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http://takedanet.com/2012/02/post_82d9.html

上記武田邦彦さんのブログに次のような内容が記されています。

(1)環境省は、日本が削減すべきマイナス6%(6%は形式的な数値で本当はマイナス19%)を実質的に減らすために国際会議で「森林吸収分を参入する」という交渉をした。

(2)ヨーロッパ勢は「科学的には無関係だが認める」というコメントを出した。

(3)政府は国際的な間違いを国内に持ち込まざるを得なくなり、「森林の働きでCO2を減らす」という非科学的方針を打ち出した。
林野庁や森林総合研究所、森林関係の学者一斉に「森林はCO2を吸収する」と言い始め、マスコミはそれに追従し、ついに子供たちまで科学的な間違いを教え始めた。

(4)昼間にCO2が減って、夜、光合成が止まるのでCO2が上がる。
しかしそれは「樹木がCO2を吸収する」ということではない。

(5)樹木がCO2を吸収するのなら「昼と夜の合計」を測定して、その増減を調べなければならないのであり、「昼と夜の差」を調べても結果は得られない。

(6)栄の交差点はオープンな場所ですから測定自体がCO2の増減を調べることはできない。

(4)(5)がよくわかりません。

質問


昼間光合成によってCO2が減るのであれば、夜CO2が減らなかったとしても森林はCO2を吸収するといえるのではないかと思うのですが。
それとも、夜には植物はCO2を出しているということでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

この話は、本質からずれた議論が横行しています。



地球温暖化、気候変動の原因(と考えられていること)について、世界の常識を無視した自称「科学者」の言い分が正しいかどうかは簡単に確かめられます。
IPCCやUNFCCCで検索して、多くの研究者が認めている公文書を見てください。

以下、要点を説明します。数値が必要であれば、上記で

(1)まず、植物体中の炭素量 = 光合成で吸収する炭素量 > 呼吸で放出する炭素量
  植物体の乾燥重量の約半分が炭素です。
  質問者は植物を見たことがありますね、炭素量が0やマイナスになりますか?
(2)炭素の収支(吸収量-腐朽・燃焼量)の結果としての「現存量」が問題なのであって、
  夜・昼あるいは夏・冬の話ではない。年単位で考え、そこに炭素があるかどうか。
  質問者の(4),(5)(6)は、多くのニセ学者(?)が使うごまかし。
(3)植物によって、大気中の二酸化炭素が減少してきたという歴史的事実がある。
(4)化石燃料の使用が増大した産業革命以降、二酸化炭素濃度が増加してきた。
(5)ゆるやかな低温化傾向にある地球の長期的な気候変動を上回る温暖化要因が存在し、
 それが二酸化炭素の増大で説明される量と符合しているという事実。
 大気中の二酸化炭素 = 全地球の炭素 - (地表・地中の炭素 + 海洋中の炭素)
炭素の総量は一定で、配置が変わっているだけです。

(6)大気中の二酸化炭素の増加の主な要因は、化石燃料の消費+セメント生産+森林減少
 (人間の呼吸量など誰も問題にしていません。)
(7)森林減少は、森林生態系(植物+土壌+動物)中に蓄えられてきた炭素の放出。
 その影響は産業革命以降の大気中二酸化炭素増分の1/3~1/4を占める。

(8)よって、国連の気候変動防止枠組み条約(UNFCCC)では、各国に「化石燃料の節約」と「森林面積の増加(回復)」を求めている。
  森林分野に求められているのは、失われた森林が放出した炭素を再び閉じ込めること、
  バイオマス燃料の使用によって化石燃料を節約することは本質では有りません。
(9)京都議定書の 森林による吸収量 = 増加した森林面積 × 吸収係数

(10)ここで、森林面積を減少させていなかった(増加の余地が少ない)日本の特例として、
  「新たに造林した森林面積」に代えて「手入れを行った森林面積」で計算しても良い
   という「政治的合意」がなされた。 質問者の(1)、(2)はこのことを歪曲している?
  (もう一つは、他の国で新規植林をおこなっても日本の増分とみなすという合意)

「政治的合意」ではあっても、「科学的根拠」はあります。でなければ、ヨーロッパの環境団体が認めません。
 それは、次のような理由です(他国から見て)。
1.日本の森林が減少していないのは、他の国・地域から木材を買っているから。
  (その結果、日本の森林の現存量は増加している。事実です)
2.日本は自国の森林資源をもっと使って、他国に迷惑をかけるな!
  (二酸化炭素問題です。経済的問題ではありません)
3.日本の多くの人工林は手入れ不足であり、将来利用される見込みがない。
4.手入れを行うと、将来は利用(伐採)するはずだ。
  結果的に、新規植林と同じ意味になる。

ということです。かなり強引なこじつけです。
しかし、ヨーロッパ勢の合理的考えから見れば当然といえます。
このような「世界の常識」を、あなたはどのように考えますか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、 IPCCやUNFCCCで検索すればいいのですね。

