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 自治会(町内会)の事業として夜店を行なっています。材料を仕入れて、主として会員向けに焼き鳥、飲み物等を販売するのですが、営利目的ではないため利益は出ても僅少で、マイナスになることも珍しくありません。
 これまでの会計担当者の処理は収支差額がプラスであればその差額を雑収入a/cに、収支差額がマイナスであればその差額を事業費a/cに計上していましたが、これからは売上代金を夜店売上a/cに、材料仕入代金等を夜店経費a/cに計上しようと思うのですがいかがでしょうか。世帯数230程度の小さな自治会(町内会)です。

A 回答 (2件)

そうですか?仮払金を使って処理するのですね?そうすると会社が行っている経理処理ですね?


Aさんに仮払金を渡しました。
(借方)仮払払金50,000/(貸方)現金50,000

Aさんの領収書に基づいて会計処理をする。

(例)
(借方)                       (貸方)
旅費交通費            15,000 / 仮払金50,000
会議費(含,飲食代)      5,000
雑費(清掃料)          20,000
交際費(食事代・接待・飲食代)10,000
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合  計             50,000    合  計50,000

もしAさんが2,000円立て替えていたらその科目によって支払う。もし仮払金が3,000円余っていたら頂く。
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この回答へのお礼

 言葉で表現するのは少し難しいかもしれませんが、やってみます。
 企業会計で処理するような、期間損益計算を複式簿記で行う手法とは少し違うかも知れません。
 まず費用、収益の概念はありません。現金・預金の増加・減少という一点についてのみに着目した、現金主義会計による複式簿記方式の収支計算です。
 勘定科目は現金・預金a/cのほかは、収入の部勘定例(自治会費a/c、市事務助成金s/c、敬老助成金a/c等)、支出の部勘定例(事業費a/c、会議費a/c、事務雑費a/c等)で、これ等勘定の反対勘定は全て現金・預金勘定となります。現金主義会計(現金・預金収支がある時だけ記帳する)ですので、取引は全て現金・預金絡みです。
 その結果各勘定科目を集計して、現金・預金出納帳ほか各勘定元帳が出来上がります。
 仮払金の件ですが、これも例外ではなく現金・預金絡みの処理をする必要があります。何故なら、収支(資金の増減)を明らかにするための収支計算は現金・預金出納帳に網羅される必要があるのです。

 ・行事担当者へ支度金50,000円を渡す。
  仮払金 50,000 / 現金 50,000

 ・行事担当者から2,000円立替えた収支報告を受ける。
  現金  50,000 / 仮払金 50,000
  事業費 52,000 / 現金  52,000
 ・行事担当者から収支報告を受け残余3,000円を受取る。
  現金  50,000 / 仮払金 50,000
  事業費 47,000 / 現金  47,000

 上手く説明できたかどうか分かりませんが、以上のようなことです。
 私は、会計事務所勤務や会計監査の仕事を少しやっていましたが、自治会関係の会計に関与したことがなく、当初は「収支計算=現金主義会計=単式簿記」、「期間損益計算=発生主義会計=複式簿記」という固定観念が優先して戸惑ったものです。事実、普通の簿記解説ではそのように説明しているケースが多くあります。
 しかし考えてみてください。各々独立した概念ではありませんか。その組み合わせで様々な簿記の手法が可能なのです。

 私がこのコーナーでお伺いしたかったのは、説明不足で申し分けなく思っていますが、従来通りの収支差額のみを収支とする処理を改めよう思うのですが、慣習を変えるのに消極的な高齢の相談役等々がおられるわけです。
 小さい自治会ですし、知らんぷりを決め込んでも構わないのですが、・・・・
 更に言うなら、夜店バザーだけでなく色いろなところでも改善可能な会計処理が見つかっているのです。不正とかでないし、善意で皆さん仲良くやっているので、波風を立てることはないとも思うのです。


 

お礼日時:2011/12/25 19:54

自治会(町内会)の事業?行事じゃなく?この言葉によって回答が変わってきます。



行事なら行事人が予算を頂いて世帯数230人のうち焼き鳥を食すデーターに基づいて焼き鳥すればよいと思います。また店で150円なら50円を個人から頂く形でするなど。マイナスになるであろう部分を勘案してカバーする。

事業は営利を目的にするので貸借勘定科目によって仕訳経理処理します。営業活動以外の収益は雑収入c/a。営業以外の活動で生じた費用(不足)は雑損失c/aです。

自治会の行事なら収入の部と支出の部の決算報告書でよいです。この場合予算額と決算額の増減はあります。
参考にしてください。
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この回答へのお礼

 早速のご回答ありがとうございます。少し説明不足があったかも知れません。申し訳ございません。
 当自治会の行う事業は、夜店バザーほか敬老慰労会、体育祭、慰霊盆踊りその他全て非営利目的でございます。営利目的で行う事業はありません。そのために、また簡便性を重視する必要もあって、会計は期間損益計算を目的とするのではなく、収支を明らかにするための現金主義による収支計算を行なっています。事業計画も事業予算も、そのことについては織り込み済みで、会員相互に了承済みです。
 今回の夜店の件ですが、事業主体である自治体目線での処理についての質問でございます。行事担当者へは事前に支度のために仮払金を渡し、収支確定後に報告を受け精算します。
 行事担当者から、仮払金の精算を含む収支報告(内部報告)を受けての自治会の立場での処理についての質問でございます。
 これまでは、その夜店に関する収支がプラスであればそのプラス額を雑収入a/cに、マイナスであればそのマイナス額を事業費a/cに計上していたのですが、今回より私が自治会会計を担当することになったのを機に、夜店売上a/c、夜店経費a/cなる勘定を新設し、売上代金を夜店売上a/cに、夜店事業に関する経費(仕入代金その他)を夜店経費a/cに計上するように改めようと考えたわけです。現金主義による収支計算ですので各a/cの反対勘定は全て現金・預金a/cです。
 しかし旧来からの慣習的な処理を改めるとなると、お年寄りの意見やら、役員会、総会へのお伺い等々の厄介なことがあるのです。
 面倒なことはやるまいとも思うなかで、経験豊富な方々のご意見をお伺いできたらと思った次第です。
 
  

お礼日時:2011/12/23 17:25

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