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税の種類はなぜあの種類なのでしょうか?誰がどのように決めたのですか?

A 回答 (2件)

国家を運営していく為にはお金が必要です。


そのお金は国民から徴収する他ありません。

しかし、必要とするお金は膨大なので、その時の
経済の中心となっている人達から徴収することに
なります。
江戸時代は農民が人口の多くを占め、米中心の
経済でしたので、年貢という名で、お米に課税しました。

現代では、サラリーマンです。
サラリーマンの人口は4000万人もいて、日本経済
の中心を担っています。
それでまずサラリーマンから徴収します。

サラリーマンは給料をもらっていますから、その給料
に課税します。給料は所得ですから、所得税という
名前が付けられました。

しかし、これだけでは不足です。
特に、近年の福祉国家では税はいくらあっても足りない
ぐらいです。
そこで、政府、官僚は、もっと税金を徴収できないか
と色々考えます。学者の手を借り、政治家を使って
色々な税を設け、定めます。

経済の中心はサラリーマンですが、彼らは企業に勤めています。
その企業はあたかも自然人と同じように経済活動をしています。
それで、その企業にもサラリーマンと同じように税を課すことが
できる、という理屈を考え出しました。
これが法人税です。

でも、企業やサラリーマンだけに税を課すのは不公平です。
贈与があったときとか、相続があったときにも課さないと
サラリーマンとの間で不公平になります。
それで贈与税と相続税を設けることにしました。

それでも未だ足りません。政府はもっと欲しいのです。
その為、専門家が色々な理屈を考え出し、現在の税体系は
非常に複雑なものとなっています。
消費税とか流通税もそういう税です。

○このように、まず税が欲しい。しかし欲しいというだけでは
国民が納得しない。それで色々の理屈を付けて税を徴収する
ことになるのです。
その為、税体系が非常に複雑なものになっています。

ちなみに、税を徴収する「基本的な」理屈ですが、当初は受益者負担と
いう理屈を考え出しました。
お前等は道路を使うだろう。その道路建設の費用は道路を使う奴が
負担するのは当然だろう、ということです。

でも現代では、この受益者負担は全部には通じなくなって
います。
例えば、社会的弱者です。
彼らは何もしないで、受益だけしているのですから、弱者こそ税金を
もっと支払え、という理屈になってしまうからです。
それで、現在では国家の構成員であるんだから、当然だという
「義務説」という理屈がまかり通っています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!解りやすい説明でよくわかりました!!江戸時代も経済の中心から税をとってきたと思うとおもしろいですね。

お礼日時:2011/08/29 13:05

質問がどこまでの回答を求めるものなのか、わかりませんが・・・。



税目のことでしょうか?

それとも、国税や地方税の種類のことでしょうか?

はたまた、普通税や目的税のことでしょうか?

国民が便利に生活できるように、などと国が活動するためにお金が必要です。
そのための財源を作るのが国税です。
国ではなく、地域の自治体などが担当する分野として、各県民や市民の生活のために自治体が活動するために必要な財源となるのが地方税でしょう。

国税や地方税の中で、特定の財源のために集められるのが目的税でしょう。道路を維持管理などするために、道路を使う人、道路を磨耗させる度合いの強い人から徴収する目的税もあるでしょう。目的税であれば、その目的以外にその財源を使うことはできないでしょうが、目的を限定せずに全体の財源を考えて課税するのが普通税でしょう。

税目はいろいろありますが、国民は市民が納得できるようなところから決めて行ったと考えるべきでしょう。儲けた人・大きな設備を持っている人、高い価値の財産を持っている人、贅沢品や嗜好品の要素の高い物を消費したりする人であれば、わかりやすいですからね。

決めたのは、国民から選ばれた国民の代表者である国会議員の集まりの国会で決めているのでしょうね。地方独自の税目であれば、地方議会でしょう。

日本国民は日本の法律に縛られ、守られ、守らなければならない立場です。しかし、法律のすべてを理解することは、ほとんど不可能でしょう。税金もその法律で定められています。そのため、いろいろな目的やその財源のために、いろいろな税目があります。私自身税理士事務所で働いたことがありますが、知らない税目も多いです。それでも、法律で税が課税される行為をすれば、その手続きや納税の義務が必要となりますからね。

税金って難しいですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました!質問解りづらくてごめんなさい。税目について質問したかったので、そのあたりがとても納得できたのでありがたいです。税目って本当に多いんですね!この機会に少しずつ覚えていければと思います。

お礼日時:2011/08/29 13:20

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