感謝します。

お礼日時:2012/02/13 16:03

No.10のお礼、拝読しました。


No.10の訂正「呼吸(炭水化物と水)」→「呼吸(炭水化物と酸素)」です。

学校も予備校も講義も本ではありません。ライブであり、動画であり、音声です。テレビはそもそも見ても勉強になりません。テレビ嫌いの人の方が頭がいい、というのが私の意見なので、頑張って下さい。

武田さんが文字にされなかったのだから仕方ありません。先に音声ファイルを提供している武田さんの固有名詞をあげながら音声部分を抜きに批評するのは科学的な議論ではありません。

(4)これも音声を聞かなければ話がすすみません。私は武田さんの秘書ではないのです。「具体的に」が音声ファイルの中にあるのです。武田氏の文はとりあえずのところ音声内で紹介している具体的事例に関して「吸収」うんぬん言っているのです。
市の税金の使い方と印象的な科学教育についての指摘なのです。
質問者さんは武田氏のHPをチェックされているのですよね。私はしていません。私の質問でもありません。私は植物が二酸化炭素を吸収していないなどと言っていません。
結論だけ正しいというのでは科学になりません。導けない結論を導いたらニセ科学なのです。武田氏は「それからでは吸収しているとは言えない」という点では100%正しいです。
二酸化炭素が樹木になっているというのならば少なくとも樹木自体の増加量を調べてそう言うべきなのです。二酸化炭素濃度の測定から植物の光合成に飛躍する、その点で、間違った科学教育になっているのです。

森林吸収量=森林面積×樹幹の成長量×拡大係数×容積密度×炭素含有率×二酸化炭素換算係数

二酸化炭素濃度の測定は関係しません。武田氏が何を言いたいのかは知りませんが、そう言えば問題なかったはずです。


(5)はどのように理解できたのでしょうか。具体的に提示して下さい。

No.7とNo.9の引用はあなたの言葉ではありません。理解されているのでしょうか。これらは今回の武田氏のコメントとは関係のない言説です。

成長した樹木は朽ちないのですか?国際機関が出ているだけで納得するのを権威主義というのです。ですから引用のみの回答者さんがどう理解しているか具体的に提示されるべきです。武田氏が文字する必要はありません。文字にする必要があるのは音声ファイルを添付していない質問者さんです。
国際機関は成長した植物が石炭になる研究を発表すべきです。

「国立環境研究所」
http://www.nies.go.jp/gaiyo/kenkyusya/index.html
など、こういう関係者がいくらでもいます。地球の生命ではなくこの人たちにとって大切なのです。
地球に優しくしたい人がどんな生活をしているのか?という事です。生活の文明水準を下げる事、産業を停滞させる事が必要になってきます。輸入に頼る日本だけ低排出になっても地球全体では意味がありません。生活の現状維持には地球大気へ二酸化炭素の排出が必要なのです。
人口も増え続け、文明も二酸化炭素の排出量を増やしてきました。植物が吸収するというのを免罪符にするのは偽善になるでしょう。我々にとっては二酸化炭素も言わばゴミですので、増え続けるゴミの分別も免罪符にしたら偽善です。本質的な消費抑止活動が国際的にも国内的にも盛り上がっていませんよね。


「化石燃料の節約」と「森林面積の増加(回復)」はそのとおりでしょう。森林”面積”ですからね。面積が増加することなく植物の生長しても朽ちれば相殺されて同じになります。植物の生長ではなくて石炭や石油になれば話は別ですが。

理解は難しくありません。自分で勉強して考えようとしない権威主義ではなくて、地道な科学的思考を実践すれば。

パソコンはお持ちなのですよね。
>『ちょっとパソコンの調子がわるくて、音声を再生できないんです。』
ちょっと音声ファイルを開けないというのは改善された方がいいのではありませんか。

今回のご質問(4)と(5)の進展は、あなたのパソコンがちょっと調子よくなるのを待つほかありません。

(質問文)
>『昼間光合成によってCO2が減るのであれば、夜CO2が減らなかったとしても森林はCO2を吸収するといえるのではないかと思うのですが。』

(朽ちるまでは)そうです。が、CO2濃度の測定は「昼間光合成によって減るのであれば、夜減らなかったとしても」の証拠にもなっていないのです。そしてその比較は樹木の吸収量を示していないのです。まずは、そこが議論されているのです。『昼間光合成によってCO2が減るのであれば』の前提から『森林はCO2を鳩首する』は同義反復ですから意味もなく正しいです。

>『それとも、夜には植物はCO2を出しているということでしょうか。』

夜も昼も極相林もありません。植物は呼吸して二酸化炭素を生成しています。
ある測定が何を示し、ある科学法則がどの事実の責任を持っているかの議論なのです。
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No.6のお礼ありがとうございます。


