先日、曹洞宗のお葬式に参列し、
生まれて初めて、お葬式で僧侶の言葉に心を打たれました。
お葬式の場だったのでメモもとれず、少し違っているかもしれませんが、
確かこんな感じで…
生あるものは必ず滅し、形あるものは必ず壊れる。
人は因縁によって出会い、そしてまたその因縁によって別れる。
…
と続いていったと思います。
内容は諸行無常って言うことなんだと思うんですが、
言葉の選び方が美しく簡潔で、耳に心地よく、
その数分ですっかり心をつかまれ、曹洞宗に宗旨変えしようかと思ったくらいです(笑)
夫に聞くと、それは道元の「正法眼蔵」ではないかと言うのですが、
ネットで検索しても、その部分がでてくるものがなかなか見つかりません。
そのくだりをきちんと知りたいですし
難しくて理解できないと言う話ですが、
もし「正法眼蔵」なら、
それでも死ぬまでに一度は読んでみたいと思います。
もしご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
よろしくお願いしますm(_ _)m
A 回答 (5件)
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No.5
- 回答日時:
諸行無常とは重い言葉だと思います。
雪山偈の解説で
私が今も忘れない言葉がありますのでご紹介しておきます。
諸行は無常なり
これを知らぬ人生は生滅転変の生活法なり
すべてが生滅する事を心に準備して
生滅に迷わず精進すれば
寂滅を楽しむ。
この中で
「すべてが生滅する事を心に準備して」
というところが大切のように思います。
虚無感を踏まえつつ、今を大切に生きるという事だと思います。
心の準備が済む、ということは
心の化粧が済む、ということだと思います。
それは、ものの哀れを知り、人の優しさを知るという事ではないでしょうか。
この回答への補足
すみません、補足ではないのですが、
参考なる箇所がいろいろなところにあって、
どうしてもベストアンサーを1つ選ぶことが出来ません。
大変勉強になりました。
この場で回答いただいたみなさまにお礼させていただきます。
たまたま参列したお葬式の僧侶の言葉から、
こんな風にみなさまに奥深い仏教の入り口を示していただきました。
これも仏縁というものでしょうか。
いろいろとありがとうございましたm(_ _)m
再度、回答ありがとうございます。
いい言葉です。
本当にその通りですね。
>「すべてが生滅する事を心に準備して」
そうですね。私もそんな心持で日々をすごしたいです。
常にそう意識していると、一瞬一瞬の重みが違う気がします。
今がかけがえの無いもののように感じます。
本当に自分がしなければならないことの優先順位がはっきりわかるような気がします。
私は霊魂というっものを信じていなくて、
死ねば何も無くなると思っている人間なのですが、
(それってブッダの教えとは違っているのでしょうか?)
だからこそ生きている今を大切にしようと思っています。
よい言葉です。
いろいろとありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
お葬式での僧侶の言葉で仏教に興味をもったのであれば、良い仏縁に恵まれたのだと思います。
本来、葬式や法要というのは亡くなった方のために営まれるのではなく、生きている人に仏陀の教えを再確認してもらうためのものなのですから。
葬儀で曹洞宗の僧侶が言ったのは、仏教をかじった人なら誰でも言えるようなごく一般的な言葉です。
その僧侶の創作か宗派で檀家の人に配られている冊子等からの引用でしょう。
道元の「正法眼蔵」というのは、一般の信者向けに書かれたものではなく、弟子たちのためにかかれたきわめて専門的な書物です。 いきなり素人が読んでも意味が分からないと思います。そして、あなたが期待しているような事は書かれていないと思いますよ。
まずは、原始仏教の経典から読んでみては、どうでしょうか。
「スッタ・ニバータ」(仏陀の言葉)や「アーガマ」(阿含経)の解説書あたりが良いと思います。
