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走れメロスで、

「老爺は、辺りをはばかる低声(こごえ)で」

とありました。

「低声」と辞書でひくと
意味に「こごえ」とはありますが、
読みは「ていせい」「ひきごえ」しか載っていません。

調べてみると低声でこごえと読む文章は他にもあるようですが、
低声の読みとしてこごえとはどこにも書いてありません。

低声はこごえとも読むのですか?

A 回答 (4件)

いわゆる当て読みですよ。

当て字の一種と考えられています。

よくあるでしょ、『運命』→『さだめ』とか。
わかりやすく言えば、本気とかいてマジと読む、とほぼ同じです。
『時代』→『とき』とか。

中2病の人も積極的に使いますよね。
いや、メロスの作者が中2病とはおもいませんが…。

紙の上でペンと文章力だけで情景を表現しなければならない作家達にとって、
一般の日本語の読み書きに囚われない表現方法は、
読み手に雰囲気を伝えやすい有効な手段なのでしょうね。

だからこそ作者も、括弧書きまでして(こごえ)と読み方を『指定』しているわけです。



ですので、正しく漢字の読み方を突き詰めれば、
そんな読み方はしない、で正解です。

ただしあまりにも日本中で読み方を間違われ続けて、
正しい読み方として認められた漢字はたくさんあるので、
今後日本中にその読み方が定着すれば、
その後はそれが正しいという事になります。日本語ってあいまいなものなんですよ。
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この回答へのお礼

そういうことだったんですね!

低声をこごえと表現したのは
雰囲気が伝わってすばらしいと思います。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/12/04 20:29

当て字です!



わたしも
走れメロスを
習いましたが
たしかそれで合ってます!
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この回答へのお礼

当て字なんですね。
スッキリしました。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/12/04 20:34

>「低声」と辞書でひくと


>意味に「こごえ」とはありますが、
>読みは「ていせい」「ひきごえ」しか載っていません。

しっかり、「ひきごえ」が載っているとは素晴らしい辞書ですね。手元の漢和辞典や国語辞典にはありませんでした。よければご使用の辞書名をお教えください。古語辞典では「ひきし」で「(声が)細い」意味がありましたが。

#2さんがご指摘の通り、当て読みについてはむしろ明治時代の全漢字ルビ振り時代のほうが盛んでした。
http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/ja/a …

手元の「遊字典」(角川文庫)では「こごえ(小声)」の項に次の例があります。
低音:内田魯庵「くれの二十八日」「静江もオホホと低音で笑った。」
低声:島崎藤村「破戒」三島由紀夫「絹と明察」水上勉「竹の神」小松左京「湖畔の女」「低声に冗談口をたたくほどの」
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この回答へのお礼

広辞苑に載っていました。

こんな辞書もあるんですね!
「感字」ですか。すごく面白そうです。
ぜひ今度買って見たいです。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/12/04 20:33

読みません。


いわゆる伝えたい事を的確に含ませた当て字で、詩などによく使われる手法です。
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この回答へのお礼

なるほど、当て字ですか!
納得しました。

ありがとうございました☆

お礼日時:2011/12/04 20:26

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