なるほど、武田さんはマスコミより早かったのですか。

>『音声のところは聴いていません。
時間かかっちゃうので~。
聴くより読むほうがうんと早いし、読み返したいところを何度でも読めるので。』

それはそうなのですが、数分の事です。
読書の速さと理解の早さかは別です。新聞をいくら早読みしても現実社会の理解が進まないのと同じです。音声を聞かずに回答者の文を早読みしても問題解決になりません。
音声ファイルのあるページと無いページがあります。ある所は文章では説明し切れていない証拠なのです。疑問の(4)と(5)の解決については音声を聞く必要があります。質問の解決が目的のやり取りであり、他人の文を読書するのが目的ではありませんよね。私は(4)と(5)について説明したのですがいかがですか?理解してくれましたか。武田さんの主張が正しいかどうかはその後の問題です。

『第3節 細菌の光合成と化学合成』(啓林館。トップ>生物II>第1部 分子からみた生命現象>第3章 光合成と窒素同化>第3節 細菌の光合成と化学合成 )
http://keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biol …

高校の生物で習うことです。細菌による光合成です。

CO2 + 2H2S → [CH2O] + H2O + 2S

また、光合成を用いない化学合成細菌においても二酸化炭素を利用しています。
>『化学合成では,まず,化学反応によって生じる化学エネルギーが用いられて,ATPとNADPH+H +がつくられる。次に,これらとCO2とから炭水化物がつくられるのである。』

植物も生きています。代謝してエネルギーを得なければなりません。植物がエネルギー源に炭水化物を利用すれば二酸化炭素が生じます。それが呼吸です。植物も人間もありません。

二酸化炭素と水から炭水化物と酸素を作ったのですから、これを代謝すれば、総じて、逆の事が起こると考えていいでしょう。呼吸(炭水化物と水)から二酸化炭素と水が生じるのです。植物が代謝しなかった炭水化物を、微生物が利用して分解(微生物の呼吸を)すれば、同じ事で、二酸化炭素と水に戻ります。
地球表面を大木で埋めつくすのでしょうか。永遠に朽ちることも消えることもない。うっそうとしますね。物だらけの部屋のように。

★地球誕生以来の樹木が分解されていなかったら地表はどうなっていますか。足の踏み場もないんじゃないでしょうか。砂漠だって元は草木があったところも多いはずです。それが現実の歴史です。環境科学は地球の歴史科学です。スパコンの中の公式ではなく、現実の姿と向き合うべきです。頭で新しい歴史を創ってそれを主役にしたらダメでしょう。

皆さん雑談が主目的で長文を打ち込んでいるのではありませんので、読書ではなく、質問者投稿者さんの理解を望みます。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

音声のところ聞け、というアドバイスですね。
きちんと説明しなくて、もうしわけありません。
ちょっとパソコンの調子がわるくて、音声を再生できないんです。

>読書の速さと理解の早さかは別です。

ええ、別に同じだなんて言っていませんよ。
私にとって音声はとっつきにくいというだけです。
テレビも苦手です。

>ある所は文章では説明し切れていない証拠なのです。

武田さんはなんで文字にされないのかな、と思います。
口で言うより、文章にした方が自分自身の考えをまとめやすいと思うんですけど。
それに受けてにとっては、読む方が聞くよりも早くて正確ですよね。
ああ、本題から外れていますか。

>私は(4)と(5)について説明したのですがいかがですか?理解してくれましたか。

これについてお返事をしなかったので、再回答くださったのですね。
失礼しました。

(4)>【CO2削減問題における】『吸収している』とは言わないだろって指摘です。上がって下がっただけで(笑)吸収じゃないだろって事です。

それでは吸収しているのかわりに、どう表現するのが正しいのでしょうか。

>たしかにうっかりしていると騙されます

具体的にどのようにだまされるのでしょうか。

>(これは理科力の問題ではありません。まずは権威に弱いか強いかです)。

権威に弱いか強いかというのは判断しかねます。

(5)はわかります。

高校の生物で習うことを知らなくて、申し訳ありませんでしたね。

>植物も生きています。代謝してエネルギーを得なければなりません。植物がエネルギー源に炭水化物を利用すれば二酸化炭素が生じます。それが呼吸です。植物も人間もありません。

>呼吸(炭水化物と水)から二酸化炭素と水が生じるのです。植物が代謝しなかった炭水化物を、微生物が利用して分解(微生物の呼吸を)すれば、同じ事で、二酸化炭素と水に戻ります。
地球表面を大木で埋めつくすのでしょうか。永遠に朽ちることも消えることもない。うっそうとしますね。物だらけの部屋のように。

>地球誕生以来の樹木が分解されていなかったら地表はどうなっていますか。足の踏み場もないんじゃないでしょうか。

なるほど。

No.7の回答者さまが、次のようにおっしゃっています。

>武田さんの主張は、昼間に吸収するCO2と夜間の放出するCO2は一致するはずだというのでしょう。でもこれは樹木の成長を無視した話です。実際には樹木は成長しています。成長した分だけCO2の吸収量は放出量よりも多いのです。