そして、「この人を見よ」(ブッダ、ゴータマの生涯)なんかがお勧めです。
その後、大乗仏教の経典を読み「禅」も少し勉強した後、「正法眼蔵随聞記」を読んで見てはいかがでしょう。
道元の弟子が書いた「正法眼蔵」の解説書です。
回答ありがとうございます。
そうなんですか。
これだけ探しても出てこないと言うことは「正法眼蔵」ではないのかな、とは思ってきていました。
曹洞宗=道元と思ったのは短絡的でした。
私も「正法眼蔵」は難しくて読めないよ、とは聞いていたんですが、
それでもわからないなりに読んでみたいと思ったんですよね。
どのように読み進めていけば近づけるのか、
教えていただいてありがとうございます。
参考にさせていただきます。
実は今日図書館で「ブッダのことばI」、「ブッダの詩」、「正法眼蔵」を借りてきたんです。
まだパラパラと見ただけなんですが、
ブッダがこんなに多く語っていたこと、多くの詩を作っていたことに、まず驚いたんです。
そして、たいがいの人がどこかしらの仏教の檀家になっていると思うんですが、
ほとんど知られていないことにも驚いたんです。
確かにお葬式の場で、ブッダの言葉をきちんと伝えてもらえたらいいですね。
「正法眼蔵」も最初だけ読んでみました。
1つ1つの言葉が難解で、1つ1つ調べなくてはならない感じで。
また、少し読んだだけでも、
仏教の素養が無ければ理解できないのだろうとは思いました。
ただ、言葉は美しいなぁとは思ったんです。
死ぬまでには読んでみたいと思います。
そして、一部でも理解できればうれしいです。
No.3
- 回答日時:
言葉に心打たれました。
言葉の選び方が美しく簡潔で耳に心地よくその数分ですっかり心をつかまれ・・・?
打たれやすく、つかまれやすい、心、ですね。
カルト宗教などから、(カモだと思われ)勧誘メールなどが、殺到しかねませんよ。
「巧言礼飾 少なし仁」(論語)でもありませんが
耳に心地よく、心に働きかける言葉に、真実(=知恵)はないんじゃないでしょうか。
そう思わせようとの思惑ですから。
生あるものは必ず滅し。形ある物は必ず壊れる。
一休さんの頓知話、で昔は子供でも知っていた言葉です。
和尚さんが大事にしていた、盆栽を壊した、言い訳に。
和尚に「生あるものは?」と、問うと「必ず滅す」と答え。
「形あるものは?」と、問い、和尚の「必ず壊れる」との答えを待って。
「実は、和尚さんの、盆栽を壊してしまいました」
と言った。という話しです。
人は因縁によって出会いそしてまたその因縁によって別れる。
殆ど嘘、釈迦の理法の誤解、曲解による造語です。
釈迦の理法は
「すべては縁によりて起こる(縁がなければ何事も起こらない)」、であり。
この世界は、縁、実体のない、変化を起こす、能力方向性。変化したもの、起きた事、という
「起」があるだけであり。
「起」は次の縁となり、
諸行無常、常なるものはない。
世界は変化する過程として、常に今ある、今しかない。という在り方、起こり方、になる。
という、考え方であり。
仏教 とは、仏(ブツ、悟りに導くもの)を縁として、悟り、が起こる。
当然その、悟り、を縁=仏 として、次の悟りが起こる。であり。究極の悟り、とか、これが悟りだ
などというものではありません。
釈迦は、死ぬ時、これより涅槃に入る、と言ったそうです。
道元の問答集もいいでしょうが、仏教を知りたいなら
まずは、パーリ語経典の、和訳書に目を通されてはどうでしょう。
難しくも何ともありませんが、結構、心にも、知恵にも、響く、言葉に出会うと思いますよ。
回答ありがとうございます。
あっ、すみません。私の言葉が足りなくて…
今回心をつかまれたというのは、
その言葉でいきなり盲信して、と言う感じではなく、
諸行無常っていろいろな言葉で語られてきたと思うんですが、
その簡潔な言葉の選び方に感動したと言いますか。
諸行無常は、中学のころ平家物語で知って、
本当にその通りだわ~、と目からうろこでした。
諸行無常って考えてみればごく当たり前のことなんですが、
すぱっ!と言い切ってくれて。
そういうのを真理っていうんですかね?
