「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

pen.3の500Mのちょっと古いパソコンでHDbenchをしたところ、総合得点が10425点でした。
(CPU単体では20000点と21000点くらい)
Win98se、メモリ128Mで3~4年ほど前のパソコンです。
先月買ったpen.4の2.4Gのノートパソコンで同じベンチマークを行ったところ、総合得点が35000点くらいで、やっとこ3.5倍ほどでした。
(こちらはCPU単体で55000点,91000点位)
こちらはWinXPでメモリ512M、ほかのどこをとってもこっちのスペックは上です。
CPUクロックだけ見ても約5倍なのに思ったほどの差が出なかったのが不思議です。10倍位いくと思っていました。
なぜなのかわかる方、暇な時にでもご指導ください。

A 回答 (1件)

 まず、異なるCPUの場合、クロックと性能は、必ずしも比例するものではありません。

コアにより一概には言えませんが、Pentium 4登場当時から、1クロック当たりの性能では、PentiumIIIはPentium 4より上であり、その分、Pentium 4はクロックを上げて性能を稼ぐタイプのCPUと言われています(パイプラインを深くし、クロックを上げやすくなっている)。

 具体的な数値については、私も詳しく知りませんが、使用者の話として、Pentium III 1GHz≒Pentium 4 1.4GHz程度では?というのを見掛けたことがあります。Pentium 4にも様々なコアがありますし、今回、比較対照になっているPentium500MHzについても、KatmaiコアとCoppermineコアのものがありますから、この例には当てはまらないと思いますが、コアによっては、クロック当たりの性能が、Pentium IIIの方に分があることもあり得る、ということは言えると思います。

#ここで言うコアというのは、CPUの内部構造の細かな
#バージョンアップの差みたいなものだと思ってください。
#同じクロックのPentium 4でも、コアにより性能が異なります。

 次にメモリについてですが、このベンチマークの場合、メモリの量でななく、メモリへの読み書きの際の速度を計測しますので、128MB、512MBという量の差はほとんど関係ありません。

 Pentium III 500MHzのメモリというと、クロックが100MHzのSD-RAMだと思います。Pentium 4 2.4GHzのノートPCのメモリをざっと検索したところ、PC2100=クロック133MHzをダブルデータレート(DDR)で作動というものが多いようです。133×2=266MHz相当で作動するので帯域幅が2.1Gbyte/sec、100MHzのSD-RAMの帯域幅が0.8Gbyte/secですから、メモリ自体のデータ転送能力の差は、スペック上、2.6倍程度の差があることになります(というか、2.6倍程度の差しかありません)。

#メモリの帯域幅だけで、性能が決まるわけではありませんが、
#5倍、10倍の性能差はあり得ないということです。
#ただし、CPUのメモリキャッシュが影響して、
#メモリ本来の性能が計測できない場合であれば、
#ベンチ上は高い値が出る場合はあり得ます。

 特に各種ベンチマークに詳しいわけではありませんが、新旧PCのCPUクロックが5倍で、ベンチマークが3.5倍程度の差なら、別段、変な値ではないような気がします。ベンチマークで10倍の差を付けるためには、単純に、CPUの演算能力も10倍以上、メモリもハードディスクも、それぞれ10倍以上の性能差が必要になるのではないでしょうか。

 ちなみにうちのPC(ミドルタワーの半自作機)は、AthlonXP 2500+(CPUの実クロックは1833MHz)、メモリがPC2700の512MBで、ALL=44710、CPUのInteger=74045、Float=90224と言った感じです。

#久しぶりにHDベンチしてみました。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。
PEN4の方が絶対に高性能だ、と信じ切ってノートを購入しました。確かに高性能なのですが、期待したほどじゃなかったので何故かなと思った次第です。
Athlonの方がPEN4より高性能な感じですね。

お礼日時:2003/12/14 20:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報