また、No.9の回答者さまは次のようにおっしゃっています。

>森林減少は、森林生態系(植物+土壌+動物)中に蓄えられてきた炭素の放出。
 その影響は産業革命以降の大気中二酸化炭素増分の1/3~1/4を占める。
>)よって、国連の気候変動防止枠組み条約(UNFCCC)では、各国に「化石燃料の節約」と「森林面積の増加(回復)」を求めている。

質問して余計にわからなくなりましたが、それでよかったと思います。
単純に考えて結論が出せるような問題ではないと思いました。

>皆さん雑談が主目的で長文を打ち込んでいるのではありませんので、読書ではなく、質問者投稿者さんの理解を望みます。

別に読書するつもりはありません。
しかし、理解するのは難しそうです。

お礼日時:2012/02/15 09:55

こんにちは。

たくさんの方が書かれていますので,回答はもういいかと思っていましたが,書かれた多くの方が少し感情的になっておられますので,少しまとめさせていただきます。

質問の,
「昼間光合成によってCO2が減るのであれば、夜CO2が減らなかったとしても森林はCO2を吸収するといえるのではないかと思うのですが。それとも、夜には植物はCO2を出しているということでしょうか。」

については,特に後半部分はその通りという答えになります。理論的なことを整理します。

○植物の代謝について
 生物は植物に限らず,代謝を行っています。私たちもです。くだいていうと,あなたの体の形は1年前とほとんど同じでしょうが,細胞はほぼすべて入れ替わっています。例えば赤血球という細胞は140日程度しか生きていけません。ですから,不足した赤血球はつくらなければなりませんね。この材料は有機物です。私たちはこの有機物を食べ物で得ているわけです。だから,もしかしたらあなたの右手の親指をつくっている有機物は昨年は牛の体の一部だったかもしれません。
 さて,植物は食べません。では,有機物をどのように得ているのでしょうか。これが「光合成」です。光合成とは空気中あるいは水中の二酸化炭素(あるいは二酸化炭素のもとになる炭酸塩)を吸収して体に必要な有機物を合成します。このことから,緑色植物やあるいは藻類,一部の細菌類などは「独立栄養生物」という名称が付けられています。独自に有機物をつくるからという意味ですね。
 一方,植物も私たちと同じように「好気呼吸」を行います。これは光合成とは反対に,有機物を分解することで生きていくためのエネルギーを生産しているのです。
○環境中の二酸化炭素量について
 これらをまとめると,環境中の二酸化炭素量を論じる大きな柱は,生物の構成量となります。日中光合成をして,二酸化炭素を吸収する緑色植物などが,例えば100二酸化炭素を吸収するとします。また,24時間で緑色植物などを含めて好気呼吸をする生物がその作用で100の二酸化炭素を放出すると,この24時間の二酸化炭素の収支は0ということになるのです。このような場所は熱帯林などのいわるゆ極相に達した森林などです。安定しているということは別な意味では,少しでも変化があると,取り戻せないほどこわれることも意味しています。現在の熱帯林の伐採などによる砂漠化がそうです。
 ただし,日本の場合は,極相林がきわめて少なく遷移相という発達途上の森林がおおいのです。でここでは相対的に緑色植物の量が多いので,結果としてその環境中の二酸化炭素量は減ることになります。このことは局所の話ですので,地球規模でいうと炭素量は一定になっていますので,他の方がいわれている通り,有機物や炭酸カルシウム(珊瑚礁や鍾乳石など)などの形で固定され,その分気体の二酸化炭素量は減るということになります。このこともあって,最近は太陽光発電などの形で固定された炭素の化石燃料を使うのを減らそうとしているのです。
○まとめと環境問題に対する私の考え方
 以上が,回答になりますが,環境問題はきわめて複雑なシステムであることも知らないといけないと思います。つまり,知り得ていないことが多いということですね。人間の知識はあまりにも少なすぎることを私たちは認識すべきです。つまり,環境問題を論じる際には,科学的思考だけではたりないということです。そして,多くの人が本当の意味で環境のことを考えていかねばならないと考えています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>日本の場合は,極相林がきわめて少なく遷移相という発達途上の森林がおおいのです。
>有機物や炭酸カルシウム(珊瑚礁や鍾乳石など)などの形で固定され,その分気体の二酸化炭素量は減るということになります。

なるほど、単純に極相林は24時間の二酸化炭素の収支は0である、ということだけを考えてはいけないわけですね。

>環境問題はきわめて複雑なシステムであることも知らないといけないと思います。つまり,知り得ていないことが多いということですね。人間の知識はあまりにも少なすぎることを私たちは認識すべきです。つまり,環境問題を論じる際には,科学的思考だけではたりないということです。

全くその通りだと思います。

実際にどうなるか、モデル地区を作って実験してみるといいかもしれませんね。

お礼日時:2012/02/13 15:58

この武田邦彦さんという人は以前「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」という本を書いた人ですが、この本自体がウソばかりで読むに耐えないものでした。

