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今日、地球温暖化が騒がれ森林伐採抑制の動きがありますが
もし逆に森林減少ではなく爆発的に増加したら
地球はどうなってしまうのでしょうか?
詳しく教えて頂ける方、お願いします。

A 回答 (2件)

温暖化云々は添付の学者さんに任せて、森林が爆発的に増えてもそれ程短期には状況は変わりません。



例えば石炭紀と言う約5000万年の期間に石炭が出来たのですが、その時は地球上の陸地にドンドン植物が育ち、酸素濃度が多い大気の中で度々山火事があって、その後地中に潜った炭化した木が石炭になった様です。

そう言った長期の営みで延々と溜め込んだ炭素を燃やして二酸化炭素に変えているのがここ100年ですが、期間の差は50万倍あるので、今すぐに地表が森に覆われたとしても、それが相当期間続かなければ大きな変化には繋がりません。

参考URL:http://www.cneas.tohoku.ac.jp/labs/china/asuka/
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この回答へのお礼

遅くなって申し訳ありません。
解答ありがとうございました!

お礼日時:2011/09/30 21:13

もし、森林が爆発的に増加したら、炭酸ガスが吸収されて同化産物として木の幹に蓄積しますので、一時的に炭酸ガス濃度は大きく下がって酸素濃度が高くなります。



地球温暖化炭酸ガス原因説は誤りですから、炭酸ガス濃度が下がっても、寒冷化は起こりません。
1896年にアレニウスは炭酸ガス濃度が2倍になると気温が5~6度上昇すると主張しました。1865年に炭酸ガスが温室効果ガスであることを発見したチンダルが、1900年頃に実験で炭酸ガス濃度を2倍にしても炭酸ガスによる吸収が増えないことを明らかにし、温暖化炭酸ガス原因説を既に論破しています。
当時の炭酸ガス濃度でも既に炭酸ガスによる赤外線の吸収は飽和していて、それ以上に濃度を高めても吸収は増えず、温室効果も高まらないということです。
温暖化炭酸ガス原因説では、炭酸ガスには温室効果があり、現状よりも濃度が高くなると、炭酸ガスによる地表からの放射の吸収が増えて、地球から宇宙に出て行く放射が減少するから、温度が上昇すると説明されています。
 しかし、炭酸ガスに温室効果がある所までは合っていますが、その後の部分は間違っています。炭酸ガスは、地表からの地球放射のうち、吸収可能な波長15μmの赤外線をものすごく強く吸収します。わずか1mで9割以上、10mでは100%吸収します。
http://www.sundogpublishing.com/fig9-13.pdf 1mの空気柱の赤外線吸収率(Petty)
 現在の炭酸ガス濃度は390ppmですから、わずか百分の1の3.9ppmしかなくても、波長15μmの地球放射は1000mの高さまでで全部吸収されてしまいます。ということは、温室効果の大きさはゼロと3.9ppmの間には明らかな差がありますが、3.9ppmと産業革命前の濃度280ppmとの間、390ppmと2倍の780ppmの間に温室効果の差はありません。

実際に炭酸ガスが吸収できる15μmの波長では、地球放射と同じ大きさの大気放射が観測されていて、地表から上向きに出た地球放射はすべて炭酸ガスに吸収され、周囲の空気を暖めることなく、再放射されて大気放射として地表に戻っています。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke0 … 近藤純正先生のHPの図 3.5

15μmの波長では炭酸ガスに吸収されずに宇宙まで出て行っている地球放射は全くありませんから、炭酸ガスの濃度が高くなっても、炭酸ガスによる吸収は増えませんし、温室効果も増しません。炭酸ガスはすでに温室効果を100%発揮済みであり、これ以上の温室効果は発揮できません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 大気通過後の放射スペクトル分布 水蒸気と炭酸ガスの吸収波長の地球放射は全て吸収されてしまうため、宇宙まで出て行けない。

炭酸ガスよりもはるかに広い吸収波長域を持つ水蒸気も吸収可能な波長の赤外線を全て吸収し、同じ大きさの大気放射として地表に戻していますから、現在以上に水蒸気濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。
平たく言うと、15μmの炭酸ガスの吸収波長と水蒸気の吸収波長域では、地表からの地球放射と大気から地表に向かう大気放射が同じ値であるため、放射冷却は全く生じません。
大気の窓領域の放射をふさいだ場合(対流圏オゾンの増加)のみ、温室効果が増大します。

地質時代の温度は宇宙線の強度と相関がありますが、炭酸ガス濃度との相関はありません。
http://file.akumanosasayaki.blog.shinobi.jp/43b8 …
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/taikitoka …

森林の増加が止まって安定状態に入ると、木は枯れて倒れ、微生物やシロアリによって分解され、炭酸ガスを出すようになりますから、炭酸ガス濃度はやや上がって、そこで増えも減りもしない平衡状態に近くなります。ただし、湿地や湖沼に倒れ込んで腐らずに堆積した木は炭酸ガスを出さずに長い年月をかけて石炭になりますから、木が腐らずに埋もれて堆積した分だけ、ごくわずかずつ炭酸ガス濃度が低下し、酸素濃度が上昇します。

一方、海では太古の昔から延々と珊瑚礁でサンゴや有孔虫により、石灰岩が形成され、それによってごくわずかずつ大気中の炭酸ガス濃度が低下しています。地球が形成された時にあった炭酸ガスの90%は石灰岩として固定されています。

もし、人類が仮に一切、化石燃料の利用をやめ、気温も一定ならば、石炭、石油、石灰岩が形成された分だけ、わずかずつ炭酸ガス濃度が低下し、酸素濃度が増加して行きます。

古生代石炭紀のはじめの温暖な時期と中生代白亜紀は炭酸ガス濃度が低下し、酸素濃度が高くなった時期で、これらの時期は森林が旺盛に繁茂し、陸上では石炭、海では石油が多く形成されたと考えられます。
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/taikitoka …
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