>「すべては縁によりて起こる(縁がなければ何事も起こらない)」、であり。
この世界は、縁、実体のない、変化を起こす、能力方向性。変化したもの、起きた事、という
「起」があるだけであり。
「起」は次の縁となり、
諸行無常、常なるものはない。
世界は変化する過程として、常に今ある、今しかない。という在り方、起こり方、になる。
この辺は非常に参考になりました。
今まで少し勘違いしていました。結果には必ず原因がある、と解釈していたので、
そういうこともあるし、そうじゃないこともあるわよね~、と思っていました。
>世界は変化する過程として、常に今ある、今しかない。という在り方、起こり方、になる。
という、考え方であり。
仏教 とは、仏(ブツ、悟りに導くもの)を縁として、悟り、が起こる。
当然その、悟り、を縁=仏 として、次の悟りが起こる。であり。究極の悟り、とか、これが悟りだ
などというものではありません
この部分も非常に納得できます。
私も悟りなんて無いと思っています。悟ったなどと言う人は信用できません。
もがきながらでも日々努力しているその行動のほうを尊敬します。
以前パーリ語経典なんでしょうか?釈迦の言葉集みたいなのを図書館から借りて少し読んだんですが、
ごく当たり前のことを、当たり前に言っていて、
過激なことはなく、本当に普通で、
そこに感動した記憶があるんですが、
ほんの少しだったので間違っているかもしれませんが…
パーリ語経典の和訳、読んでみたいと思います。
道元も読んでみます。
いろいろ読んでみます。
No.2
- 回答日時:
>>生まれて初めて、お葬式で僧侶の言葉に心を打たれました。
仏教に限りませんが、現代では、宗教者といえども、「あの世」や「魂とか「奇跡」の存在を信じていない宗派が多いようです。
唯物論者のように、霊や魂の存在を否定することが「現代的」で「進歩的」な宗教であると考えているようですし、これは、日本の仏教大学の教育方針でもあるようです。
ただ、僧侶の中には、霊界のことを理解している方もいるので、そういう方のお話ですと、心を打たれることもあるでしょう。
>>生あるものは必ず滅し、形あるものは必ず壊れる。
諸行無常
>>人は因縁によって出会い、そしてまたその因縁によって別れる。
因果応報
つまりは、仏教の教えですね。道元さんは、中国に留学しながらも仏像も経典さえも持ち帰らず帰国したことで有名です。
「道元禅師」と言われるように「禅」を広められましたし、「不立文字」という「経典なんぞ無くても良いんじゃねいの」とか、ただただ座っていればいいんじゃねえの」という「只管打坐(しかんたざ)」という四文字熟語でも知られています。
まあ、勉強ばかりして、「悟り」というものを忘れていると思えた鎌倉時代の仏教界を批判したということでしょうか?
「教典はいらない」というようなことをいいながらも、道元さんは比叡山で学んでますから「仏典読まなくてもいい」ということにはなりませんね。
>>もし「正法眼蔵」なら、
それでも死ぬまでに一度は読んでみたいと思います。
その元になった仏教は、2600年も前にインドやネパールで仏陀により説かれた教えです。そして、道元さんは、その教えを仏陀の弟子や分派が記述した仏典や僧侶たちから学ぼうとしたわけですね。で、「不立文字」と言いながらも不覚にも「正法眼蔵」などの教典を残すことになられました。
現代において、そういう古い教典を通して、仏教の教えを学ぶにはとても効率が悪い方法だと思いますよ。
やはり、約2600年前に、仏陀が「2600年後に東の国に生まれ変わる」という言葉を残され、そして、その予定された年に産まれられた「再誕の仏陀」である「幸福の科学」の大川隆法総裁の掛かれた800冊を超える書籍から学ばれるほうがいいと思います。その書籍の中には、道元禅師の霊言も含まれていて、ご自身が学んだことに対する反省の言葉なども書かれています。
今年の大川総裁による最初のアジア講演は、インドのデリ・ムンバイ・ブッダガヤ、そしてネパールのカトマンズにて行われました。ブッダガヤとカトマンズでは講演内容を全国生中継でTV放映されました。