要するに自分自身が環境問題を理解していないので、まるで人がウソを言っているように聞こえるということでしょう。自分が勝手に誤解して、いろいろ人のやることにイチャモンをつけているにすぎません。
さて、質問の件ですが、武田さんは樹木は昼間CO2を吸収し、夜それを吐き出すのだから、樹木はCO2を吸収しないといいたいようです。
「樹木がCO2を吸収するのなら「昼と夜の合計」を測定して、その増減を調べなければならないのであり、「昼と夜の差」を調べても結果は得られない。」
これは、そのとおりです。ですから栄のデータだけでもって樹木はCO2を「吸収している」と言い切ることはできません。でも、だからといって樹木はCO2を「吸収しない」といえるでしょうか。測定値に不備があるなら、「どちらともいえない」というのが結論です。実験に不備があるから樹木はCO2を吸収しないと、言い切ること自体が非科学的な議論です。
ところで、木は種から成長します。種は1gもないでしょう。それが、何年も経つうちに重さ何トンもある大木に育ちます。樹木の重さは成長の早い森林なら1ヘクタールあたり年平均で20トンずつ増えていきます。この重さはどこから来るのでしょうか。それは主に、空気中のCO2と土中の水を吸収した結果と考えられています。(他に重さを増やすものがないからです)
であれば、植物がCO2を吸収しないといと言い切ることは乱暴な議論です。確かにCO2の吸収は昼間だけであり、一方で樹木は一日中、わずかですがCO2を排出しています。(そのため、夜だけCO2を排出しているように見える。)しかし、合計すればCO2の吸収量の方が大きいはずです。(そう考えなければ、樹木が成長することの説明がつきません)
武田さんの主張は、昼間に吸収するCO2と夜間の放出するCO2は一致するはずだというのでしょう。でもこれは樹木の成長を無視した話です。実際には樹木は成長しています。成長した分だけCO2の吸収量は放出量よりも多いのです。
ただ、No.6の方がおっしゃるように成熟した森林なら、成長する樹木と枯れて分解する樹木が平衡に達するのでCO2の吸収能力は少なくなります。(腐葉土として蓄積されるCO2は継続します)
樹木は昼間CO2を吸収するが、夜は排出するなんてことは武田さんだけでなく、みんな知っています。にもかかわらず日本が樹木によるCO2の吸収量を算入するよう主張しているのは、単に昼間のCO2吸収量について言っているのではなく、新しく植林された樹木の「成長によって取り込まれる」CO2を算入するように言っているのです。これは世界的に認められていることで、「科学的には無関係だが認める」とか「間違いを国内に振り向けざるを得なくなった」などという馬鹿げたことはあり得ません。(国際社会は、こんなあいまいな議論がとおるほど甘くはありません。多分、武田さんの作り話でしょう。)
栄の測定値に疑問があるからといって、樹木はCO2を吸収しないとまで言い切る。武田さんはいつも、こんな思い込みで環境問題を勝手に誤解してイチャモンをつけているようです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>この武田邦彦さんという人は以前「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか」という本を書いた人ですが、

本は読んでいないんです。
ブログの中で、ダイオキシンは無害であるとか、石油は枯渇しないとか、そういうことを書いておられます。
私の印象としては、原発・放射性物質以外のことは少々説明不足だな、と感じます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0% …
↑ウィキペディアにも批判めいたことが書かれてありますね。

>この本自体がウソばかりで読むに耐えないものでした。

質問の趣旨からずれますが、具体的にはどういう点がウソだとお考えになりますか。
ウィキペディアに書いてある以外のウソなどはありますか?

>ですから栄のデータだけでもって樹木はCO2を「吸収している」と言い切ることはできません。でも、だからといって樹木はCO2を「吸収しない」といえるでしょうか。測定値に不備があるなら、「どちらともいえない」というのが結論です。

そうですね、私も同様に思いました。

>樹木の重さは成長の早い森林なら1ヘクタールあたり年平均で20トンずつ増えていきます。この重さはどこから来るのでしょうか。それは主に、空気中のCO2と土中の水を吸収した結果と考えられています。(他に重さを増やすものがないからです)
であれば、植物がCO2を吸収しないといと言い切ることは乱暴な議論です。

>武田さんの主張は、昼間に吸収するCO2と夜間の放出するCO2は一致するはずだというのでしょう。でもこれは樹木の成長を無視した話です。実際には樹木は成長しています。成長した分だけCO2の吸収量は放出量よりも多いのです。

>樹木は昼間CO2を吸収するが、夜は排出するなんてことは武田さんだけでなく、みんな知っています。にもかかわらず日本が樹木によるCO2の吸収量を算入するよう主張しているのは、単に昼間のCO2吸収量について言っているのではなく、新しく植林された樹木の「成長によって取り込まれる」CO2を算入するように言っているのです。

