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はじめまして。
私は社会人の男性です。
かなり以前から中国の古典に興味を持っており漢文を学びたいと思っていました。
しかし時間の都合やいわゆる勉強と言われるものが苦手なためにしてきませんでした。
最近また学びたいと思うようになりました。
出来るだけ肩がこることなく楽しく漢文を学ぶためにはどのような方法があるでしょうか?
お勧めの本などありましたら紹介をお願いします。

因みに私は学生時代漢文はじめ子分の勉強は全然しませんでした。
ですから全くの初心者です。

A 回答 (3件)

 こんばんは。

僕も「漢詩」をお奨めします。漢詩には幾つかの形式があり、五言絶句・七言絶句と五言律詩・七言律詩がその最も一般的な形式とされています。
 しかしこれ以外の形をとる作品も数多くあり「長恨歌」はその白眉ともいわれています。この作品は唐の時代を背景とし、玄宗皇帝と楊貴妃のラブロマンスと悲劇にヒントを得た作品で日本でも平安の昔から親しまれ『源氏物語』の作者、紫式部がモデルとしたともいわれています。
 そして次にお奨めできるのは「歴史書」の分野で司馬遷の『史記』などの正史をまとめたダイジェスト版的性格を持つ『十八史略』です。こちらは「三皇五帝(伏義・神農・女媧および黄帝・嚳・尭・舜・兎)」などの伝説に始まり「南宋」に至る歴史の流れを扱った書物です。
 漢詩は漢文のリズムを体感で憶えるには最適な題材です。
 手軽に漢文をお読みになりたいのであれば、中国文学の版元では草分け的存在として知られる「明治書院」から『新書漢文体系』が発売されています。こちらは典拠である『新訳漢文体系』を底本としていますので安心して読むことができます。前出の漢詩(残念ながら白居易の長恨歌や琵琶行は含まれていませんが李白や杜甫の作品が掲載されています)は『唐詩選』として第6巻、また『十八史略』は第4巻で発売されています。
 肩肘張らずに漢文の世界を楽しみ、中国の文人達が残した言葉の世界に遊んで下さい!。
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この回答へのお礼

返事が遅くなり申し訳ありません。
ご意見参考にさせてもらいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/28 21:41

 十八史略や史記(特に「列伝」が面白い)などの訳文や読み下し文が書かれた本を読んで、内容の楽しさや言い回しなどに慣れるところから入ってはどうでしょう。



 あに○○すべけんや とかね。

 言い回しに慣れ、それが意味するところをある程度覚えてしまうと、初めての漢文を見てもおおむねこんなところではないか、と見当が付きます。

 つまり、応用が利くようになります。

 訪問先で襖に書かれた漢文を見ても、多くは(崩しすぎで)読めないのですが、読めた場合は意味も概略は理解できて、一緒に行った人に解説などしてあげると感心されます。
\(^o^)/


 あ、本は、・・・ やはり高校の漢文教科書と虎の巻、副読本レベルのものから入られたほうがいいかと思います。書店に注文すれば取り寄せてもらえると思います。

 最初から厚い、難しい内容の本から入ると放り投げたくなりそうですからやめたほうがいいと思います。

 もし、小説としての十八史略が読みたいようでしたら、文庫本の「小説 十八史略」(陳舜臣著)が安いです(何巻もあります)

 史記列伝系だと、海音寺潮五郎著だったと思いますが、「英雄列伝」「悪人列伝」なども文庫本があります。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。
簡単そうな本を見つけて勉強してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/28 21:40

論語のようなのは後回しにして、まずは漢詩からはじめられてはいかがでしょうか?



詩に歌われた情景を想像しながら音読を繰り返してください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。
ご意見参考にさせてもらいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/28 21:39

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