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Fe3+はOH-と錯体を形成することで、FeOH2+やFe(OH)2+やFe(OH)4-などの化学種を取りますが、
水溶性のFe(OH)3 という化学種はとらないのでしょうか?

もちろん、
Fe3++3OH- →Fe(OH)3 (沈殿)

という反応はしっているのですが、

Fe(OH)3(沈殿)⇔Fe(OH)3 (水溶解)

という反応もあるはずで、なぜFe(OH)3 (水溶解)のことが教科書に載っていないのかが分かりません。

A 回答 (1件)

Fe(OH)3という化合物は得られていないようです。



かつて水酸化鉄(III) Fe(OH)3だと思われていた化合物は、実際には水和酸化鉄(III) FeO(OH)です(Fe2O3・nH2Oとも表記されます)。
FeO(OH)は結晶構造によってα型、β型、γ型、δ型、ε型に分類されます。合成も出来ますが、天然にも存在します。


ご質問の「なぜ教科書に載っていないのか」ですが、おそらく、高校化学の範囲を超えているためだと思います(大学レベルの教科書には載っています)。

さて「では、何故Fe(OH)3が安定に存在できないのか?何故脱水してFeO(OH)になるのか?」と疑問に思われるかもしれませんが、残念ながら、私にはお答えできません(不勉強で申し訳ないです)。

参考:
コットン、ウィルキンソン「無機化学」培風館(1988)
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