なるほど、参考になります。

>「科学的には無関係だが認める」とか「間違いを国内に振り向けざるを得なくなった」などという馬鹿げたことはあり得ません。

武田さんはこれについてのソースを示すべきでしょうね。

勉強になりました。感謝します。

お礼日時:2012/02/13 15:49

面白い質問をありがとうございます。

ご紹介リンクは出来立てホヤホヤの言論ページなのですかね。

既出回答を見ましたが、質問者さんの問いである(4)と(5)に対する直接の答えが未だ無いように思いますので、回答します。

その前に、形式的に正しい二枚舌先生にはどこかで騙されます。正々堂々とした態度の裏表の無い正直な言論人かどうかが大事です。そういう人は少ないです。というかまずお目にかかれない貴種。
コメントの内容はともかく、武田邦彦さんは言論者としての条件を満たしています。以下の二つがない人の発表など問題外です。
>『(平成24年2月5日)』
>『(C) 2007 武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ』


ご紹介リンク先にあります、「takeda_20120205no.415-(8:32).mp3」をお聞きになられましたでしょうか?

面白い語り口ですが、日本語による科学の解説が荒削りなんですね。
ウェブページの文章をもう少しきっちり書いてくれたら、質問者さんも悩まなかったと思います。何よりも、指摘してくれた事が科学者としての第一義を果たされていますね。



(4)木が近くにあると光合成によってCO2が増減します(そう考えられます)。そのCO2の増減を調べると上下しているのでしょう。
そこで悪意のある大人が幼い小人たちを詭弁にかけるのですね。
「昼間の値が、夜よりも低いでしょ」
「低い低い」
「吸収しているからですよ。地球の二酸化炭素を吸って減らしているんです」
「なるほど!」
これは違うだろ、それを【CO2削減問題における】『吸収している』とは言わないだろって指摘です。上がって下がっただけで(笑)吸収じゃないだろって事です。たしかにうっかりしていると騙されます(これは理科力の問題ではありません。まずは権威に弱いか強いかです)。

(5)たとえば、時刻を決めて、一年を通じて出した平均値で比較しないと【大気のCO2濃度】の変化なんて比較できませんよね。昼と夜がおもっきり変わっても、一日の平均濃度で翌日と比較したら変わらないだろ。どこが吸収されてんだということです。子供たちが感動した昼の光合成によるCO2が減った、その上下変動の結果である(4)は、大気中のCO2を(その落差分)吸収したわけではない。差を見るな、平均を後日と比較してみろ。氏は一万年かかるとか(笑)言っていますが、むしろCO2濃度が上がるおそれもあります。木のそばで【大気中濃度】を測るのが悪用の始まりです。

しかしこの増減は昼間の木が光合成でCO2を吸収している(と思われる)事実を示しているのです。
ですから最初から、氏は、それが大気中のCO2濃度が下がったという証拠にはまったくならないと言えばわかりいいのです。
言葉足らずで木の光合成を否定するような表現は間違いです。先生の日本語力ですね。それでも言論人になれたのは、形式よりも卑怯な言論界・科学界の中で希に見る正義感が認められたからでしょう。とりあえず右にならえ長い物に巻かれろが何万人いても権威一人のクローンに他ならないのですから、武田邦彦は一人の価値があります。
チェックされているんですか?原発で何か質問者さんの気を引くような発言をしたのですか。私はぜんぜん知らないのですが。この先生は面白いですよね。悪気のない破天荒な感じが。


有機物に変化したCO2だけでなく、炭酸カルシウムというのもあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。


音声のところは聴いていません。
時間かかっちゃうので~。
聴くより読むほうがうんと早いし、読み返したいところを何度でも読めるので。

>日本語による科学の解説が荒削りなんですね。

私は武田さんのブログ面白いと思ってよんでいます。

原発・放射性物質についてはとてもわかりやすく説明してくださってるんですが
専門外の、政治とか歴史とか生物学とかはよく意味がわからないところが数多くあります。

>とりあえず右にならえ長い物に巻かれろが何万人いても権威一人のクローンに他ならないのですから、武田邦彦は一人の価値があります。

そうですね、ほんとうかどうかは別にして、興味深いです。

>原発で何か質問者さんの気を引くような発言をしたのですか。

今年になってからセシウムの降下量が増えているとか、そういう一般の人にとって役にたつ情報をブログに書いてくださっています。
なぜか、テレビ局はぜんぜん報道しませんでした。
ようやく一か月くらいたってから報道しましたが、被曝してしまったあとで報道してもねえ。

>有機物に変化したCO2だけでなく、炭酸カルシウムというのもあります。

なるほど、そうなんですか。
勉強になりました。感謝します。

お礼日時:2012/02/13 15:31

森林がCO2を吸収するというのは、単に光合成における


収支の事を指すのではなく、空気中のCO2を有機物として
固定し、地面に堆積させることによります。
つまり、我々が今、CO2をまき散らしている石油や石炭は、
そうして太古の植物が空気中から固体にする事で、
大気中のCO2濃度を低下させた産物なのです。