ブッダガヤでは4万人の人々が講演会に参加され、その野外テントの会場に入ることができなかった3万人の人々が会場周辺で騒いで暴動寸前の状態になったようです。
また、その講演会の会場の最前列には、仏教の僧侶たちがずらりと勢揃いしていたそうです。
そして、スリランカの講演会では、仏教の上座部(小乗仏教)の国ということもあり、「悟りを得たならば、輪廻転生のくびきから逃れられる」つまりは「再誕」はあり得ないという教えを説く国です。
幸福の科学のスリランカ支部の支部長は、スリランカの僧侶たちに「仏陀再誕を信じない方は、大川総裁の講演会に来てくれるな!」と言い放ったのですが、彼らはやってきました。やはり彼らは「仏陀に会いたい、その言葉を教えを聞きたい!」という想いが強かったということでしょうね。
日本では、宗教といえば、「悪いもの」という洗脳がマスコミや行政・教育機関を通じて行われていて、こういうニュースは報道されません。が、世界の平均的に宗教心のある人々はキリスト教やイスラム教という宗派の違いを超えて、大川総裁の講演を聴けば、その真実の言葉に即座に「これは本物だ!」と反応します。
この12月6日には、埼玉スーパアリーナで「エル・カンターレ祭」があったのですが、それは全世界3,500カ所以上に衛星同時中継されたわけですけど、日本人の宗教に対する無知への批判の言葉が何カ所も含まれていて、「これが世界同時中継されているのか・・・」と日本人として恥ずかしい思いでした。
日本のマスコミは「マスゴミ」になっていて、多くの日本人はそれらに洗脳されているのが現状ですが、世界の人々は「再誕の仏陀」であり地球神でもあるエルカンターレの存在を認識しつつあります。
時代の流れに乗り遅れないように、この奇跡の時代に産まれたチャンスを逃さないようにしましょうね。大川総裁が亡くなられたのちでも、幸福の科学に入会して弟子になり、教典から学ぶことは可能です。でも、「直弟子」と名乗ることが可能なのは、生前に三帰していた人だけです。没後の人々は、望んでも決して「直弟子」にはなれません。
回答ありがとうございます。
お礼遅くなってすみません。
実は私も、霊魂とか、あの世とかは信じていないんです。
死んでしまえば全く何も無くなってしまうと思っている人間です。
だからこそ、生きている1日1日を大切にしたいと思っています。
今回感動したと言うのは、
諸行無常を語る、簡潔な言葉の選び方に心をつかまれたとでも言いますか…
個人的には、
諸行無常ってのは、
中学で初めて平家物語を習った時から、しみじみその通りだなあ、と思っていて、
因果応報ってのは、
なんだかその通りだと思う時と、原因なく突然与えられるな~と思う時と、
こちらはいろいろです。
また、マルクスの「宗教はアヘンである」と言う言葉にも一理あると思っています。
ある人の言葉が真理のように思っても、
おそらく私には、
その人を尊敬はしても、神のようにあがめることは、これからも無いだろうと思います。
ま、先のことはわかりませんが…
マスコミに関しては同感です。
「エル・カンターレ祭」が大々的に行われていたのですか。
世界中に衛星中継されていたのですね。
そういうことを全く知らされないっていうことはあるかもしれませんね。
こう調べてもないっていうことは、道元の言葉ではないのかもしれませんね。
No.1
- 回答日時:
www3.ocn.ne.jp/~mh23/heikeindex.htm
www.jyofukuji.com/10zengo/2002/01.htm
www.fjweb.fju.edu.tw/yang/conversation/大二日語會話/irohauta.pdf
このあたりでいかがでしょうか。
回答ありがとうございました。
お礼遅くなってすみません。
参考になるサイトを教えていただきありがとうございます。
ざざっと見てみましたが、またじっくり読ませてもらいますね。
諸行無常、この辺の世界観っていっていいんですか?
も長い歴史があるだけにいろんな言葉で語られているんでしょうね。
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