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テロリストが原発施設を乗っ取ったとします。
そのとき何がもっとも怖いのですか?

原子炉(燃料)を異常に操作して自爆させることが可能ですか?
原子炉はぶあつい5重の壁に守られていて戦闘機が墜落しても平気だと電気会社のHPにありました。この壁を内側から破る破壊力がありますか。

また原子炉以外でも、核廃棄物の貯蔵施設や再処理工場などがあると思います。
どのようなテロ(最悪のシナリオ)が考えられるでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

正常に稼動させるのに多大な苦労をしても事故おきたりしますから、不安定にするのは簡単なことです。


核爆発起こせば、壁なんて吹っ飛びます。
また、爆発しなくても、放射能を外に出すことは簡単ですから、汚染で周囲は死の海になるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
電力会社のHPで核爆発は起きないとありましたので、この質問をしたのでした。

お礼日時:2003/11/28 23:02

核分裂連鎖反応を暴走させ爆発させるのは、日本の軽水炉ではムリだと思います。



ですので、最悪の事態は冷却材喪失事故を起こされることだと思います。

炉心には冷却用の配管が複数系統あるのですが、これらをまとめて爆破されてしまうと冷却ができなくなり、燃料棒が内部の核分裂生成物の崩壊熱で過熱して冷却水が水素と酸素に熱分解し、何かのきっかけで点火して水素爆発とか、ついには燃料棒自体が溶解してメルトダウンとか。

この回答への補足

>燃料棒自体が溶解してメルトダウンとか。

 すみません。メルトダウンを調べたのですが、よくわかりませんでした。炉心融解と訳されています。
 燃料棒が溶けるだけではなさそうなのですが、炉心まで溶けるというのも理屈に合いません。
 炉心は2メートルくらいの厚い壁で囲まれているそうです。それとも底が溶けるという意味でしょうか?

補足日時:2003/11/28 23:44
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
たしか水がなくなると核反応も止るとか、そういった内容のことが書いてありました。
水があると中性子の密度が濃くなるので核反応が進むが、水がなくなると自動的に核反応が止るというような内容だったと思います。

>冷却水が水素と酸素に熱分解し、何かのきっかけで点火して水素爆発

 水が水素と酸素に分解するようなことってあるのでしょうか?
 電気分解(?)ですよね。
 水素爆発はたしかに怖いです。

お礼日時:2003/11/28 23:07

専門家ではありませんが、核爆発はよほどのことがない限り


起こらないと思います。

心配なのは、他の方のコメントにあるように、放射能が周囲に
撒き散らされることですね。
次には、原子炉停止による電気の供給不足でしょう。

今年にアメリカでおきた発電所の事故のように、電力を供給不測
の状態に追い込めば、都市の機能は麻痺します。

いざ北の某国が戦争を始める時には、このような手口を使って
日本を社会的・経済的に混乱させることは、容易に予想できます。

この回答への補足

>放射能が周囲に撒き散らされることですね。

 何をどうやったら放射能をまき散らすことができますか?

補足日時:2003/11/28 23:25
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>原子炉停止による電気の供給不足

 考えてみればそうでした。県1つぐらいは停電になりますね。

お礼日時:2003/11/28 23:09

 最も恐ろしいことは、そこに勤務する技術者が拉致・逮捕、監禁、そして連れ去られることです。


 施設の稼動状況、燃料の組成、燃料棒の構造等、先進国の原発のノウハウが盗まれることが最も恐ろしい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

原子力に勤務する電力会社の人は、原発のノウハウを語れるほど技術力をもっているのでしょうか?
学者じゃないので、普通の理系卒業のサラリーマンだと思っていました。

お礼日時:2003/11/28 23:12

一次冷却水のシステムを破壊することで、放射性物質を外部に


拡散させることが可能かと思います。

スリーマイル島の事故を、人為的に起こすわけですね。

とかく、電力会社や政府の原子力機関の広報は、原子力の
安全性ばかりを述べているので、注意が必要です。
(原発反対派の情報は、危険さを故意に拡張して宣伝しているので、こちらも注意が必要ですが)

また原発よりも、プルトニウムの貯蔵施設を狙われると、
もっと危険かもしれません。プルトニウムは放射能を発する
以外にも、それ自身で強い毒性を持っているようですから。

参考URL:http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/02070401_1.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
参考URL読みました。
が、むずかしいです。
結局何がどうやって放出されたのかが、不明のままです。

>プルトニウムの貯蔵施設を狙われると、 もっと危険かもしれません。

 プルトニウムは液体ではなく、何かとまぜた固体で保管してあるようなことを読んだ記憶があります。それでもきっと危険なのでしょうね。
 でも電力会社のHPでは、燃料棒のペレットは手で触ってもよいほど危険がないと書いてありましたが。
 その理屈もわかりませんでした。