それではなぜ、熱帯雨林ではCO2削減されないかというと、
実は熱帯雨林の地面は、葉っぱの積もった黒土の部分が
1mほどだったりして、非常に薄いのです。
それは、高温多湿により、落ちた葉っぱや枯れた幹が、
微生物によって活発に分解され=CO2に戻され、また
多雨によって流される事によって、蓄積されないのです。
(寒冷地の湿地帯などでは分解されない植物組織が厚く
堆積して、園芸用の土、ピートモスとして販売されています)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> それは、高温多湿により、落ちた葉っぱや枯れた幹が、
微生物によって活発に分解され=CO2に戻され、また
多雨によって流される事によって、蓄積されないのです。

なるほど~、そういうわけで熱帯雨林ではCO2が削減されないんですね!

勉強になりました。ありがとうございます!

お礼日時:2012/02/10 12:16

武田邦彦さんについてはどのような方なのか全く知りません。

残念ながら、生態系の基礎知識は全くない方と思います。とても恥ずかしくて言えないレベルと思います。何か馬鹿馬鹿しいものですからイライラしながら記載していますがご質問者さんに対してのものではありませんのであしからず。

しかしながら安定した森林である「極相林」は、CO2削減に効果が無いことは事実です。植物も生物ですから呼吸をしてCO2を排出しています。この量を呼吸量と言います。一方で植物は光合成でCO2を吸収しています。これを光合成量と言います。成長しなくなりました極相林は、この呼吸量と光合成量が等しくなるのです。ですからCO2の削減効果はありません。鬱蒼とした森林にはCO2削減効果はないのです。

しかしながら、地球上のCO2を削減しているものは植物だけです。それではなぜCO2を吸収・削減できるのかは、植物が生長し、その枯死したものが保存されているからです。石炭はその良い例ですし、石油もある意味その例です。燃やさない限りそこに過去に植物が削減しましたCO2が固定されているのです。ですから木の生えていない所に植林することはCO2削減効果はあります。

しかしながらCO2削減が、地球にとって意味あることかと問われれば、私は意味のないことと思います。地球の過去の歴史を紐ときますと、現在よりもとんでもなくCO2濃度が高く温暖化が進んでいた時期もありますし、反対に寒冷化がすすみ地球全てが凍結する全球凍結も何度もありました。人の力でイエローストーンの巨大火山やスマトラ島のトバ火山の噴火を止めることは出来ません。いずれそれらの火山が噴火しまして、人類の大多数は絶滅する運命です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>安定した森林である「極相林」は、CO2削減に効果が無いことは事実です。

極相林って何のことかな、と思って調べてみました。

コケ→一年生の草→多年生の草→低木(アオキ等)→高木(タブノキ等)というように,植生は自然のまま放置しておくと,群落として生活のパターンをつぎつぎに発達させます。そして最後は,適度の湿り気をもった豊かな土壌の上の木の群落(森林)に落ち着きます。このように生活パターンを変えていく,いわゆる「遷移」(サクセッション)の最終段階のことを,極相(クライマックス)といい,この段階に到達した森林は一応自然の完成した姿といえ,極相林と呼ばれます。

http://www.weblio.jp/content/%E6%A5%B5%E7%9B%B8% …より引用

>成長しなくなりました極相林は、この呼吸量と光合成量が等しくなるのです。ですからCO2の削減効果はありません。鬱蒼とした森林にはCO2削減効果はないのです。

なるほど、そうでしたか。

>しかしながら、地球上のCO2を削減しているものは植物だけです。それではなぜCO2を吸収・削減できるのかは、植物が生長し、その枯死したものが保存されているからです。石炭はその良い例ですし、石油もある意味その例です。燃やさない限りそこに過去に植物が削減しましたCO2が固定されているのです。ですから木の生えていない所に植林することはCO2削減効果はあります。

勉強になります!

>しかしながらCO2削減が、地球にとって意味あることかと問われれば、私は意味のないことと思います。地球の過去の歴史を紐ときますと、現在よりもとんでもなくCO2濃度が高く温暖化が進んでいた時期もありますし、反対に寒冷化がすすみ地球全てが凍結する全球凍結も何度もありました。

なるほど、あらゆる方向から考えてみることが必要なんですね。
武田邦彦さんもCO2削減はしないほうがいい、と言っておられました。
回答者さまとは違う理由からのようですが。
co2が問題になっているのは、地球温暖化につながるから、ということのようですが
武田さんは温暖化したほうがいい、とおっしゃっています。
逆に寒冷になってしまうと、食糧不足に陥るからだと言う理由だったと思います。

