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カテゴリ分野を変えて再度質問いたします。
とあるビルの電気主任技術者を2年前から選任していますが、あることからB種接地抵抗値が東京電力の計算値と年次点検時の測定値がかけ離れていることに気が付きました。
平成6年の竣工なのですが、最近入手した東電の計算値は0.925Ωなのですが、業者の報告書では平成7年から現在まで5~7Ωなのです。
業者に確認すると、東電の値は推奨値で極力近づければ法的には問題ない、また地盤の状態も流動的で一定ではないとの事。
また、東電の計算値も値があまりにも低いのかな、とも思っていて問い合わせるかなとも思っています。
当ビルは22kV/415Vの3回線スポットネットワークでトランスは2500kVAです。
このことに知識、経験のある方がいましたら、ご教示お願いいたします。
改めて、よろしくお願いいたします。

A 回答 (5件)

東電の計算違いの疑いがあります。


B種接地は変圧器二次の中性点を3台まとめて1個所で接地していると思います。
現実には1回線の地絡電流で計算すべき所を3回線合計で計算した疑いがあります、つまり計算上の特高の地絡電流値が3倍になっている。
だとすれば変圧器1台分(1回線)で計算すれば2.775Ωとなります。

東電に計算値の根拠を確認された方が良いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
東電に確認しようと思います。

お礼日時:2011/09/06 12:48

#1、#2さまのおっしゃる通りで、最小値は5(Ω)でよいと思います。


東電の算出根拠を聞かれたほうがよいと思います。

参考に
>--------------------------------------------------------------
> この電気設備の技術基準の解釈(以下「解釈」という。)は、当該設備に関する技術基準を定める
>省令に定める技術的要件を満たすべき技術的内容をできる限り具体的に示したものである。なお、
>当該省令に定める技術的要件を満たすべき技術的内容はこの解釈に限定されるものではなく、
>当該省令に照らして十分な保安水準の確保が達成できる技術的根拠があれば、当該省令に適合するもの>と判断するものである。
>--------------------------------------------------------------

> これをきわめて乱暴に読み解けば、【「解釈」は飽くまで具体例、

ここまでは合っていますが、

> で、誰が判断するのか? (中略)主任技術者として選任された人が、です。

ここは誤りです。

>技術的根拠があれば、

とは、主任技術者が技術的根拠があるというのは、公的機関で電技に合致すると認められた規格に合わせるということです。
たとえば、内線規程に合致しているので電技に合致するということです。


参考URLの「JESCについて」と「JESC承認規格」をご覧ください。

参考URL:http://www.jesc.gr.jp/index.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
みなさんから回答をいただき感謝しております。
東電には計算値の確認をしてみようと思います。
また業者に現状で5Ωを確保できるかを打診してみます。

お礼日時:2011/09/06 12:42

 >最近入手した東電の計算値は0.925Ωなのですが


なんと乱暴な数値ですね。
これを逆算すると、
 Eb = 600 / Is (変電所の遮断装置が1秒以内動作の為、600)
 Is = 600 / Eb
   = 600 / 0925
   = 648.6 (A)
となり、地絡電流が650(A)ほどになってしまいます。
特高で、これほどの電流が流れるとは考えられません。
接地抵抗の桁が間違っていないでしょうか?

ちなみに、高圧の地絡電流は、5(A)ほどに設定されているそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに地絡電流が大き過ぎますよね。
東電に確認してみます。

お礼日時:2011/09/06 12:38

 No.1 の方の回答に加えて。



 No.1 の回答は電技解釈の第 19 条に基づくところですが、続いて第 19 条 2 項ではこうなっています。

--------------------------------------------------------------
2 前項のB種接地工事の接地抵抗地は、第 24 条又は第 25 条の規定により接地工事を施す場合は、前項の規定にかかわらず、5 Ω 未満の値であることを要しない。
--------------------------------------------------------------

 要するに、東電の計算値が 0.925 Ω なら、その設備のB種接地工事の接地抵抗地は、5 Ω です。規定通りのチャンとした接地工事がされていればデスヨ。

 で、さらに謂えば、技術基準の解釈の冒頭には、以下の一文があります。
--------------------------------------------------------------
 この電気設備の技術基準の解釈(以下「解釈」という。)は、当該設備に関する技術基準を定める省令に定める技術的要件を満たすべき技術的内容をできる限り具体的に示したものである。なお、当該省令に定める技術的要件を満たすべき技術的内容はこの解釈に限定されるものではなく、当該省令に照らして十分な保安水準の確保が達成できる技術的根拠があれば、当該省令に適合するものと判断するものである。
--------------------------------------------------------------

 これをきわめて乱暴に読み解けば、【「解釈」は飽くまで具体例、目安であって、設備の保安上に問題・異状がないかは(一律「解釈」に拠ってでなく)、個々の設備毎に実情を照らして判断して良し、と私は考えます*1(飽くまで「私個人はそう考えている」ということで)。】
 で、誰が判断するのか? 自家用電気工作物を設置する者から、当該電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をさせるため、主任技術者として選任された人が、です。このケースでは質問者さん御本人ですね。

 もし私が成り代って判断するなら、「0.925Ω?アホか。実測で常時そんな値が出せるもんならやってみろってんだ。で、測定値が7Ω、、、んー、この頃は日照り続きで地面もカラカラに乾いていたような気がするねー、これまでのデータ推移から考えて、今回はまあ『良し』! 次回以降も高いようなら再測定、下手すると改修工事発生だなー、予算確保の根回しをしておかないとかなー。」てな感じです。参考になりましたら。

*1 電気事業法第 43 条第 4 項に、「 4 主任技術者は、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督の職務を誠実に行わなければならない。」とあります。ここを逸脱しない程度に。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私も電技解釈を読んでみました。
5Ωでよいことを知り、ホッとしています。
その後、ほかの方からも回答をいただき感謝しております。
東電に計算値の確認をしようと思います。

お礼日時:2011/09/06 12:35

150/(変圧器の高圧側の1線地絡電流)Ω以下


2次側の対地電圧が150V以上なので、
1秒を超えて2秒以内に遮断する装置が有れば、分子は300になる。
1秒以内に遮断する装置が有れば600になる。
ということなので、1秒以内で動作する遮断機がついていれば7Ωでも大丈夫です。
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この回答へのお礼

ご教示ありがとうございました。
しゃ断器の引き外し時間で値が変わるのですね。
電技を調べてみます。

お礼日時:2011/09/06 12:29

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