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感電についいて教えてください。

昔、AC100Vの電源コードの被覆が裂けて導線がむき出しになっている部分に触って感電したことがあります。そのときは肘までびりびりと痺れました。

この場合の電気の流れはどのようになっていたのでしょうか?
普通に考えるとAC電源のHOT側から人体を通して地面に電気が流れたのでしょうが、そのときはゴム製の上履きを履いていました。ゴム製の上履きなら絶縁されて地面には電気は流れないのではないでしょうか?また、なぜ肘までしか痺れなかったのでしょうか?人体を通して地面まで電気が流れたのであれば腕、胴体、足まで痺れるのでは?

私の考えでは、AC100V(60Hz)だといくらかの厚みの絶縁体があっても絶縁物がコンデンサのようになり電気は流れる。
そして、電流が微弱(数mAくらい)だったから腕までしか痺れなかった。あるいは、肘まで痺れたところで手が電源ラインから離れただけでそのまま触っていれば全身が痺れたのか。

また、感電について調べると、「最小感知電流(1mA)ではピリピリと感じる」とありますが、それは指先だけ痺れるようなものなのでしょうか?

詳しい方がいらっしゃいましたらご教授ください。

A 回答 (3件)

感電したことに因る痺れは、身体の部位によって感じ方が異なります。


痛覚の分布で手の平に集中しており、手は肘までが多く分布しているので他の部位に比べて微弱電流(1mAくらい)から感じます。
また皮膚の表面に集中し筋肉や脂肪周辺には痛覚の分布は少ないので、微弱電流では手・足の表面以外では感じません。
筋肉は電流に応じて収縮・伸張が発生して震えとなりますが、痺れを感じることは無いと考えられます。

>この場合の電気の流れはどのようになっていたのでしょうか?
>ゴム製の上履きを履いていました。ゴム製の上履きなら絶縁されて地面には電気は流れないのではないでしょうか?
ゴム製でも1MΩ程度以上の絶縁抵抗があれば感電しませんが、汗や汚れ具合で絶縁抵抗が低下し感電します。
微弱電流が指から肘を経由して、人体と足から上履きを通して地面まで電流が流れたと考えられます。
もし左手で触れ心臓を経由して電流が流れていれば心細動などの障害を引き起こしますので、充分注意して取り扱いください。
 
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ご存知の通り、AC電源は通常2本ありますが、


その片方だけを触られて電気を感じたということでしょうか?

両方に触れて、つまり、手から電気が入って、手に戻って行ったということではなかったでしょうか?
これなら距離が短いことから抵抗値が低くなりやすいので、相当量の電流が手腕周辺に流れると思います。

もし電力側のみに接触した場合だと、身体を通してアースに抜けていくためには、
その時の身体の抵抗値が非常に低くないとそうは流れないと思います。
或いは、足底以外の部位が、なにか近くの金属に触れていたなどで途中で抜けて行った可能性も考えられます。
電気はとにかく抵抗の低い方に流れますから。

学生時代電気の学科だったので、実験などでうっかりビリっとすることがありましたが、
100V程度の片側だけに触れてアースに抜けていくような感電はしたことがないです。
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感電による人体への影響


http://denk.pipin.jp/jitumu/kandenn.html


電気安全の基礎知識
http://enatex.co.jp/kisochishiki.html


 スリッパやゴム製の上履きでも感電したことがあります。床はタイルでした。
 それぞれ単相100Vと3相200Vです。

 この程度の絶縁では電流が流れていくようです。
 そのときは、指先から腕全体(片腕)が反射運動で「ビク!!」と動きました。
 足までは痺れませんでしたね。

>手が電源ラインから離れただけでそのまま触っていれば全身が痺れたのか。
 たぶんですが、全身がけいれん状態になると思います。
 ちなみに感電している人を助ける場合は、急いで電源を遮断するわけですが、それでも間に合わないときは、「その人の足を蹴り上げる」です。

 助けるつもりでその人の体に触ると巻き込まれて感電するおそれがあります。
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