もちろん、武田さんはこの方面での専門家ではなく、間違っているかもしれません。

私は武田さんのブログを毎日読んでいますが、それは主に福島第一原発による放射能汚染の防御や実態などを知るためです。

何が本当に正しいか、ということを見極めるのは難しいですね。
しかしながら、専門外の人の意見も含め、いろいろな説を聞くことは大切だと思います。

お礼日時:2012/02/08 13:48

たぶん炭素の話をしたいんだとおもいますよ、この先生は。



植物が二酸化炭素を吸うのは事実ですし、
夜の間は酸素を使って二酸化炭素を吐くのも事実です。
で、それをこの先生もみとめてらっしゃる。当然ですけどね。

そのリンク先にかかれてませんが、
1日の総量でみれば、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す
その能力のほうが植物は高いんです。わずかですけど。
もちろんこれは先生もご承知でしょう。

で、その能力が高いってことは、
植物は二酸化炭素を変換して身体を作ってる事になります。

回りくどい書き方をされているので混乱するだけかと思いますが、
「みんな炭素循環の話をすっとばして森林の話をするんだ!信じられない!」
と先生は言いたいんでしょう。

つまり、森が二酸化炭素を多めに吸っても、
炭素としてそこに一旦とどまっているだけで、
Cが空気中にあるか有機質中にあるかの違いでしかなく、
炭素量、という意味ではプラスもマイナスもしてないんだよ、という。
で、木の寿命が来て分解されればもう一回二酸化炭素になっちゃうよ、と。
さらに言えば、燃やして燃料として利用しても、やっぱり二酸化炭素になるよと。

だからCO2がどうのって言葉遣いより、Cって書きゃいいものを…、
と、先生の文章を呼んで思った次第です。



ようするに、もうありえないほどの森林量までジャングルにして、
それを使わずに維持し続けないと意味が無いよって事です。

木が育ったから、じゃぁ燃やそうか→大気中にCがリターン。
ちょっと邪魔だから切ろうか→やがて腐って大気中にリターン。
で、まったく意味無いのよってことでしょうね。
生きている木、として増やし続け、
消費しない事でしか大気中に戻るのは防げませんので。



って推測で書いてて不安になったのでググッたところ、
やっぱり私の推測であってました。ホッとしました。

http://takedanet.com/2007/08/post_d2e1.html

武田先生の別のページです。
炭素固定と循環についてかかれてますので読んで下さい。
思うに、言ってることは正しいけど説明が下手なんじゃないかこの先生、と思います。

木材利用や発電の燃料、木炭としての利用、生物分解でバイオディーゼルにしたところで、
重機や施設の稼動にはエネルギーが必要→つまり石油や何かを燃やしてエネルギーを得る。

せっかく炭素を固定した木材を利用するためだけに、
どれだけエネルギーが必要で、どれだけ炭素を発生させるんだろうね、
空気中の炭素はかえって増えるんじゃないの?って話がしたいんだと思いますよ。



(6)は単純な話、密閉空間でないと数値は得られないというだけ。

あ、冒頭でも触れましたけど、植物は夜に二酸化炭素を吐きますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>1日の総量でみれば、二酸化炭素を吸って酸素を吐き出す
その能力のほうが植物は高いんです。わずかですけど。

なるほど、それが森林がco2を削減すると言われる根拠なんですね。

>森が二酸化炭素を多めに吸っても、
炭素としてそこに一旦とどまっているだけで、
Cが空気中にあるか有機質中にあるかの違いでしかなく、
炭素量、という意味ではプラスもマイナスもしてないんだよ、という。
で、木の寿命が来て分解されればもう一回二酸化炭素になっちゃうよ、と。
さらに言えば、燃やして燃料として利用しても、やっぱり二酸化炭素になるよと。

>だからCO2がどうのって言葉遣いより、Cって書きゃいいものを…、
と、先生の文章を呼んで思った次第です。

>木が育ったから、じゃぁ燃やそうか→大気中にCがリターン。
ちょっと邪魔だから切ろうか→やがて腐って大気中にリターン。
で、まったく意味無いのよってことでしょうね。

はあ~、そういうことでしたか。
とても分かりやすい説明をありがとうございます。
よくわかりました。


>植物は夜に二酸化炭素を吐きますよ。
http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/shokubutu3.html
上記には植物は日中も呼吸をしていると書いてありました。

お礼日時:2012/02/08 13:32

植物は


昼間は呼吸(酸素→二酸化炭素)と光合成(二酸化炭素→酸素)をしています。
夜は呼吸のみ(酸素→二酸化炭素)をしています。

呼吸も光合成も植物からしてみれば、栄養を作り出す方法にすぎません。
太陽光があると、そのエネルギーを使って要領よくエネルギーを作り出せるので、昼間は光合成「も」しているわけです。



森林の働きだけでは二酸化炭素は減らないでしょう。
森林がなくても都会の人たちは、苦しむことなく呼吸しています。
地球規模で見れば光合成による二酸化炭素の吸収も微々たるものです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
植物が呼吸しているということを知りませんでした。(無知)
そうであれば、植物が酸素を吸着する量と二酸化炭素を吸着する量を比較しないといけませんね。

お礼日時:2012/02/08 13:21

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