お礼日時:2003/11/29 18:30

一版怖いのは.「毅然たる態度をとる」と賞して.ゲリラを皆殺しにするときでしょう。


あの連中は.死を恐れません。というか.死ぬつもりでやってきますので.水からが死んだときに被害が最大になるような対応を取ります。
銃撃になって.流れ弾が保安電力線を切断したら...ゲリラの死体(括約筋が機能しなくなるので排尿する)が燃料冷却水タンクに落ちたら(近い将来食塩によるこうしょくが発生するので冷却装置全体を交換)...。
燃料を保管している水タンクに排尿してくれたらは.近い将来.冷却系が破損します。何が怖いって.冷却水に排尿してくれることでしょう。巨大な放射性廃棄物ができますから。
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>燃料棒が溶けるだけではなさそうなのですが、炉心まで


>溶けるというのも理屈に合いません。
>炉心は2メートルくらいの厚い壁で囲まれているそう
>です。それとも底が溶けるという意味でしょうか?

溶けるんです。ウラン燃料はいわば耐熱セラミックスなわけで、それが溶けるほどの高温に耐えられる物質は存在しません。燃料が拡散して発熱密度が下がらない限り溶融は続きます。

溶融した炉心が周囲のものを溶かしながら沈み込んでいき地下水脈と触れると、火山で起こるマグマ水蒸気爆発と同じような水蒸気爆発が起こるかもしれません。

>たしか水がなくなると核反応も止るとか、そういった
>内容のことが書いてありました。

その通りです。核分裂連鎖反応は止まります。

しかし放射性の核分裂生成物が崩壊するときの熱は止まりません。冷却を怠るとその熱だけで燃料棒が溶解します。

>水が水素と酸素に分解するようなことってあるので
>しょうか?

電気分解でなくとも、放射線や高温によっても分解します。スリーマイル島事故では水素爆発のおそれが真剣に懸念されました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
メルトダウンってすごそうですね。
「地下水脈と触れる」ということは土をも溶かしてゆくわけですか?
 未来のトンネル工事に使えそうです。

>放射性の核分裂生成物が崩壊するときの熱は止まりません。
 「熱を出しつづける」ということと放射能を出すということは同じことですか?放射能を出しつづけるから熱も出すということでしょうか?
 それとも内部から熱だけ湧き出してくるイメージでしょうか?
 半減期と関係ありますか?

 水の分解については了解しました。「金属-水反応」というのもあるそうです。

お礼日時:2003/11/29 18:37

>「熱を出しつづける」ということと放射能を出すという


>ことは同じことですか?
>放射能を出しつづけるから熱も出すということでしょうか?

放射線のエネルギーは、最終的に周囲の物質に吸収されて熱になります。それを崩壊熱といいます。

>半減期と関係ありますか?

もちろんあります。時間の経過とともに放射能が減れば、崩壊熱も減っていきます。
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>炉心は2メートルくらいの厚い壁で囲まれているそう


>です。それとも底が溶けるという意味でしょうか?

現実に炉心が溶けてしまい,更に建物の一部が吹き飛んで放射能を世界に撒き散らした,有名な大事件が1985年だったか,1986年に某国であったでしょう。お忘れですか。
周辺一帯が立ち入り禁止区域となり,その放射能の一部は微量ながらこの日本まで達しておりました。いま,その地はどのような状態なのかわかりませんが・・・・。

>戦闘機が墜落しても平気だと電気会社のHPにありました。

わたくしの個人的な主観ですが,これは机上だけの論理でしょう。現に,衝突させての実験などきいたこともありません。ましてや,建設後年数が経っているものは,経年変化で建物そのものが劣化していますから・・・。ですので,これは電力会社の思い上がり以外の何者でもないと思います。
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日本の原子力発電は軽水炉型(沸騰水型・加圧水型の2種類)が採用されております。

軽水というのは、通常の飲料水と同じです。これを原子炉の冷却・制御の目的で使用しております。
先ず、原子力発電で使用されるウラン235は自然界では、0.7%しかなく残りはウラン238(核反応しない)です。
このままでは核反応が起きませんので、遠心分離器にて3~4%に微濃縮してこれをペレット化(イエローケーキと呼ぶ)して燃料棒に充填して、これを何本も原子炉の中に装填します。
ここで、ある刺激を与えてやるとウラン235から高速中性子が2~3放出され、これを制御棒などで速度の遅い熱中性子に変換します。これが、次のU235を刺激して連鎖反応を起こしていきます。このまま放置したのでは、あっという間に、核分裂の暴走が起きますので、制御棒にて高速中性子の数を吸収して一定の反応が起きるようにしてあります。
分裂の際、U235の質量欠損がおきて、その欠損分が熱エネルギーに変換されます。この熱を外部へ取り出し利用したのが原子力発電です。
ご質問の危険性ですが、広島核爆弾のような爆発は高濃縮最低30%以上で、且つある一定以上の量がなけれが核爆発は起きないことになっているそうです(試したことは無いけど)。
軽水炉の原子炉に同時に装填される量は、核爆発の必要量に遠く及ばないそうです。しかし、核分裂暴走による炉心溶解等による地域の汚染は免れないと思います。
みんなで、平和ぼけからそろそろ目覚めましょうね。
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