ぎたのを深くお詫びいたします
おっしゃること、とても良く解りました。なるほど深い話なんですね。
丁寧なご回答ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
星の物理的な理解は質問者様の理解で間違いないです。
その文章の前後の脈略が不明なので何とも言えませんが、おそらくそれを書いた人は物理的意味合いよりも哲学的(または詩的?)な意味合いで書いているのではないでしょうか?
例えば、
「俺が世界の中心だ」とか「人は死んでも誰かの心の中で生き続ける」と同じような感じで捉えておけば良いのではないでしょうか。
>星の物理的な理解は質問者様の理解で間違いないです。
ありがとうございます、ほっとしました。
>哲学的(または詩的?)な意味合い
なるほどそうかもしれません。
ありがとうございました。
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